ちょっと一休み、道草人生

脳内出血で、仕事、仕事の生活から一転、
夫や友達に支えられ、色々な出会いや様々な発見があったり
これってステキ♪♪

Kのハノイ生活は無事終了!

2010年02月28日 | Kのハノイ便り

ハノイ滞在の後半は、
仕事を離れての付き合いが出来た、Oさんとブーちゃんのお陰で
毎日がずーっと楽しいものになったらしい・・・感謝、感謝です、
Oさんは人脈が広くて、色々の人(ハノイで生活している日本人)を
引き合わせて貰った、って喜んでいました。
可愛いOさんが紹介してくれたMさんは、頼りになるお姉さん、って感じの人で、
やっぱり食道楽・・・話が合うらしく、お祖母ちゃんが茗荷谷に住んでいるので、
日本に帰ったら美味しいものを食べに行こう、と言う話になっているとか・・・・・

ブーちゃんの友達のFさんや奥さんのMちゃんも意気投合したようです。
送別会を開いてくれた時も、Oさんの知り合いのお宅という事で、どんどん輪が広がって、
ホテル住まいのKにとって、
色々なお家でのホームパーティは、とても楽しいものだったようで、何度も話にでました。

Oさん、ブーちゃん、Mさん、FさんとM子ちゃんのご夫婦、Tさん、FさんとFさん……
皆さん、最後の最後まで色々とお世話になりました、感謝でいっぱいです。

午前中に日焼けしたKが、元気に帰ってきました、ありがとうございました。   Nonco



ハノイ・・・
105日間のハノイ異邦人・・・・・先人の人達は苦労したと思う。
今は何の苦労もなく、日本食も、フレンチ、イタリアン、中華と選り取り見取りで食べる事ができる。
そのハノイに、40年前の日本を垣間見る時、やっぱりエールを送りたい。
たぶん、40年前にヨーロッパ人やアメリカ人も、
同じように日本に対して、思っていただろうな、と思います。

ベトナムの
多くの資源を持たない事、勤勉である事、農業国である事、
そして何より四季があり、家族を大切にする習慣がある事・・・
この事が日本の40年前とダブって見えるのです。

そして、日本の40年前と徹底的に違う事は、
個人が世界と繋がる情報機器をすでに持っている事です。
全ての情報が国の機関、マスメディアでしか入手出来なかった時代と違い、
今のベトナムは希望すれば、
一部統制があるとはいえ、世界中の情報を個人レベルで入手する事が可能になりました。

比較論的に考えると、とんでもない事です。

情報をどう使うか、どうコントロールするか・・・
それが、それぞれの企業の大きな企業戦力になります。

マーケティング&セールス
これまでの日本では、団塊の世代を中心に戦略を練ってきました。
ベトナムは、初めからパーソナルな団塊の世代を相手にしなければなりません。
爆発的な単一商品の流行ではなく、
一つの商品群が流行し、その商品群を複数の会社が追いかける・・・・・
現在の日本の様子が想像されます。


最後にあえて言わせて貰うと、
本当に誇りを持っている人は「誇りがある」とは、言わない、
英国が紳士の国ではないから「英国は紳士の国」、
レディーファーストでないアメリカが「レディーファーストの国」、
武士道のない日本が「武の国」、    
無いもの、欲しいものに対してキャッチフレーズで、その国民性をくすぐるのです。

金と権力の前で、初めて誇りが試されるのであって、
言葉が先にあるのではないと思います。

まずは、謙虚に学び、バージョンアップせよ!!

それでも、次のベトナムに大いに期待したい!!
            K
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Kのハノイ便り…30、マイレストラン?

2010年02月25日 | Kのハノイ便り
テトが終わって、普段の街が戻ってきた、
街のあちこちに、マイレストラン=路上レストランが開かれている。
自分の家の前は言うに及ばず、人の家の前や、どこにでも路上レストランの開店。

写真の隅に写っているのを、不思議に思って「あれは、なんなの??」ってKに尋ねた。
Kも最初、何だろうと思い、ブーちゃんに尋ねたら、
「店だよっ、どこでも商売をするよ。美味しい店もあるよ、それに安いし・・・」
と、言うことらしい・・・・・

私が質問して、Kが分かる範囲で答えたものです

質問:何処でお店を開くの?
  答え:歩道とか、空き地です

質問:自分の家の前に出す人もいるの?
  答え:います、朝だけやっている人もいる

質問:誰がやっているの?
  答え:大体、オバサン

質問:水道・電気・ガスは?
  答え:水は自分で持って行くか、公園などの公共のものを勝手に使う。
     水はホースでひっぱる(家でやっている)
     火はミニコンロ。煮たきに使うのは、練炭の七輪。
     電気は、家の前の人は自分の家からコンセントをひっぱっている

