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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

COMPEXで大腿四頭筋を刺激してみた

2017-07-19 08:00:00 | 日記

日曜日と月曜日は雨の予報だったので、土曜日がサロベツでの100kmレース前の最後のロング練ができるチャンスでした。
チームメンバーを誘って駒岡周回でトレーニング。
自分以外のメンバーは朝一で峠でのトレーニングをこなしてきているので、さら脚なのは自分だけでした。
暑さで負荷を上げられず、トレーニングは4周(約80㎞)で終了しました。
一人での練習だったら暑さでやめてしまっているか、だらだら流して距離だけ稼ぐような走りになってしまいますが、一緒に走ってくれる仲間がいると続けられますね。
凄い量の汗が出ましたが心拍は上がり切らず疲労が残っているもよう。
咳は軽くなってきているけれど、その代わりに胃腸の違和感が目立つようになってきましたし、鈍い頭痛も続いています。
夜は貸し切り路面電車での祝勝会でした。

日曜日はなにもする気が起きず、買い物したり、家でゴロゴロしたり。
月曜日は流石に危機感が出てきたので、ZWIFTのPretzelコースを半分走って、登りではできるだけ頑張っておよそ1時間でした。
身体の中が重い感じがして、バイクに乗る気がしないのでシャワーを浴びてすっきりしてからCOMPEXで大腿四頭筋と臀筋を刺激してみました。

・大腿四頭筋 「Registance」 最大で100(平均90)
・殿筋 「Registance」 最大で150(平均130)

大腿四頭筋は電極パッドを同じような位置に貼り付けても、筋肉の動きは左右で均等にはならず、左を10程度高めに設定しました。
膝がピーンと伸びてしまわないようにソファの前の重たいテーブルを引き寄せてクッションを足首にあててテーブルの脚部に押し付けておきました。100程度の強度では膝がピーンとなるほどではありませんでしたが、かなりの強さ筋肉が収縮し、スマホを冷静に操作できないくらいでした。
臀筋はマニュアルどうりのうつ伏せではなく、ソファに座った状態で刺激しました。もっと強く刺激してもよさそうな感じでした。
大腿四頭筋も臀筋も翌日から筋肉痛が発生し、2日後には歩くのが辛いくらいの筋肉痛になりました。
自転車のトレーニングで100km~200㎞走っても、なかなか殿筋や大腿四頭筋が筋肉痛になることはありません(筋肉の張りやだるさはもちろんあります。)ので、こういう筋肉痛は新鮮な感じがします。

次のレースまで1週間を切っていますが、コンディションは悪いままです。
風邪(喉、鼻)の症状は良くなってきているものの、胃腸の調子が悪くてずっと下痢状態が続いていますが体重は減るどころか増えています。胃腸薬を飲んだり、睡眠時間をできるだけ長くとったり対応しています。
あと3日間は回復を優先しようと思います。


2017年 第4回ニセコクラシック 140km

2017-07-11 08:00:00 | 自転車

今年もニセコクラシック140㎞にHCF-S2で参加させていただきました。

★リザルト:4:54:06 総合285位 年代別50歳以上15位 HCF-S2 16位

毎日天気予報を確認する度に気分は落ち込みました。
今年のニセコクラシックは「暑くなる」予報が続いていたからです。
しかも、コンディションの調整不良で、2週間前から咳が止まらず、寝不足が続き身体が重い状態での参戦でしたから、DNFも覚悟しての出走でした。
暑くなるのはしょうがないし、天気は選手全員に平等ですから腹をくくってできるだけの暑さ対策を施して乗り切る覚悟で4:00に起床し、5:00にホテルを出て会場入りしました。

■暑さ対策 その1 水分補給
大きなボトル(700ml)2本に、電解質パウダー、電解質タブレット、塩を投入。
水は喉の渇きを感じる前に意識的に摂取し続ける。
2か所の補給所では必ず2本ボトルを受け取る。(1本はスポドリ、1本は水)
スタート前にOS-1を1本飲み干す。

