こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

買い手がいない

2018年08月10日 15時52分19秒 | Weblog


新米が高温障害を受けて、1等にならなかった場合、価格を安くしますので、買って頂けませんか。○○○というブランド米として、何時もは販売しています。というメールが届いた。

ブランド米の基準は、1等のみとなっている産地が多い。
自分がブランド米と言っているのは、1等上~中まで。

1等下となると、ブランド米というにはリスクが高くなる。
なので、積極的にブランド米とは説明していない。

2等はブランド米基準を満たしていないので、自分の店では扱えない。
お客様も、そんなお米を望んでいないし。

安いお米は嬉しいが、売り先がないお米では、どうにもならない。
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優しい言葉

2018年08月10日 10時49分10秒 | Weblog


西島さんは、何でもハッキリと言い過ぎるので、もっと優しい言葉で言ってあげると、産地も付いてくるのではないですか?というメールが届いていた。

優しい言葉で話せば、産地は「いい話を聞いた」と喜ぶが、それで終わってしまう。
ちょっとしたイベントをすれば、それで納得してしまう。

しかし、自分が考えているのは、産地の将来。
「今が良ければ」ではない。

グダグダになってしまっている産地に対して、優しい言葉で話すと、100%何も変わらない。
さらに安心して、手を抜くだけ。

墓場に半分足が入っている生産者の平均年齢なのだから、もたもたしている時間は無い。

動ける前に動いてもらう。
ボケる前に考えてもらう。

今のままでは、ほとんどの産地が消える。
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1回だけ

2018年08月10日 09時32分49秒 | Weblog


各産地に作ってもらいたいとお願いしている「憲章」。

現在は、島根県「島の香り 隠岐藻塩米」と北海道「JA新すながわ ゆめぴりか」だけ(笑)

自分は、次の時代に必要であるからお願いしている。
それが理解出来ていれば、絶対に産地は作るだろう。
しかし、甘く考えている産地なら、作る事はないだろう。

後は産地の考え方。
自分は、とやかく言わない。

ただ「憲章」を作らないなら、ブランド産地にも、ブランド米にも、成る気持ちが無いのだろう。
当然、高く買ってくれとか、販路を広げてほしいとも言わないだろう。
言えないし、出来るはずないし。

「憲章」を作らない産地は、自分の戦略が気に入らない、理解出来ないからだろう。
それであれば、当たり前の事として、産地が自分が関わる必要もないだろう。
自分がやってあげる事は無いし、話す事も無くなるし。

なんか。
脅しているみたいな内容になったけど。

今年の新米が、かなり危なくなってきたから、自分の店のラインナップも、大幅に変更する可能性が出てきた。

その際、棚を残すか消すかは、産地の考え方から判断するしかない。

だから、1回だけ言う事にしたのだ。
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