質問:お鍋や食器はどうするの?
  答え:持ってくる、
     天秤棒のようなものに椅子や材料や食器をつんでやってくる人もいるよ。

質問:売るものは、どんなもの?メニューは?
  答え:フォーだけの店もあるけど、ちまき・フォー・炒め物・揚げ物など

質問:どこも、小さな椅子があるの?
  答え:ある、だけど椅子がない所もあるよ、道路に直に座って食べているよ。

質問:公共のものを勝手に使ってもいいの?
  答え:いいと思っているみたいだよ。

質問:ところで、美味しいの?
  答え:分からないけど、美味しいとこもある、という話だよ。


と、いう訳で空いている場所があると、すぐお店を開いてるみたい・・・


このお店をやっているのは、オバサンばかりで男性はいないみたい!
何ともエネルギッシュだ!!

お風呂の椅子みたいに小さいのが、積み重ね出来て重宝みたい。
椅子を売っている店も・・・・・・

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Kのハノイ便り…29、チャーカーラボン

2010年02月21日 | Kのハノイ便り
やっと、チャーカーラボンを食べました。

ハノイに着いて、すぐに貰ったKapparさんのコメントにあった、「チャーカーラボン」

「チャーカーラボン」・・・ずーっと気になって探していたら、
同じ名前の店が色々とあって、美味しい店と、そうじゃない店があるらしい。

チャーカー通りというのもあって、そこはチャーカーラボンの店ばかりが並んでいる。
聞いたら、そこは不味いとの事で、美味しい店はあるけど、そこではないという・・・


昨日、Oさん(ブーちゃんの婚約者)が、Mさん(同じく日本人で美味しいもの大好きな人)と
一緒に「チャーカーラボンを食べに行こう」と誘ってくれた。
前から行きたかった所だし、二人が美味しいという店・・・期待して行った。

チャーカーラボンしかない、専門店

当然、注文は飲み物だけで、待っていると、チャーカーの登場です。

油が少し入った深めのフライパンに、これも油で揚げた「雷魚」が入っている。
後は野菜(分葱・ミント・行者ニンニク・香草)と茹でたビーフン。
タレは魚醤(ニョクマム)と、
海老の腸の塩辛をこしてペースト状のもの・・・これは、臭い。

これらを炒めながら、ビーフンと一緒にタレをかけて食べる・・・

3人で、ビールを3本と鍋で、297,000VND(大体、1,500円)手頃で美味しい!

だけど、
もう一工夫で日本人向けになると思う、例えばポン酢や酢橘を使ったらどうだろう。


その後、珈琲を飲みに寄ったMさんの家の子猫・・・Oさんも、この子猫が大好きらしい!
可愛いけど、名前が変わっている・・・「MさんちのNo2」と、いうそうです。
実は、もう1匹いるのですが、シャイなネコ・・・これが「MさんちのNo1」
今日は「No2」だけのお披露目でした。

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Kのハノイ便り…28、テト

2010年02月18日 | Kのハノイ便り
テトで仕事は休みだけど、お店等も休みが多い。
1年で1番長いお休み……日本料理店も会社も14日から18-9日までが休み。

最初、「いい機会だから、ホーチミンでも行こうかな」と言っていたKも、
飛行機のチケットが取れなくて諦めたらしい。

「正月は何もすることがないなぁー」とぼやいていたK

だけど、
ハノイで出来た友人たちと新年会をやったり、一緒に出かけたり、昨日はゴルフだという。

ゴルフやお店も、営業している所は少ないけど、お正月料金・・・何割か高くなっている。

ハイフォンは海鮮料理が名物、ゴルフの帰りに早速食べに行った。
マテ貝・牡蠣・蟹・蟹スープ・空芯菜の炒め物・浅利のお粥……
5人でお腹いっぱい食べて、正月料金で、200万VND(約10,000円弱)

値段の付け方に、
日本人は、日本よりは安いから「安い!」といい、
ベトナム人のブーちゃん達は「高い!高い!」と文句を言っている。
 
    
      静かな街・・・・・


ゴルフに行く途中・・・
ODA道路(政府開発援助道路)の中央分離帯の植木が???この刈込は、何か変だ!!
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Kのハノイ便り…27、日本語検定試験

2010年02月14日 | Kのハノイ便り

Kが7年程前に知人から教えて貰った「日本語検定の話」、面白かったのを思い出して、
ブーちゃんや友人達に話したところ、誰も知らなくて大受けしたそうです。


当時、私もあまり面白いので、メールが出来る友人には皆んな教えて・・・
教えつくしちゃった気がしていた。

これが今、ハノイのコミュニケーションで役に立つとは???

向うの日本人や、日本語が出来るベトナム人にコピーを頼まれて、何枚もプリントしてるらしい。
仕事関係のベトナム人も日本語を習っている人が多く、そんな人も興味があるみたい。

「でも、ある程度、日本語が出来なきゃ面白さは分かんないんじゃないの?」と言うと、
「ブーちゃんは、俳句もやっているんだよ、プリントを見て笑っていたよ」って・・・

ブーちゃん・・・恐るべし!!