■暑さ対策 その2 エネルギー補給
暑さで体力の消耗が大きくなるため、走ることに夢中になってエネルギー補給をおろそかにしないよう注意。
マルトデキストリン300g、塩6g、電解質パウダー2本、クエン酸少々を水で溶かしたジェルをジェルフラスク2本に分け入れ、走行中に少なくとも30分に1回一口ずつ水と一緒に摂取する。
念のため、スタート1時間前に薄皮アンパン2個とBCAAを投入。万が一のエネルギー不足にそなえてエネルギージェルを2パックとミネラルタブレット5個を背中ポケットに。スーパーバームを飲むつもりでしたが、忘れましたw

■暑さ対策 その3 ウエア
インナーにMILLETのドライナミックメッシュアンダーウエア(ノースリーブ)を着用。
アームカバーで腕を日焼け防止し、脚、顔、首の露出部には汗に強い日焼け止めをたっぷり塗布。

■暑さ対策 その4 かけ水
補給所で受け取った「水」を脚、首筋、頭に少しずつかけながら走行し、体温の上昇を防止する。

■暑さ対策 その5 日陰
ウエアの8割りの面積が「黒色」なので、可能であれば、できるだけ日陰部分を走行し、直射日光で温められないようにする。

■暑さ対策 その6 ダイエット
軽ければ、登りの多いコースだけに体にかかる負担も減るだろうという目論見ですが、見事にダイエット失敗。67㎏を目標にしていましたが、大会2週間前から風邪をこじらせてしまい、薬の影響なのかまったく絞れず69㎏オーバーとなり、ニセコクラシック過去3大会と比較してもっとも重い体重となりました。

ごく当たり前の普通の対策ですが、「かけ水」はもっとも効果があったと感じました。
水のオフィシャル供給ボトルは「黒」なので、「かけ水」というよりは「かけ湯」なってしまったのですが、走行中は風で気化するため涼しさを感じることができ、精神的に楽になりましたし、実際に脚は楽になりました。

今回は140㎞コースの参加者数は約500名で3グループに分かれて時間差スタートとなりました。自分は50歳以上ですので、UCI表彰の枠外ということでスタートも最後尾グループでした。
スタートから2~3㎞はパレード走行です。片側通行のはずなのですが、対向車線も使って道幅一杯に広がっていました。オフィシャルからのお咎めもなく、対向車が来たら本来の走行車線に右から自転車が押し寄せて大クラッシュになるのではないかとドキドキしながら少しずつポジションを前に上げてゆきました。
リアルスタートが切られると少しスピードアップがあり、花園への登りに入ったら一気に集団は縦に伸び始めました。前の集団に付いてゆこうとするのですが、脚が重く、これ以上ペースを上げたらゴールまで走り切れないと危機感を感じながらもできるだけ頑張って前が見える位置でニセコヒルクライムのコースに出ました。
このあたりで知り合いのレース経験豊富なH本さんを近くに見つけ、H本さんから遅れないように走ることにしました。
(結局、最後までH本さんと一緒に走ることになり、ちぎれそうなときにも声をかけてくださり、とてもお世話になりました。H本さんと一緒に走れたから完走できたのだと思っています。感謝です。)

ここからは少し登りが続きますので、選手達は完全にばらけてしまっており集団走行のメリットはほとんどありませんでしたが、やはり単独走行になるとメンタル的にも厳しいので少し無理をしてでもできるだけ前の選手から遅れないように走りました。
右折して下りが始まるとペダルを踏まなくても70km/hくらいは出ていましたが、走り慣れた道ですので恐怖感はありませんでした。
途中のコーナーで何人もの選手たちがコースアウトして救護車のお世話になっていましたがチームメンバーが落車していないことだけ確認しながら落車ポイントを通過して下り続けました。
自分が走っている位置は選手の密度も低く高速で走行していても選手同士の接触で落車するような状況ではありませんでした。

長い下りを終えて道道に出たところでH本さんを含む小集団と合流し、第一関門である老古美駐車場に向けてアップダウンをこなしました。
暑さもあって登りの途中で小集団から遅れそうになりながらも、少し平坦区間が出てくるたびに追いつく繰り返しで、なんとか小集団のまま老古美駐車場まで到達しました。苦しんだ割には、ほぼ予定通りの到着時間で少しがっくりしました。

