SUBGROUND

自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

ローラー やり方を変更

2011-08-17 09:03:53 | 自転車
ニセコヒルクライムが終わったら自分の「頑張る自転車シーズン」は終了。(笑)
これからは、飲んで食って・・・と思っていたが、「BRM923北海道300km新パノラマ300」のコースを見て、「こりゃあいかん、このままじゃ完走できねえ。」と考え直した。
考え直したところで、トレーニングにはなかなか時間がとれないサラリーマン・・・今までと同じトレーニング時間でトレーニング方法を変えることにした。

これまでは、ほぼ毎日「固定ローラーで、加圧で、FTPちょい下の出力で、20分」をやってきた。
土日に時間があればテイネ山を登ったり、北広島周回コースを走ったり、ロングはBRM423以外ほとんどなし。
これからは、ほぼ毎日「固定ローラーで、加圧で、目標FTPの1.5倍の出力で300Wを切らないように、1分×6」をやるつもり。
これを2セット、3セットできればよいのだけど、1セットが限界。(^_^;)

こういう高出力トレを以前も少しやったことがあるけど、ダラダラFTPくらいの出力で回しているときは感じないポジションの違和感を感じてしまう。
特に左ペダルのクリート位置。
左クリートは深さも傾きも違和感があり、無意識に少しずつ足首をひねりながら調整をしているため、パワーがうまく伝わっていない感じがする。
右クリートも少し深い気がする。
これが、出力の左右差の主因なのだろうか?
少しずつ調整してゆこう。


ニセコヒルクライム 振り返り

2011-08-15 13:10:28 | 自転車
今年のニセコヒルクライムは、去年の第1回大会との比較ではあらゆる面で「楽」だった。

まず、第一に気候が良かったことが上げられる。
第1回大会では、朝まで雨が降っていたため路面が湿っており、その後のカンカン照りで気温も湿度も上がってしまい、サングラスがずっと曇ったままだった。サングラスが曇るくらいの速度でしな登れてなかったということなのだけど、とにかく湿度が高くて汗による冷却がほとんど効かなかった。しかも、ヘルメットの上に通気性を悪くする布のキャップを着けなければならず、暑さに拍車をかけることになってしまった。
それに比べて、今年は気温は30度を超えていたものの、湿度がそれほど高くなく、汗による冷却効果が実感できたし、キャップがないことで冷却効果はさらに高まった。
余裕がなくてボトルに手を伸ばせなかったのが本当のところなのだが、ほとんど水分補給をしなくても済むくらいの発汗量だった。大汗かきの自分としてはびっくりするくらいの発汗量の少なさ(それでも、常人と比べたらものすごく汗をかいていたはず。)だったので、熱中症の危険はまったく感じることなくゴールまで走ることができた。

次に、自転車が変わったことがあげられる。
フレームを1サイズ小さくしたため、かかりがよくなったように感じているが、もっとも大きな変化はクランクをノーマルからコンパクトにしたことだ。
意識してコンパクトにしたというよりは、お買い得な自転車にたまたまコンパクトが付いていたので、そのまま使ったというだけのことなのだけど、ケイデンスを上げて走ることで筋肉と心肺への負担が減ったと感じている。
去年まではケイデンスを上げると心拍が上昇して辛かったのだけど、今年は何故かケイデンスを上げても心肺が辛くない・・・辛いんだけども去年とは異質の辛さだった。
サイコンのセンサー位置がずれてケイデンスが記録されていなかったので、去年との比較ができないのが残念だが、コンパクトクランクに換えてタイムが良くなっているのだから、ケイデンスは去年よりも高かったはず。
フレーム自体は軽いものではないが、ホイールも分不相応な勝負ホイールに換えたし、バイク上部に位置するサドル、ステム、ハンドルを軽量なものに換えたことで軽快感は向上したと感じている。

次に、コースレイアウトが去年よりは頭に入っていたことで、ペース配分が良くなったように感じている。
試走時は、それほど追い込んで走っていないのだが3本登ったことで、勾配がきつくなるところと緩くなるところをおおまかに覚えられていたことと、勾配がきついところの距離が把握できていたので、「まだ登るのか?」とネガティブな発想にはならずに「あとちょっと頑張れば緩くなる」と、精神的に楽に走れたことが大きかった。

