■「仙台市消防音楽隊第35回定期演奏会第1回公演」当選券
■「仙台市消防音楽隊第35回定期演奏会第1回公演」プログラム
■イズミティ21大ホール
■会場
2月27日、仙台市泉区泉中央のイズミ21大ホールで開催された「仙台市消防音楽隊第35回定期演奏会第1回公演」へ行ってきました。
入場者は事前に応募し当選結果の通知をいただいていたことから家内と二人で行くことができました。
消防音楽隊の演奏会だけあって、ロビーには、防災用品のご案内や春の火災予防運動のポスター、東日本大震災の消防隊の活動のパネルなどが展示していました。東日本大震災から5年が経ちましたが、改めて防災用品を見直すきっかけになりました。特に注目したのは、防災用品の簡単トイレやレスキューシート・レスキュー簡易寝袋、背負い式飲料水袋でした。
演奏会は第1部と第2部の構成で、第1部はカラーガード隊ドリルステージと音楽隊による映画「2001年宇宙の旅」など5曲、第2部はウィンドオーケストラステージによるルパン三世‘78など6曲、アンコールとして中島みゆきの「糸」が演奏されるなど、「杜の都の音楽隊」の演奏を心ゆくまで聴くことができました。
プログラムの"ご挨拶"の中にもあったように、東日本大震災からまもなく5年を迎える宮城ですが、これまで復興への歩みが少しずつ形となっていくのを感じるようになった昨今、音楽を通して市民とともに歩み続ける仙台市消防音楽隊の役割は大きなものがあるのではと思いました。被災地へ行っては演奏を行うなど大きな力となって活動をされていました。
結成20年を迎えたカラーガード隊「グリーン・ジェルズSENDAI」の演技は、音楽隊の演奏と一体となり、味のある演奏と演技を披露していました。また、学校法人朴沢学園名明高等学校吹奏楽部、塩釜地区・石巻地区・気仙沼本吉地区の消防本部の賛助出演による演奏は、演奏家も増えて迫力ある演奏を披露してくれました。
今までコンサートホールで吹奏楽を聴く機会が少なかったことから久々に吹奏楽の魅力を感じてきました。