【スタート~老古美駐車場:1:06 平均239.1W】

老古美駐車場からはいよいよ15㎞の登り区間、通称「パノラマライン」が始まります。
距離は長いのですが、勾配は緩めなので登りの苦手な自分でもそれほど苦しむ区間ではありませんが、日影がないので暑さで消耗してしまうリスクを重視して、H本さんから遅れないようにペース配分をして登り続けました。
それだけペースを抑えていたにもかかわらず、既に足攣りの兆候が見え始めていましたので、補給を忘れないようにこまめにボトルとジェルを口に運びました。

【老古美駐車場~神仙沼:44:37 平均220.9W】

神仙沼の関門は予定どおりの通過時間でクリアしました。
山の上の方に来ても、思っていたよりも気温は下がっておらず熱がこもり始めた身体を冷やすことはできませんでした。
ここから多少のアップダウンを経て40分弱のダウンヒルです。
左に見える九十九折りの景色の美しさに声を上げながらダウンヒル開始ですが、吉国からの平坦でのローテーションにそなえて脚を溜めておこうと、ほとんど踏まずに下りました。ここの下り区間は集団ではなかったので速度はそれほど上がりませんでしたが、他の選手と絡む心配もなく安心して自分のラインで下ることができました。

【神仙沼~吉国補給所:38:55 平均159.5W】

下り終わって右折してから補給所までは落車を避けるため追いついてきた集団から先行して安全にボトルを2本受け取りました。
2本のうち1本はスポーツドリンクを希望しましたが、この時点で既に「スポーツドリンク」は出尽くしており「水」を2本受け取りました。
ボトルを受け取ってからは周りの選手に「まとまって行こう!」と声をかけて後続が落ち着くのを待ちました。
この時点でまとまりの悪さと、速度の遅さに違和感を感じながらも、前にも後ろにも他に集団がなかったので、この集団で平坦をこなすことを決めました。
しかし、この集団のスピードがとにかく遅くて、自分がいつものチームのトレーニングのように先頭を牽いたら後ろが誰も付いてこれず「速すぎる!」と文句を言われる始末。
ちょっとした登りでペースを維持しようとしたら、誰も粘ろうとせずに簡単に中切れ・・・。
それならと緩めに先頭を牽いてから下がろうと脚を緩めても、自分を追い越してゆく選手がおらず、たまらず脚を止めても自分より前に2,3人は上がってゆきますが、自分が最後尾まで下がることができず、何度も途中で中切れした選手の間に入ることになりました。
ローテーションに慣れていないのか、スピードを上げようという気がないのか、そもそも先頭を牽く気がないのか、サイクリングペースのまま豊国に到着しました。

ゴールしてから冷静になって考えると、蘭越の平坦をサイクリングペースで走ったからこそ日の出までの登りに脚を残せたのかもしれず、いつものように速いペースでローテーションしていたら、登りでタレてしまっていたのかもしれません。

【吉国補給所~豊国:31:42 平均164W】
※レース中の平坦での出力が「164W」とはびっくりです。

豊国から日の出交点までの登りは2段になっていて、新見温泉分岐までの登りは厳しいのですが、新見温泉分岐を右折してからは比較的緩やかな勾配ですので脚が残っていればペースを上げられる区間です。
豊国から登り始めてすぐに、見覚えのある「朝練ジャージ」の選手(E本さん)を見つけました。
ふざけて「こらー!なんでこんなところにいるんだ!!」と声をかけましたが、本人は反応も薄く、脚が攣っているとのことでペースを上げられなかったようです。
そのうち、またしても見覚えのある「パンダジャージ」の選手(T島さん)が辛そうに登っていましたが、こちらも脚を攣ってしまい苦しそうでした。
さらに日の出交点の少し手前で見覚えのある「MUUR ZEROジャージ」の選手(M田)さんを見つけ、声をかけましたがやはり脚を攣ってしまったようでした。
いつも自分よりも早くて強い選手たちが終盤に苦しんでいるのは、暑さもあったと思いますが、なによりも本州の強豪達に正面から挑んだ結果であろうと、自分にはないチャレンジ精神に感心しました。

この区間では、太腿の内側が半攣り状態でした。
ちょっと力を入れたら完全に釣ってしまいそうだったので、ペースを崩さずに一定の出力をこころがけて攣らないように登りました。

