こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

JA新すながわプレゼン

2018年07月17日 14時18分33秒 | Weblog


日曜日に開催された「花キラリ説明会」最後は、JA新すながわだった。

全ての産地が資料に基づいての説明ばかりだったのに対して、「資料は読んでくれれば判る」と言い、15分間を自分の言葉で説明し続けた。
五ツ星マイスターでも、資料が無ければ、まともに話が出来ないレベルが沢山いるのにだ・・・・

資料を見ないで、聞いている人たちを納得させることが出来るのは、自分のやっている事に、絶対の自信があるから。
何が、どうして、どうなっているのかを、完全に理解しているから、難しい言葉を使わずに、判りやすい言葉だけで表現することも出来ている。

今回話している内容は、今まで話してきた、様々な説明の中で、多分、一番難しい内容だったと思う。
先月、自分が北海道のJA新すながわとJAたきかわで、みんなと話し合っていた内容も、ふんだんに盛り込まれていた。

なので、その場にいなかった人たちには、内容の前半が判らない事から、始めは、なかなか理解出来なかっただろう。
でるあが、聞いているうちに、誰もが、何を言いたいのか判ったはずである。

現実を語ってしまえば簡単である。
資料を使えば、もっと手を抜いた話が出来たはずである。
なのに、それをしないで、15分間、自分の言葉で伝え切ったのだから、褒めるしかないだろう。

東京会場に参加した他の産地は、このプレゼンテーションを、どう感じながら聞いていただろうか。
自分たちの先を言っている産地とは、こういう産地の事を言うのである。

あのJA北魚沼でさえも、JA新すながわについて「一目置いている理由」も、これで判ったのではないだろうか

スズノブはJA新すながわばかりを贔屓にしていると、しばしば批判もされる。
それでも自分が、いつもJA新すながわだけを押しているのか。
今回のプレゼンテーションを聞いて、理解できたのではないだろうか。

ちなみに、「JA新すながわ ゆめぴりか憲章」は、来月お盆前後に、発表する予定だそうである。
さて、どんな憲章内容となるのだろうか。
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判っているのだろう

2018年07月17日 11時37分57秒 | Weblog


母親の初盆が終わり、何時まで残して於ても仕方がないので、母親が着ていた服を処分しようと、エレベーターの中にまとめてあった。

朝から、フク君がエレベーターの前で、ニャーニャーと鳴き続けるので、何だろうとドアを開けたら、母親が最後まで着ていた寝間着が入っていた袋に擦り寄って、どうしても離れない。

なので、その袋だけ、処分するのを止めて、部屋に戻した。

さらに、その中の1枚を、フク君が何時も寝ている箱の中に、敷いてあげた。

母親っ子だったフク君。

迎え火した直後も、何時もはしないのに、仏壇の前で、お腹を出して、くつろいでいた。

ちゃんと、母親を判っているのだろう。

これを書いていても、涙が止まらない。
もう、目が真っ赤。

仕事、休みたい。
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送ってもらう

2018年07月17日 10時07分11秒 | Weblog


日曜日に四ツ谷で開催された「花キラリ説明会」で、11産地が使用した資料が欲しくて、また主催の「はくばく」に、資料を送ってもらいたいとお願いした。

特に欲しいのが、福井県、宮城県、山形県、岩手県。
各産地が、新品種について、どのように考えているのかを、もう一度確認しておきたいからだ。

福井県の「いちほまれ」は、元々全部に関わっているので、これからも全体的に関わっていくのだろう。
意地でも失敗させられない品種だから、他の五ツ星マイスターに任せる気持ちは、サラサラ無いし、どうせ任せても出来ないだろうし。

自分としては、山形県の「雪若丸」は「JAおきたま」のみ、宮城県の「だて正夢」も「JA登米市」のみと限定して、触るとしたら触る。
全体的な販売促進やブランド化みたいなことについては、個々に張り付いている五ツ星マイスターに、全責任を取ってもらえれば良いと思う(笑)

両方の県にとって、残す価値がある新品種なので、県としてのブランドは失敗に終わったとしても、JAブランドとして、なんとか存在させてあげたいんだよな。

岩手県は、別の五ツ星マイスターが関わっている事から、自分がマスメディア対応等の時に触って良いのか、関わっている五ツ星マイスターに100%任せて、自分はスルーしてしまった方が良いのかについて、来ていた担当者に直接聞いて確認をした。

岩手県の「金色の風」と「銀河のしずく」は、現状、かなり厳しい。
今の戦略では失敗が見えている事から、県にその事を伝えて、表に出す事が出来ない内情を聞いた。
どこかの産地が洗脳されたように言い続けていた「大人の事情」が物凄い。
これでは生きられるはずの2品種が、地元によって殺されてしまう。

内部だけで考えずに、外部の意見をもっと取り入れて、全体として動きやすくした方が2品種のためなのだが、そういうのが下手なのが岩手県。

こっそりやっているようでは駄目。
時間をかけてもダメ。
もっと堂々と、スピードを持ってやらなければ駄目。

岩手県は、大変だろうなぁ(笑)
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