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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

湿った雪

2008-02-26 21:39:39 | 自転車
昼頃から降り続いた雪は、一見サラサラの軽い雪のように見えるが気温が高いために地面に接している部分は溶けており、タイヤはギュウギュウ音を立てて路面に沈み込んでゆく。重い・・・。15cmくらいしかタイヤが埋まっていないのに、足をペダルに乗せたまま自転車が雪の中に立ってしまうほどの重さだ。ペダルを回しても空回りが多く、まっすぐに進むことができない。ゼロ発進の繰り返しだが発進してもすぐにとまってしまう。元の地盤がボコボコの路面だった上に重たく深い雪が乗っているから、まともにまっすぐ進むことはできないばかりか、進むことさえできなかった。交通量の多い場所では歩道を歩くが、一歩一歩が重い・・・自転車を押すのも抵抗が強く重い・・・しかも体重がかかっていないにもかかわらずハンドルが左右にとられてしまう。
歩いてばかりもいられないので、少しでも雪が薄い場所はまっすぐ進めなくても左右の壁にハンドルをぶつけながら強引に突き進んだ。
どこまで行っても歩道の状況は変わらないので、できるだけ交通量の少ない住宅街の中の道路を選んで車道を走らせてもらい、なんとか自宅に到着。もう足がパンパンだった。
こんな状況だったが、試してみたのは後ろ加重だ。不安定な路面ではできるだけ後タイヤに加重してやることで安定して進むことができる。こういう路面だからこそ実感できるものだ。しかし、ついついハンドルを握る手に力が入ってしまい、いつの間にか前加重気味になってはハンドルをとられて停まってしまう事の繰り返しだった。原因は、SPDをはめたままだととっさに足を着けないので転んでしまうのではないかという恐怖があってフラット面で踏もうとするため一定のトラクションをかけることができないのと、フラット面は滑りやすいので踏み込みが抜けてしまうことで、結果としてハンドルに頼ってバランスを保とうとするからだ。周りに誰もいないのだし、転んだって自分が痛いだけだからSPDをはめて走ればよかったのだが・・・。
ああ・・・疲労感が強いときは、ついつい甘いものを食べすぎてしまう悪い癖が・・・。


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