【豊国~日の出交点:35:24 平均213W】

 日の出交点からパノラマラインに戻って黄金温泉まで下り続けます。
ジャージのジッパーを上げて空気抵抗を減らした方が良いのでしょうが、暑いのでジッパーを7割ほど開けたままで背中を空気でパラシュートのように膨らませながら下り続けました。

【日の出交点~黄金温泉:10:50 98.4W】

最後の補給処で水を2本受け取り脚や首筋に水をかけながら日陰の無い坂を登りました。この坂は終盤の疲労している脚には厳しい(たぶん、6%~7%くらい)登りで、多くの選手たちが坂の途中でバイクを降りて立ち止まっています。
自分も途中で左脚全体が完全に攣ってしまい、脚を動かすこともできなくなりましたが、右足だけでなんとか動き続けているうちに、攣りが軽くなったのでごまかしながら登り続けました。
2016年のツールド北海道では、道の脇を流れる用水路からボトルに水を汲んで頭から何度も浴びて身体を冷やしました。
今回はボトルのかけ水でなんとか生きながらえながら16分弱でニセコ駅方面への右折ポイントにたどり着きました。

【黄金温泉~343号右折ポイント:15:54 206.5W】

ここまで登ってくれば、あとは長い登りはありません。
ニセコ駅まで下り基調の道をほとんどペダルを踏まずに重力に任せて下りましたが、前にH本さんが見える以外は後ろにもほとんど選手は見当たりませんでした。

【343右折ポイント~ニセコ駅:7:26 137.1W】

ニセコ駅からは短いけどもキツイ登りでさらに脚を削られます。
このあたりでゴール前最後の関門時間が気になり、H本さんと「クリアできそうですね」と確認し合いながら走りました。

【ニセコ駅~343交差点:10:51 198.6W】

ニセコ駅からの坂を登り切って比羅夫まで通じる道に出るとパークゴルフ場前関門クリアです。ニセコ駅付近で関門時間を確認したときは余裕でゴール関門に間に合うようなイメージで走っていましたが、そんなに余裕もなさそうになってきましたので、H本さんと協調してゴールを目指しました。
途中でH本さんのチームメイトに応援していただき、気持ちがほぐれました。
そのまま二人でゴンドラ坂に入り「キツイ!」と言いながらじりじりと登り、比羅夫坂への中継路へ左折して比羅夫坂に差し掛かろうというところでチームのI藤さんが応援してくださりターボがかかりました。
比羅夫坂のゴール少し前に50歳代のゼッケンが見えましたので、これをまくろうと懸命に回してなんとか先着しました。身体は疲れてへとへとでしたが気分的にはすっきりとゴールすることができました。

ゴール後はチップを取り外し、OS-1を2本もらって一気に飲み干して生き返りました。
ゴール地点では知り合いたちと完走を称え合い、完走の余韻に浸りながら駐車場に移動しました。
駐車場でバイクを降りたとたんに脚のいろんなところが攣りそうになり、しばらく動けずに車に寄りかかっていました。給水も栄養補給も十分にとったつもりでしたが、暑さで消耗してしまったのだと感じました。取り急ぎ、プロテインをシェイクして飲み干し、食欲は無いけどもバナナを口にねじ込み水で飲み干しました。

駐車場に戻ってくる選手達と互いに労い合い、完走した実感に浸っていましたが、バイクを車に積んだり後片付けをしてからウエアを脱いでびっくりしました。ウエアが濡れてべちゃべちゃの状態で、しぼったら水がしたたり落ちてくるくらいでした。かけ水の影響もあるとは思いますが、汗の量もそうとうなものだったのだろうと感じました。それでもレース後にトイレに行ったら普通におしっこが出ましたので、脱水状態ではなかったようです。

しばらく冷房の効いた車内で身体を休めてから、サービスのマッサージを受けて、リザルトを確認してから会場を後にして、ミルク工房でお土産を買って札幌に戻りました。

レース前、レース中、レース直後の補給は以下のとおりです。

・レース前
 ・OS-1 1本
・レース中
 ・ドリンク 6本(約700ml×6=4.2L)
 ・補給食 自作ジェル(1,200kcal)
・レース直後
 ・OS-1 2本
 ・プロテイン 1食分(MYPROTEIN イチゴミルク味)
 ・バナナ 1本
 ・ミルク工房の飲むヨーグルト(500ml)
 ・セブンイレブンのアイスコーヒー
 ・モンスターエナジー カオス

