深夜から仕事を始めるので、一旦ベットに沈みます。
午前中に福井県庁に確認してもらうために送った、「いちほまれコンシェルジュ」を育成するための研修資料の修正版。
この修正版は、県庁からの返信メールにも書かれていたが、「外部にだせない内容」を大幅に追加した。
ブランド化戦略とうたっている各産地としては、のどから手が出るくらい欲しい内容が含まれている。
この資料を見ただけで、各産地の現状が見て取れるはずである。
その結果の、対産地の弱点を突いた戦略も作れてしまう。
さらに核心部として、産地が消費地で苦戦する、「消費者に対して、どのように伝えていくのか」という手法についても、一目瞭然で判るように追加してある。
眺めてみれば、「なんだ、なるほど」という程に、手法は簡単なのである。
しかし、どんな産地でも、これが見えていない。
見えなかったのは、単純にターゲットを絞り込んでいないからである。
今回の修正資料は、コンシェルジュのための資料と言うよりも、福井県に対しての資料と言った方が良いのかもしれない。
当然、非公開資料にしてもらうしかない。
9月11・12日に日本橋で開催される「いちほまれコンシェルジュ」育成研修の場で使用する資料を修正して、メールで送った。
文字にして、細かく説明したい部分などもあったのだが、ページ数が増え続けるだけのことから、その場での説明に留めてしまうことにした。
それでも結局、ページ数は増えて94ページとなってしまった。
自分の思いとしては、コンシェルジュであることから、ただ売り場に立って「いちほまれ」ですと言いながら販売するだけのものでは無く、「いちほまれブランド」についての話をしてもらいたいと思っていた。
なのだが、試験販売のはずが本格販売のようになってしまっている現実や、試験販売としてはありえないスーパーでの販売面積と数量などの問題が邪魔してしまっていることから、一番強く説明してもらいたいと願っていた、ポストこしひかりからの戦略部分が、言いにくくなってしまっていることから、資料についても、その部分は表現は弱くしなければならなかったのが、残念だった。
もう修正するには時間が無く間に合わないので、当日はこの資料のままで研修をしていく予定。
「いつまで持つ?」と聞かれた。
さぁ。
判らないなぁ。
もう10歳以上若ければ、後何年って言い切れたと思う。
この体力の中では、10年は持たないだろう。
さらに、体力と精神のバランスが保てないのも、誰が見たって明らかだものな。
だから、スピードをあげたいと思うが、ついてくる人、絶対に出てこない。
何故なら、スピードをあげるだけでなく、加速も必要なのだから。
まっ!
自分がいなくなっても、米業界にダメージは全く無いし、他のマイスターが、何とかするんじゃないの?
偉そうな事、沢山話してるんだから‼️
「お前、戻ってるだろ」の人が「いつからだ?」食い付いてきた。
封印していたエイリアンが目覚め始めたのは、多分、米業界の壊滅が確実なものとして見えた時。
次につなげるための計画と努力が、あざ笑われた時だろう。
それまでは、一人でも多くの生産者を助け、技術を引っ張りあげ、地域全体を活性化させると言う気持ちばかりだった。
しかし、それを無意味だと言われ、価値がないと言われ、愚かな計画だと言われた時に、日本の農業を活かすために治療にあたっていたブラックジャックが死んだ。
その死と共に、封印していたエイリアンが.、ゆっくりと目覚め始めたと思う。
その目覚めに合わせ、あれだけ死守しようとしていた産地の消滅を、当たり前の事として認め始めた。
それが、弱肉強食と言う言葉となった。
なら、自分は日本の農業を捨てるのかと言うと、それは違う。
過去のエイリアンは、確かに破壊のエイリアンだった。
しかし目覚めたエイリアンは、破壊と産みのエイリアンに変化していた。
今回目覚めた、変化したエイリアンは、神にも悪魔にも、瞬時に変わる。
だから、押さえ込む環境が必要なのだが、古い体質の米業界では、自分をコントロール出来る人はいないだろう。