永平寺町は、1JA1町の小さな地域ですが、JA永平寺が事務局となり、「永平寺町特別栽培米部会」を約10年前に立ち上げ、JA・町・県一体となって、れんげを緑肥とした無農薬・無化学肥料栽培米「れんげ米」を推進しております。
JA永平寺については、こちらのHPをご覧ください。
http://www.ja-eiheiji.jp/product/
しかし、「れんげ米」およびその他の米についても、ブランド化しているとは言い難く、平成30年問題や、ポストこしひかりの誕生もあり、今後の生産・販売について、生産者および関係機関は、暗中模索の状況です。
そこで、西島様には、「地域一体となったブランド米を目指して」として、他産地の状況や、米のブランディング戦略、米の販売店からの産地への提案等につきまして、厳しいご意見を頂きたいと考えております。
という依頼が届いたので、快諾をした。
日時:平成29年3月4日(土)9:30~12:30。
場所:JA永平寺本所(福井県吉田郡永平寺町諏訪間47-27-1)。
参集者:福井県吉田郡永平寺町管内の農業者および関係機関 約100名程度。
主催:永平寺町農業指導推進協議会(永平寺町・永平寺町農業協同組合・福井農林総合事務所で作る協議会)。
参集者は、福井県吉田郡永平寺町管内の農業者および関係機関の約100名程度。
研修内容は、
・近年の農業情勢について(JA福井県中央会)30分
・ポストこしひかりについて(福井農林総合事務所)15分
・近年の永平寺町の米つくりについて(JA永平寺)15分
・地域一体となったブランド米を目指して(西島豊造様)1時間30分程度
その他
永平寺の「れんげ農法プロジェクト」のことは当初から知っていた。
「れんげ米」は、福井県特別栽培農産物認証制度の認証(農薬・化学肥料:不使用)である。
それに、永平寺町の小中学校の学校給食に採用されている。
「れんげ農法プロジェクト」の立ち上がりの時には、そこそこ情報が伝わってきていた。
「永平寺ブランド」という販売戦略を展開するとも聞いていた。
なので、それなりに動いていると勝手に思っていた。
しかし現状は違っていたようだ。
地域一体となったブランド米を作りたいというのであれば、自分のノウハウは参考になるだろう。
ならば、喜んで話に行こうと思った。