レースから帰宅してしょっぱいものが食べたくて、銀波露で塩ラーメンを食べ、アイスを食べ、ホテルで朝食用に作ってくれたサンドイッチを食べ、オレンジジュースや炭酸水など水分をたくさん飲んでスナック菓子も食べて、翌朝の体重はレース前の体重マイナス1kgでした。
脂肪が減ったとは考えにくいので、汗と呼吸で失った水分は相当な量だったのでしょう。ドリンクを補給してくれた大会スタッフの皆さんに感謝です。

過酷な環境の下、2週間前から咳が止まらず十分に眠れなかった悪いコンディションでも無事に事故なく、身体にも不調なくレースを終えられたことに感謝しています。


レース前のコンディション調整は難しい

2017-07-04 08:00:00 | 自転車

自分の場合、距離の長いロードレース前は1週間前からトレーニング強度(自分の場合は「出力」で比較)を維持したまま練習時間を少なくして疲労が蓄積されないように調整することを意識しいています。
そもそも1週間のTSSが700を超えることは週末のロング練でTSS300以上を稼いだ週だけですので、疲労が蓄積するほどのトレーニング量・質ではないのかもしれませんが、50歳を超えてから回復の遅さを実感するようになりましたので、ストレッチとマッサージと筋膜リリースは励行するようにしています。
筋膜リリースをするようになってからは、昼間に感じる脚の重さが軽減したような気がしますし、連日で追い込んでもなんとかなるので、やはり効果はあるのだと感じています。
食べる方は、そもそもあまり我慢しない方なので、レース前日に炭水化物を少し多めに食べるくらいで、ちゃんと計画的にカーボローディングをしたことはありません。

こんな風にけっこういいかげんなコンディション調整をやっていますが、やはりレース当日に脚が軽いとか、エネルギーがみなぎっているとか感じたことはほとんどありません。いつも「脚が重い・・・」と感じます。(笑)
今回のニセコクラシックは気温が高くなることが予想されますので、しっかりコンディションを整えようと考えていたのですが、ニセコクラシック2週間前の留萌のヒルクライムTT翌日から喉の痛みと咳が1週間続き、ニセコクラシック1週間前の試走後にはこの症状が悪化して頭痛と下痢の症状も出てきました。まだ熱は出ていないのですが、昼間眠たいし、身体全体が重だるいし、コンディションが下がってきているようです。

現在、火曜日の朝でレース本番の5日前ですが、3日前まで(木曜の夜まで)はローラーで30分ほど高付加短時間メニューをこなそうと考えています。
しかし、このコンディションではモチベーションも上がらず、食べて回復しようとするものだから体重が1㎏以上増えてしまい、登りで苦しむであろうことは必至です。
とりあえず、風邪っぽい症状を軽減させることが先決ですので、薬飲んでゆっくり寝ることにします。


COMPEX Electrodes (EMS用の電極パッド)

2017-07-03 08:00:00 | 日記

COMPEXで体に貼り付ける電極パッドは、粘着面が乾燥したり埃や油が付着して徐々にその粘着力が弱くなってゆきます。
スナップのボタンがゴム状のパッド部から脱落してしまうこともあります。
つまり、ある程度の回数は再利用可能ですが、限度を超えると皮膚に密着しなくなり容易にはずれてしまうため、常用するためには消耗品として予備を持っておく必要があります。
今のところ10回程度の使用ではヘタっている感じはありませんが、貼り付ける皮膚面はあらかじめ汚れや油を拭き取ってから貼り付けたり、保管するときは購入時にパッドが貼り付けられていた薄いプラ板に張り直してジップロックで保管しています。

日本の代理店であるシグマックスさんは、本体を取り扱わなくなりましたが、パッドやコード等の消耗品は2019年3月末まで供給する予定とのことです。
純正品パッドはamazon.jpでも買えますが、けっこうお高い価格です。
2017/07/03現在で、約5cm角のパッド4枚1セットで2,298円(送料別)ですので、1枚当たりの単価は約580円です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000SNZSDI/