次に、スタートからワイスゲート近辺までの勾配が緩い区間でどんどん前に行けたことが大きかった。
スタートは並ぶ時間が遅かったため、ほとんど最後尾に近い位置だったが、農業高校正門前からのリアルスタートから頑張って先頭集団まで追いつこうとどんどん前に行った。
第1回大会では、まさかのパレードスタートダッシュについて行けず、緩斜面でも前に詰まった選手をうまくかわして上がってゆくことができずに急勾配区間に入ったが、時既に遅く、急勾配区間で前をとらえる力はなかった。
今年は、ワイスゲート付近でなんとか先頭集団の最後尾までたどり着いたが、その時点でけっこうな心拍数まで上がっていたため、これから先の急勾配区間でへたってしまうことをおそれてペースダウンしてしまった。
ここで意識的にペースを下げたため、心拍数が少し下がって、その後の急勾配区間にヘロヘロではない状態で入ることができた。
先頭集団のスピードを利用できる位置にいられれば、もっと脚を温存できたのかもしれないが、風の抵抗があるとしても、前にいる選手を少しずつ抜いてゆく走り方が楽しかった。
抜いた後に徐々に後が離れていって、しばらくすると音が聞こえなくなり人の気配が消えてゆくのも快感だった。
その逆に新たな息づかいとタイヤの音が聞こえるのもワクワクして楽しかった。

次に、残り3kmからゴールまでの距離表示ができたことで、精神的にとても楽に走れた。
第1回大会のときは、もうゴールだろうと思っていたときに、観客から「あと2kmだぞ!!」と言われて、まだそんなに登らなければならないのか?と、がっくりした記憶が鮮明に残っている。
今年は、残り距離の表示と自分の脚の残りぐらいを冷静に比較して走ることができた。
特に、ゴールまで300mの表示は最後のダッシュをかける距離をはかるのにとても役に立った。

最後に、7月の毎週末にテイネ山で登りの練習ができたことが大きかったと思う。
「登りに慣れていた」のだと思う。

そんなこんなで、第1回大会のときはゴールすることだけで精一杯で、ペース配分することもできず、周りを見る余裕もなく、とにかく暑くて辛い大会だったが、今年は曲がりなりにもペース配分を考えて実行することができたし、周りを見て走りを合わせたり変えたりすることができたし、「もうダメ・・・」とペースをがっくり落とすこともなかったし、自分なりに「レース」の雰囲気を感じることができたし、ゴールしてからもへたり込むほどやられてなかったし、楽しかった。とにかく楽しかった。
しかし、「もっと追い込んでも良かったんじゃないの?」という気持ちも少しだけある。
順位にこだわりがないのかといえば、ないわけではないし、鶴見さんに負けたのも悔しい。
でも、今年はこれでいいのだ。

来年、参加することができれば、第1回、第2回とは違った走りをしてみたい。
もっと積極的に前の方でレースしてみたいと思う。


ニセコヒルクライム

2011-08-07 22:10:53 | 自転車
リザルト:S5 14位 41:50 自己ベスト更新

自宅から倶知安まで1時間45分くらい。
昨晩の札幌は蒸し暑くて寝苦しかったが、寝不足という感じはしない。
倶知安は気温は高いものの湿度が低くて助かった。

受付を済ませてアップにコースを少しだけ登って、戻って補給して一休みしていて気づいたら、周りに選手の姿がなくなったので、焦ってスタート位置へ。
並ぶ場所が良く分からなくてうろうろしているうちに、最後尾になってしまった。

レースが始まって、できるだけ先頭が見える位置にまで上がろうとギアをかけるが、先行する選手がたくさんコース上に詰まっていてなかなかうまく前に出られない。少し勾配が強くなってくると集団が縦に伸びてばらけはじめたので、先頭集団を目指して徐々に前に上がって行った。
ワイスゲートで先頭集団のお尻に追いついたが、これ以上がんばったらゴールできないかも、と弱気になって自分のペースに切り替えた。徐々に遠ざかる先頭集団がああああ。

その後は落ちてくる選手をパスしながら自己ベストを目指して登り続けた。
残り3kmの地点で、「あれ?おかしい。去年は、ここでもうやめようと思うくらい心臓も脚も苦しかったはず。」と感じた。
もっとスピードを上げる事を考えれば良かったのだが、同じくらいのスピードで走る選手に合わせてしまった。
そのおかげで心拍が少し下がった。

