日曜日に開催された「花キラリ説明会」最後は、JA新すながわだった。
全ての産地が資料に基づいての説明ばかりだったのに対して、「資料は読んでくれれば判る」と言い、15分間を自分の言葉で説明し続けた。
五ツ星マイスターでも、資料が無ければ、まともに話が出来ないレベルが沢山いるのにだ・・・・
資料を見ないで、聞いている人たちを納得させることが出来るのは、自分のやっている事に、絶対の自信があるから。
何が、どうして、どうなっているのかを、完全に理解しているから、難しい言葉を使わずに、判りやすい言葉だけで表現することも出来ている。
今回話している内容は、今まで話してきた、様々な説明の中で、多分、一番難しい内容だったと思う。
先月、自分が北海道のJA新すながわとJAたきかわで、みんなと話し合っていた内容も、ふんだんに盛り込まれていた。
なので、その場にいなかった人たちには、内容の前半が判らない事から、始めは、なかなか理解出来なかっただろう。
でるあが、聞いているうちに、誰もが、何を言いたいのか判ったはずである。
現実を語ってしまえば簡単である。
資料を使えば、もっと手を抜いた話が出来たはずである。
なのに、それをしないで、15分間、自分の言葉で伝え切ったのだから、褒めるしかないだろう。
東京会場に参加した他の産地は、このプレゼンテーションを、どう感じながら聞いていただろうか。
自分たちの先を言っている産地とは、こういう産地の事を言うのである。
あのJA北魚沼でさえも、JA新すながわについて「一目置いている理由」も、これで判ったのではないだろうか
スズノブはJA新すながわばかりを贔屓にしていると、しばしば批判もされる。
それでも自分が、いつもJA新すながわだけを押しているのか。
今回のプレゼンテーションを聞いて、理解できたのではないだろうか。
ちなみに、「JA新すながわ ゆめぴりか憲章」は、来月お盆前後に、発表する予定だそうである。
さて、どんな憲章内容となるのだろうか。