これは自分としては高価に感じますので、純正品じゃなくても使えそうなものを探しています。
例えば、amazon.jpでおよそ5㎝角のパッド4枚1セットで800円(送料別)というのがあり、1枚当たりの単価は200円で、純正品の半額以下です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00W6V4LDS/

それでも1枚200円は高く感じてしまいますので海外通販で探してみました。
例えば、amazon.comでBalego Sport Snapというものが20枚でおよそ30ドル(約3,375円、送料別)で、1枚当たりの単価は約170円(送料別)です。
送料がわからないので比較しにくいですが、書いてあることやレビューを見ると、こちらがもっとも信頼できそうな印象です。
https://www.amazon.com/Balego-Sport-Performance-Electrodes-Piece/dp/B01C96FZHA/

品質に不安はありますが、Aliexpressでも探してみました。
例えば、8.6ドル(約968円)で、送料無料。1枚当たりの単価は約48円ですので、迷わずこちらをポチりました。
https://www.aliexpress.com/item/Free-Shipping-High-Quality-20-pieces-5cm-5cm-Conductive-Electrode-pads-TENS-EMS-Electrodes-use-with/32793539146.html?spm=2114.01010208.3.76.wDBLD9&ws_ab_test=searchweb0_0,searchweb201602_5_10152_10065_10151_10068_10084_10083_10119_10080_10082_10081_10110_10136_10137_519_10175_10111_10060_10112_10113_10155_10114_437_10154_9958_10056_10055_10054_10182_10059_303_100031_10099_10078_10079_10103_10073_10102_10120_10052_10053_10142_10107_142_10050_10051-9958_10102,searchweb201603_16,ppcSwitch_3&btsid=65e89d64-f90c-4413-ac11-15ef0e51b182&algo_expid=0512a380-d52a-4ff6-8cc4-b59d7e8d1291-10&algo_pvid=0512a380-d52a-4ff6-8cc4-b59d7e8d1291
使えるかどうか心配ですが、到着したら試してみます。
パッド上のスナップの中心に穴を開けるとCOMPEXで使えるというレビュー記事もありますが穴を開けなければ使えないとすると、ちょっと面倒ですね。
こちらの商品は大量に買うと割安になります(100個で26ドル)ので、1個当たりの単価は30円以下になり、使用可能回数が同程度なら、ぐっとお安く運用し続けられます。


ニセコクラシック140km 一週間前の試走 COMPEXでリカバリー

2017-07-03 08:00:00 | 自転車

脚が重く、疲労感が強い1週間をなんとか乗り切り、週末は100㎞以上を一本、朝里峠でもまわってこようかと弱気な週末を過ごそうと考えていましたが、チームのS川さんが「行きましょう!」ということでお誘いを受け、7/1(土)7:00に比羅夫に集合となりました。

今回の試走メンバーは自分とS川さんの2名。
チームに増えてきている50歳オーバーの選手ですが、登りに強く、粘り強く走る選手です。S川さんはカテゴリーの関係で70㎞コースにエントリーしていますが、今回はトレーニングとして140㎞コースにお付き合いくださいました。
今回の試走コースは登りが多いため、登りの強いS川さんに引きずり回されること必至・・・そのとおりとなりました。(笑)

比羅夫坂を下ってパレード区間を進みますが、どうも足が重く、ブレーキがホイールに擦っているんじゃないかと思うほど踏めず回せず・・・。
花園への登りで早くも休みたくなってきましたが、レース前の最後の高強度だと言い聞かせて、なんとかS川さんから遅れないように付いてゆきました。
ニセコ花園ヒルクライムのコースに出てからは斜度も緩いのですが、ここでも脚の重さは変わらず、下り区間に入ってからも登り返しで踏めず、COMPEXで臀筋をいじめたからなのか、臀筋の緊張を感じながらヒイコラと走り続け、老古美の駐車場まで目標1:00のところを1:08もかかってしまいました。
神仙沼のレストハウスでは足切関門が9:10ということで、スタートから2時間20分後までに通過しなければ、そこでレースは終わってしまいます。
駐車場から43分ほどでレストハウスに到着しました。合計で1:51だったので約20分ほど余裕がありました。今年も神仙沼での足切は免れそうです。(笑)