残り3kmから抜きつ抜かれつしてきた同じカテゴリーの選手は、勾配がきつくなるとダンシングで駆け上がってゆく脚を持っている手強い選手だった。この選手を目標にしようと気持ちを切り替えて、残り300mから離れないように注意しながら走った。
既にスピードを上げはじめているが、残り100mで腰を上げた!
遅れないようにギアを上げて強く踏み込んだ。
残り50mで差が開いた。
ケイデンスを上げる。まだ上げられる。いける。
残り30mで射程圏内に追いついた。
ゴール5m手前でケイデンスをマックスまで上げた。
お尻がはねかけている。
もう、引き脚は関係ない、踏むだけ踏んだ。
ぎりぎりで追い抜いた。
彼も、意識していたのか悔しそうにしていたが、笑顔でお互いをたたえ合った。
これこそスポーツの根底にあるものなのかもしれない。
楽しかった。これがレースなのか。

ゴール後にサイコンのストップを押し忘れ~。(笑)
ゴール直後は自己ベストなのかどうかさえわからなかった。
しかも、なぜだかケイデンスが記録されていなかった。
心拍は記録されていた。
最高心拍は192で過去最高。
平均心拍も過去最高で182。
サイコンの記録を解析してスピードががくっと落ちた地点のタイムは、オフィシャルのタイムより少し速かった。
いずれにしても自己ベストを更新したので素直に嬉しい。

参加人数が急増したことでライバルが増えたのか、順位は去年の10位から14位に交代。
トップとは5分以上の差。
毎年、少しずつでもトップとの差が縮められればと思う。


ニセコの楽しみ

2011-08-06 20:20:19 | 自転車
ヒルクライム大会も楽しみだけど、ニセコのおいしい食べ物も楽しみ~。

ゴール後に反対側から下山して倶知安に戻るルートに「ミルク工房」がある。
寄り道してシュークリームとソフトクリームを食べてゆこう。
シュークリームのクリームがトロトロでたまらない。

倶知安駅前の洋菓子屋さんのシュークリームも、注文してからクリームを入れてくれる。
パリパリ感がたまらない。

帰り道は「名水の郷きょうごく」で水を飲んでゆこう。

ちょっと遅めのお昼ご飯は京極町の「名水うどん 野々傘 」にしようかな。
でも、混んでるだろうなあ。

喜茂別では伊藤菓子店のあんドーナッツを予約済み。

一番楽しみにしているのはゴール後、駐車場に戻ってから、クーラーボックスで冷やしておいたロイズのチョコポテチを食べる事。(笑)



カーボローディング

2011-08-05 08:51:49 | 自転車
ヒルクライム等のレース前のコンディション作りとして、自転車雑誌に書いてあることをほぼそのままを実践してみた。

・大会1週間前までで高強度練習は終わりにして、徐々にトレーニング量を減らす。
 →日曜日に手稲山に登り、月曜から水曜までローラーで軽く回し、木曜以降はストレッチだけ。
・筋肉にグリコーゲンを溜めるために、大会3日前からカーボローディング。
 →木曜日の夕食から、炭水化物をプラス一品。

そもそもレーサーのように身体が絞れているわけでもなく、強度が高いトレーニングをやってきたわけではない俺が、こういうことをやった結果・・・太っただけ。(大笑)

自己ベストを出したいが為に、手軽にやれることはやっちゃおうとチャレンジしてみたが、いつもどおりに過ごすのが一番いいのかな、という結論に達した。
疲れが溜まらない程度にトレーニングをして、炭水化物を少し多めに食べて、ストレッチを忘れない、といったくらいのいつもとそれほど変わらない生活を続けようっと。

のづさんがつぶやいていた「Instant Heart Rate Monitor」で安静時心拍数を計ってみた。
ああ、やっぱりアスリートにはほど遠い値・・・。(T_T)
自分の心拍を振り返ってみる。

・起床時には50前後のことが多い。
・140~150くらいであれば、辛さは感じずに長時間走れる。
・辛いと感じ始めるのは160を超えてから。
・170を超えるとかなり辛い。
・手稲山で頑張ったときは180を超える。
・去年のニセコヒルクライムの平均心拍は180。
・今までの最高心拍数はサイコン記録のMaxで190。
・人間ドックでは必ず「房室ブロック」が診断される。(治療の必要はないというレベル)

まだまだトレーニングで向上する余地はありそうな気がしているが、どういうトレーニングを続けてゆけばよいのか?
楽に速くなれる方法はないものか?(笑)