■『東北大学ピアノサークルSemlice 第59回定期演奏会』
2月27日、仙台市太白区長町にある太白区文化センター「楽楽楽ホール」で開催された、『東北大学ピアノサークルSemlice 第59回定期演奏会』へ行ってきました。
きっかけは、太白区文化センターの月間行事を見て、大学生のピアノ演奏会とはどういうものか興味があったことと、昨年の春まで約4年間、大人のピアノ教室へ通ってピアノを勉強していたこともあり、ピアノに思い入れがあったことからでした。
午後0時から午後6時半まで、第一部から第四部までのプログラムで、約40曲のピアノ演奏を聴くことができました。
東北大学に在学している学生の他、東北福祉大、宮城大、仙台白百合女子大、宮城学院女子大の学生も参加していて見事な演奏を披露していました。
今回の演奏は、東北大学らしいというか男性の学生の比率が多いためか、こんなにも男性のピアニストがいるのかと思うくらい男性の演奏を聴くことができました。
男性、女性のソロ演奏、男性と女性の連弾、男性同士、女性同士の連弾など演奏曲によっては飽きさせない変化に富んだ演奏にも工夫を凝らしていました。
プログラムを見ると、演奏曲目に対するピアニストの思い入れがびっしり紹介していました。正に、ピアノサークル名の「Semplice」に相応しい内容と思いました。
「Semplice」とは、飾り気なくという言葉の楽語に由来するそうです。英語のsimpleと同じ意味のイタリア語で、プロの演奏家ではないのだから、あんまり難しく考えすぎないで、純粋にピアノを楽しめばいいじゃないか、という思いが込められているそうですが、楽しく演奏したいという心のこもった内容でした。
ピアノサークルの活動は多彩で、定期演奏活動のほか、春コン、あじさいコンサート、オープンキャンパス、夏コン、大学祭、老人ホームでのボランティアコンサート、被災地でのボランティアコンサートなど年間を通じて積極的に取り組んでいる様子が伺えました。
プログラムには、部長のコメントが載っていました。
「今回の演奏会は、多くの部員達から、卒業生に感謝と祝福を伝えるための演奏会でもあります。感謝を伝える。楽しさを伝える。祝福を伝える。作曲者の想いを伝える。自分の想いを伝える。ご来場の皆さんには、そんな部員達のバリエーション豊かな表現法を楽しんでいただけたら幸いです。」
部長のコメントの通り、その心意気が伝わってくる演奏会だったと思いました。
演奏会のフィナーレは、卒業生10人がステージにあがり、後輩から花束と式紙の贈呈式でした。
卒業生の晴れ舞台を見た私は、卒業生に栄光あれと祈らずにはいられませんでした。
初めて行った演奏会でしたが、唯、残念なことに観客数が極端に少なかったのではと思いました。
ピアノが大好きな方が沢山いるのではと思うと、卒業記念演奏会に相応しく沢山のお客様が聴きにきて欲しいと思いました。
それだけ魅力ある演奏会と思ったからでした。
ステージの横断幕も気に入りました。
ほれぼれするような書体で、ピアノ演奏もさることながら、横断幕の字にも心をひかれながら見てきました。
プログラムを見て納得しました。
横断幕の製作は、東北大学書道部の学生さんと紹介されていました。
次回の演奏会は、5月23日、カワイホールで開催されるそうです。
時間があれば、是非、行ってみたいと思いました。
2月27日、仙台市太白区長町にある太白区文化センター「楽楽楽ホール」で開催された、『東北大学ピアノサークルSemlice 第59回定期演奏会』へ行ってきました。
きっかけは、太白区文化センターの月間行事を見て、大学生のピアノ演奏会とはどういうものか興味があったことと、昨年の春まで約4年間、大人のピアノ教室へ通ってピアノを勉強していたこともあり、ピアノに思い入れがあったことからでした。
午後0時から午後6時半まで、第一部から第四部までのプログラムで、約40曲のピアノ演奏を聴くことができました。
東北大学に在学している学生の他、東北福祉大、宮城大、仙台白百合女子大、宮城学院女子大の学生も参加していて見事な演奏を披露していました。
今回の演奏は、東北大学らしいというか男性の学生の比率が多いためか、こんなにも男性のピアニストがいるのかと思うくらい男性の演奏を聴くことができました。
男性、女性のソロ演奏、男性と女性の連弾、男性同士、女性同士の連弾など演奏曲によっては飽きさせない変化に富んだ演奏にも工夫を凝らしていました。
プログラムを見ると、演奏曲目に対するピアニストの思い入れがびっしり紹介していました。正に、ピアノサークル名の「Semplice」に相応しい内容と思いました。
「Semplice」とは、飾り気なくという言葉の楽語に由来するそうです。英語のsimpleと同じ意味のイタリア語で、プロの演奏家ではないのだから、あんまり難しく考えすぎないで、純粋にピアノを楽しめばいいじゃないか、という思いが込められているそうですが、楽しく演奏したいという心のこもった内容でした。
ピアノサークルの活動は多彩で、定期演奏活動のほか、春コン、あじさいコンサート、オープンキャンパス、夏コン、大学祭、老人ホームでのボランティアコンサート、被災地でのボランティアコンサートなど年間を通じて積極的に取り組んでいる様子が伺えました。
プログラムには、部長のコメントが載っていました。
「今回の演奏会は、多くの部員達から、卒業生に感謝と祝福を伝えるための演奏会でもあります。感謝を伝える。楽しさを伝える。祝福を伝える。作曲者の想いを伝える。自分の想いを伝える。ご来場の皆さんには、そんな部員達のバリエーション豊かな表現法を楽しんでいただけたら幸いです。」
部長のコメントの通り、その心意気が伝わってくる演奏会だったと思いました。
演奏会のフィナーレは、卒業生10人がステージにあがり、後輩から花束と式紙の贈呈式でした。
卒業生の晴れ舞台を見た私は、卒業生に栄光あれと祈らずにはいられませんでした。
初めて行った演奏会でしたが、唯、残念なことに観客数が極端に少なかったのではと思いました。
ピアノが大好きな方が沢山いるのではと思うと、卒業記念演奏会に相応しく沢山のお客様が聴きにきて欲しいと思いました。
それだけ魅力ある演奏会と思ったからでした。
ステージの横断幕も気に入りました。
ほれぼれするような書体で、ピアノ演奏もさることながら、横断幕の字にも心をひかれながら見てきました。
プログラムを見て納得しました。
横断幕の製作は、東北大学書道部の学生さんと紹介されていました。
次回の演奏会は、5月23日、カワイホールで開催されるそうです。
時間があれば、是非、行ってみたいと思いました。