パノラマラインは終始霧が濃く気温も低かったのですが、自分としてはこのくらい気温が低い方が走りやすいです。先行するS川さんになんとか食らいつきながら神仙沼駐車場に到着。
少し休んでから水道の引かれていない山頂のレストハウスで貴重な水を分けていただきダウンヒルを開始しましたが、蘭越の海までの平坦部分は省略することにして、吉国まで下ってから70㎞コースを逆走して蘭越から新見への登りからコースに復帰して合計100㎞ちょっとでまとめることにしました。
このレースのリザルトを左右するのは登りでの強さはもちろんなのですが、この蘭越の平坦区間の30㎞を集団でまとまって走れるか否かも大きく影響すると考えています。ここで単独もしくは少人数であれば、海に向かって向かい風のことが多く、かなり消耗が激しくなり、豊国から日の出までの登り区間でタレてしまうことは必至です。補給地点でばらけてしまうかもしれませんが、前に追いつくなり、後続を待つなりして、なんとかまとまって走りたいところです。
ダウンヒルではほとんど踏まずに流して気持ちよく日の出の右折地点に到着し、吉国に向かってさらに下りました。ここも気持ちよく流して路面状態を確認しながら下りました。

豊国から登り始めると間もなく単独で試走していたI葉さんが追いついてきて、道を良く分かっていないとのことで一緒にゴール地点まで走ることになりました。
脚が重いのは変わらず、臀筋の緊張を感じ続けながらひたすら上り続けて日の出の足切関門まで到着しました。
黄金温泉まで下る途中で左折ポイントを見逃すところでしたが、100mほど通り過ぎただけで気づいてコースに復帰し、このコース最後の黄金温泉からの登り(去年のツールド北海道では厚さに耐え切れず途中で自転車を降りて用水路を流れる水で水浴びしました。)をなんとかこなしてニセコ駅に向かって下り、道道343号線までのちょっとしたのぼりで頑張ってスピードを上げて自己満足に浸り、ゴールの1㎞ほど手前にある自販機でコーラ休憩でのんびりと試走を終えた気分でくつろいでいましたが、とりあえずゴールまで走ろうと比羅夫坂でS川さんとダッシュ練・・・まくられました・・・。
I葉さんは、70㎞コースをおかわりすると走り去ってゆきました。この暑さの中、鉄人ですね。

雨にも降られず、パンクもせず、ハンガーノックにもならず、重い脚でもなんとか走り切ることができました。これも、一緒に走ってくださったS川さんのおかげです。

補給食はマルトデキストリンのジェル(自作で電解質パウダー、クエン酸、食塩を入れてます。)をフラスク2本のうち1本半消化でした。
本番ではフラスク2本を全部飲み切るでしょうから、念のため2個ほどエネルギージェルのパックを追加携帯しようと思います。

レース当日の天気は、台風3号の進路次第なのかもしれませんが、天気予報では曇りのち晴れで最高気温が26℃程度のようです。
レーススタートからパノラマラインまでは山の上ということもあって、それほど暑さは感じないだろうと思いますが、日の出関門への登りに差し掛かる頃には気温が上がってきますので、暑さに弱い自分としては黄金温泉からの登りはかなり厳しくなると予想しています。黄金温泉の補給処で「水」のボトルをもらって、かけ水しながら走ることを考えています。
黄金温泉からの登りを登り切ってしまえば、もうゴールはすぐそこですから、例年、キツくなって立ち止まる人も続出するこの坂ががんばりどころですね。

いつものミルク工房でお土産を買って札幌に戻りました。
帰宅してシャワーを浴びてからCOMPEXの「Training Recovery」プログラムで大腿四頭筋と臀筋とふくらはぎをそれぞれケアしました。
マッサージオイルでのケアをせずに寝ましたが、翌朝の脚のダメージは少なく感じました。
ついでに体幹部も鍛えておこうと、腹筋と背筋も「Strength」プログラムで刺激しましたが、強度設定が良く分からず(100程度)中途半端になってしまいました。もっと強く刺激しないと筋力強化にはつながらないような気がします。

日帰りでこれだけ楽しめるコースが自動車で2時間圏内にある札幌って、いい街ですよね。