こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

隙間

2018年08月25日 17時43分01秒 | Weblog


戦略を立てる時の注意は、小さな隙間ですら無くす事。
しかし、どこに隙間があるのか、なかなか見つける事は難しい。

隙間を見つけたければ、1つの考え方毎に、常に360度から見続けていれば良い。
徐々に、隙間が見えてくるようになる。

不思議なもので、隙間は1つ1つバラバラに存在しているように見えるが、実は、つながっている場合が多い。
だから、1つ見つけたら、必ず他にも有ると考えなくてはならない。

陥り易いのが「これで良い、これで出来た」という感情。

どんなに隙間を見つけて埋めても、必ずほころびるし、新しい隙間も必ず出来る。

戦略という物は、消耗するし、劣化もする。
だから、常に確認が必要だし、日々修正が必要となる。
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公表を

2018年08月25日 12時20分46秒 | Weblog


お米業界は戦国時代。

全ての産地が、ブランド米を持つ事はあり得ない。
そんなにブランド米が沢山出来ても、消費地の消費は変わらない。
それどころか、更に少なくなっていく。

なので、ブランド化を諦めて、業務用米に専念する産地も出てくるだろう。
しかし、TPPが動けば、中途半端な価格の業務用米は、売り先を無くしていくき、1kg 300円前後の価格でしか、買い手は認めなくなるだろう。

ブランド米も限界、業務用米も限界となれば、産地は、何をどうしたら良いのか、全く解らなく為ってしまう。
だからこそ、お米マイスターに頼る事が多くなってきたのだろう。

しかし、お米マイスターでもレベルの違いはある。
それは、五ツ星お米マイスターでも三ツ星お米マイスターという事ではない。
五ツ星お米マイスターであっても、三ツ星お米マイスターであっても、ピンキリの差があるという事だ。

なので自分としては、お米マイスターの誰に依頼しているのか、どの程度の範囲で依頼しているのか等を、産地は公表しておく必要があると思っている。

そうすれば、実力が無いお米マイスターに騙される事は、かなり少なくなると思う。
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間に合わない

2018年08月25日 10時57分07秒 | Weblog


自分のSNSを見ている某産地から、「不作、凶作用のブランドシートの存在を初めて知りました。参考にしたいので頂けませんか。マイスターにお願いしているのですが、いつになっても結果が出ません。新米の出来も期待出来ません。苦しい現状をご理解の上、お願い致します。」とメールがきていた。

なので、そのお米マイスターが作った資料という物をを見せてもらった。

酷い、酷すぎる。
こんな話を、産地に行って話していたとは。

戦略が1つも無い。

丁寧な栽培をする、品質を上げる、管理をしっかりする、イベントをする、発信をするって、何を今更。
そんなの、お米を売るためには常識。

産地が必要としているのは、その先の事。
なのに、何1つ書いていない。
綺麗事のオンパレード。

これで産地のお米が売れるのであれば、とっくに売れている。

とりあえず、ブランドシートは送ったが、まず普通作のブランドシートを作らなければならない。
と言う事は、初めからやり直しと同じ。

もうじき稲刈り。
完全に間に合わない。
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恥を曝す

2018年08月25日 10時04分39秒 | Weblog


お米マイスターが、産地のお米の戦略や販売に関わる事が多くなってきた。

なのだが、正直言って、その戦略の内容は、幼稚過ぎないだろうか。

普通作や豊作のお米を売るのは、誰でも出来る。
新品種を売るのも、経験があれば簡単な事だ。

産地がお米マイスターに求めている事は、知名度を上げてほしい、販売を伸ばしてほしい以外に、こういう天候の時のお米を、どうやって売る事が出来るかである。

出来が悪いから安売り、業務用米に回してしまう等は、産地に泥をかける行為でしかない。
イベントを繰り返しするとしても、ノミ程の効果しか出ない。
そんな考え方しか出来ないなら、お米マイスターの看板を降ろすべきだ。

産地からの買い取り価格を下げずに、ブランド価値を下げずに、消費者に買ってもらい、食べもらう戦略を作って実行して、1年間継続して、結果を出してあげるのが、産地に関わったお米マイスターの責任だろう。

それが出来ないのなら、産地との関わりをしない事だ。
恥を曝すだけなのだから。
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