■マンションリフォーム完成見学会
仙台市太白区長町のライオンズタワー仙台長町で行われた「マンションリフォーム完成見学会」へ行ってきました。
【リフォーム中の見学会】
昨年の10月にマンションリフォーム見学会へ参加していました。
その時は、マンションの骨組、躯体壁のみを残して内装や設備、間取りなどをまるごと新設する大工事で、剥き出しになった部屋を見学していました。
最近、中古マンションをリノベーション(スケルトン)リフォームをする方が増えているそうで、良くテレビなどで、一戸建てや長屋など見違えるようになったBefore、Afterの様子を見て、マンションもどう変化するのかと興味を持って見学したのが始まりでした。
【居住者のリフォームの理由】
リフォームを依頼した家主は、小学生と幼稚園児の二人の子供がいる若いご夫婦でした。
子どもたちを目が届くようにしたい、リビングを広くしてより機能的な間取りにしたい、将来、二人の子どもたちの勉強部屋を設けたい、収納スペースもそれなりに設け、開放的な空間を持ちたいなど、お客様の要望も多岐にわたり、それらを全てクリアするという設計になっていました。
そのためには、水まわりや間取り全体を自由に変更し、配管、配線を全て一新し、結露、カビ対策、更には、断熱材を壁・床・天井に入れ、断熱効果を高める事ができ、いろいろなオプションを組み合わせて見違えるようなリフォームになるようにと設計変更している様子を伺うことができました。
【素晴らしくリフォームした部屋】
今回のリフォーム完成見学会は、それらが全てクリアしているのかこの目で確かめることが目的でした。
玄関を入るとすぐ右手に大きな鏡を施した洗面台があり、左手には下駄箱兼用の姿見、玄関とリビングを区切る天井まである高い扉、家族の様子が良く分かるアイランドキッチン、リビングのライトは、白熱灯と蛍光灯を併用したダウンライトと部分ライト、将来、独立した子供部屋を設けるためのドアや間仕切りの工夫など居住者の意向をふんだんに取り入れたリフォームになっていました。
中でも驚いたのは、玄関ホールに設けたパウダースペースでした。
帰宅時の手洗い、うがい、外出時の身支度もこの場所でおこない、風呂場の脱衣所を別に設けるなど設計変更がそうさせたようでしたが、玄関ホールがただの玄関ではなく、一つの部屋として設計されているのには驚きでした。
【これからのリフォーム!?】
リフォームを手掛けた不動産のスタッフの丁寧な説明で、「百聞は一見にしかず。」の通り、見学して初めて分かったリフォームの素晴らしさでした。
不動産のスタッフから、「今後、リフォームする予定は。」と聞かれましたが、「子供たちも独立していて、将来、マンションに戻って来ることはなく、二人きりの生活では、リフォームする意思はなく、今回は、マンションのリフォームとはどんなものなのか興味を持ったので見学しました。」と伝えました。
正直、子どもたちや孫たちと同居していれば将来のことを考えてリフォームも良いのではと思いましたが、先行き不透明な将来を考えると家内と二人で今のまま細々と送る人生もまた良しと思ったところでした。