こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

放っておけば

2018年05月24日 23時35分32秒 | Weblog


先程の投稿をする事になった、切っ掛けを作った問い合わせの最後に、「米屋の将来は、どうなりますか。助ける価値のある米屋はありますか」という、ちょっとイラッとさせる内容もあった。

米屋の将来なんて解らない。
何故なら、各米屋のレベルが解らないからだ。
助ける価値のある米屋が、有るか無いかも解らない。

以前、若手の米屋を助けようと、「超米屋」という組織を立ち上げたが、その組織に、自分が必要なかったようなので、組織から去ってしまった。

そうなると、組織の情報は一切入って来ないから、「超米屋」が活動しているのか、休止しているのか、解散しているのかも、今の自分は知らない。

米屋は元々一匹狼が多いから、生きるも死ぬも、自分だけで判断するから、放っておけば良いんじゃないかな?
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そう3年

2018年05月24日 23時06分12秒 | Weblog


ブランド米と言われるようになる限界が3年と言うのは、本当ですか?という、問い合わせがきた。

その通りで、ブランド化戦略を実行してから、たった3年で、勝負は決まってしまう。

新品種が話題になるのも3年。
それ以降は、ただの産地のお米としか言われなくなる。

ブランド化戦略の成功も失敗も、3年で解る。
たった3年の間に失速するような戦略なら、その先は無い。

自分としては、今秋の新米商戦が、面白くてしょうがない。
いったい、どれだけの産地や品種が、話題から外されるのだろうか。
いくつの産地と品種が生き残っているのだろうか。

消えるのは、北海道か、青森か、富山か。
それとも岩手か、新潟か。

宮城、山形は、話題になるのだろうか。
福井ですら、正直、話題になるか解らない。

問い合わせの文中に、「助けてあげる産地や品種がありますか」とも書いてあったが、自分としては、やる気があり、行動をおこしている産地なら、多分助ける。

しかし、それ以外の産地については、助ける気持ちは全く無い。

ルールとして、他のお米マイスターが関わっている産地と品種について、自分は関わる権限が無いので、どうなっていようが、自分からの助け船は出ない。

まだ田植えが終わったばかりであるが、自分の頭の中は、既に新米商戦になっている。
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恥さらし

2018年05月24日 22時09分55秒 | Weblog


大の大人が、権力を持った立場の人が、偉そうな事をいい続けている人が、協議だ会議だと言いながら、がん首集まったって、何一つ問題を解決出来ないなんて、自分たちのだらしなさを、さらけだすだけでしか無いな‼️
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そうなの?

2018年05月24日 12時30分39秒 | Weblog


新潟県のブランド化での質問ですが、南魚沼のブランド化は、埼玉県の金子商店で、北魚沼のブランド化は、東京のスズノブで、新潟県のブランド化は、東京の小池精米店、という考え方で合っていますか?
という問い合わせがあった。

そうなの?
知らない?

へぇー。

金子商店と小池精米店が、関わってるの?

本当だったらスゲーじゃん。

金子商店が付いているのなら、南魚沼は、来年、特Aに戻るんじゃない。
新潟県の新品種の新之助も、小池精米店が付いているのなら、グダグダブランドで終わらなくて済むんじゃない。

本当だったら、邪魔しないようにしなくては。
マスメディアの対応も、変わってもらおう。

重荷が無くなるので、ありがたやぁ~
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準備

2018年05月24日 10時07分07秒 | Weblog


昨日、流通のプロと、某産地からの依頼内容について話し合っていた。

プロが「何をやって良いか判らない」と言ってきたので、自分としてはビックリ。

「そんな事、今まで何度もやってきたんじゃないの?」
「そういう仕事じゃないか」
「何でいまさら聞くんだろう」と、下げて見てしまった。
さらに。
「それを、たかが米屋に聞く?」って、思いっきり呆れてしまった。

であるが、某産地からの依頼内容を見せてもらって、一気に思いが変わってしまった。

依頼内容は、数ページにわたっていて、産地としてやってもらいたい事が、順序よく書かれているように見える。
しかし、1ページ目の半分を読まないうちに、産地として、何をやりたいのか、何をやってもらいたいのかが、全く判らない内容だと理解できた。
「やりたいんですが、何をやって良いか判らないので、イメージを伝えますので、それを現実の形にしてもらいたいのです」と、言っているようであった。

自分は今まで、色々な産地のブランド化戦略を考えるだけではなく、実際に実行させている。
その中には、これと同じ内容の資料を作る産地もある。
だから直ぐに、産地が依頼しようとしている内容を、自分は理解できた。

なので、まず、産地の今のレベルを伝えた。
その上で、自分なりに理解した、産地が頼もうとしている内容を伝えた。

しかし、これは、厄介な依頼であった。

この依頼に答えるためには、初めに整理しておかなければならない事がある。
さらに順番を作らなければならないし、階層を作る必要もありそうだ。

産地にイメージが無いから、どこまで計画してよいのか、どこまで取り組む必要があるか判らない。

普通であれば、1に対して1だけの対応で終わってしまう。
しかし、産地にイメージが無いから、進めていく過程で、どうしても追加があったり、修正する必要等が出てくるのが普通である。
なのに、1:1で作ってしまうと、それらの対応は出来なくなってしまう。
酷い場合は、初めから作り直しとなる場合もある。

メーカーとしては、何度も発注が来る事になるので、お金にはなるだろう。
しかし、そんなその場限りの計画は、絶対に成功することは無い。

依頼相手を失敗させないようにするのがプロ。
なので、1に対して10の対応が出来るように、前もって準備しておく必要があるのだ。
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