どう考えても、産地をブランド化してあげられるノウハウを持っていないし、産地の追い込まれた現実を無視していると思うし、産地の将来を考えているとは思えないし、産地とシッカリとした契約も結んでいないと思われるし。
そんな駄目なイメージしか伝わった来ない米屋が、某産地が作ったブランド米を仕入れて、自分だけで囲い込んで販売している。
であるが、想像通りで、そのブランド米が売れていないと聞いた。
そして、その米屋は、自分がSPRでブランド化を進めている産地のお米を、ルールを無視して勝手に直接取引し、結果としてブランド化の妨げとなり、産地のブランド化を出来なくさせてしまう、たちが悪い米屋でもある。
その某米屋と取引をしている某産地と会って、やはり苦戦している事を聞いた。
生産量の少しだけが某米屋。
残りの半分が産地販売。
その他が売れ残り。
産地の生産量は、かなり少なく、普通であれば売切れる筈。
で、思った。
「のっとってやるか」と。
産地の現状と苦境は、既に理解した。
自分は、それを聞いただけで、直ぐに頭の中に戦略が描けた。
具台的に説明してしまうと、敵に塩を送る事になる。
なので説明はしないが、小さな産地だから出来る、小回りの利いた戦略は作れる。
ある意味、自分の得意な戦略である。
多分今日当たり、地元での話し合いをしてるのだろう。
その結果によっては、産地の将来のために「のっとる」。