外国人が受けた日本語検定試験とその回答です。もちろん実話。
***********


【外国人が受けた日本語検定試験とその回答】

● 問1:「あたかも」を使って短文を作りなさい

  答: 冷蔵庫に牛乳があたかもしれない


● 問2:「どんより」を使って短文を作りなさい

  答:ぼくは、うどんよりそばが好きだ


● 問3:「もし~なら」を使って短文を作りなさい

  答:もしもし、奈良県の人ですか?


● 問4:「まさか~ろう」を使って短文を作りなさい

  答:まさかりかついだ金たろう


● 問5:「うってかわって」を使って短文を作りなさい 

  答:彼は麻薬をうってかわってしまった


***********

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Kのハノイ便り…26、雑記

2010年02月12日 | Kのハノイ便り

Kが「最近は忘年会が多くて、疲れちゃうよ」って言っているが、
元々お酒が嫌いではないから、ついつい参加しちゃうんだそうだ。
参加者が若いと飲み方が違うらしく、お酒を飲んで騒いで・・・というパターンで、
お酒を楽しむ、というスタイルとは程遠いらしい。

でも、忘年会って騒ぐんじゃないの?って、言うと
「馬鹿騒ぎ」はイヤだと言うし、学生のコンペみたいに大声で騒ぐのは勘弁してほしい、
って・・・(もう、若くないねぇ~)

「じゃあ、気の合った人と少人数で美味しい料理とお酒を楽しんだらいいじゃない」
って言うと・・・
「ここは、日本じゃないんだよ」って、中々難しいらしい。

だけど、どんなに騒いでも、
ベロンベロンの酔っぱらいは、まだ見た事がない、って・・・・・
それをベトナム人のブーちゃんに言うと
「ベトナム人はお酒強いし、好きだけど、酔っぱらいはいないよ!酔っぱらいは外国人だよ」って
本当かなぁ~

テトが近くなって、段々タクシーも拾えなくなったらしい・・・・・
人も随分減っているみたい、みんな故郷に帰省しちゃったのか???

誰も守らない信号・・・



  ポスト、色々・・・
  右のポストは郵便局の表示??木に括りつけてあるし?
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Kのハノイ便り…25、現代版、忠臣蔵?

2010年02月10日 | Kのハノイ便り

小沢幹事長は大石内蔵助??

Kが、「noncoは忠臣蔵が好きだから、これは面白いよ」って、
出ていたブログのアドレスを送ってくれた。

小沢幹事長の事が「忠臣蔵」を引き合いに出して分かりやすく解説している・・・

秀さん(左翼でも右翼でもでもない)のブログで、
1月18日の「民主党小沢幹事長の話編」の下に、
タイトルは「いよいよ忠臣蔵討ち入りか:小沢 内蔵助」というコラムが転載されていた。

書いた人は、
権力側のアメリカの戦略研究機関で10年近く働いていて、今は早稲田大学院客員教授らしい。

3、の 現代の吉良上野介は誰か・・・・・
4、の 田中角栄:現代版 浅野内匠頭・・・・・など、面白い!
7、の 「小沢氏へのお願い:日本の戦後政治の秘密を国民に全部ばらして欲しい」は、
     内容が恐い!
確かに、何故あの人が・・・・・死因がすんなり納得できない人もいる。

興味のある方は、こちらからどうぞ!!!
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Kのハノイ便り…24、テトまで1週間

2010年02月08日 | Kのハノイ便り
テト、旧正月まで1週間程になった。
街が騒がしい……何でこんなに、忙しそうにバイクで走り回っているのか、分からない。

そして、「来年もよろしく」と挨拶されてもピンとこない。
一瞬、本当に来年の事か?と思うが、
そうか2月14日以降が来年だと合点が行くまで時間がかかる。

街の様子を撮ってみた、本当にエネルギッシュな街だ・・・・・・
バイクも定員オーバーなんて、気にしない!

下の6人乗りバイク、写真提供は、ブーちゃんでした♪


結婚式を挙げている家で、
道路に張り出して、テントを張っている。
歩道を歩いている人は、車道を歩いて、また歩道に戻る、極々普通の光景らしい・・・
   (テントの下から見えるのは、赤い椅子の脚・・・)


ホテルの周りでも忘年会が派手に行われている。
只、本当に忘年会なのか?、只の飲み会?なのか、判らないけど……
カラオケも、すごい大音響で朝までやっている。

勇んで故郷に帰る人、義理で帰る人、イヤイヤ帰る人、帰れない人、人それぞれ……
多分、色んなケースを抱えた人達が、それぞれの故郷を目指すのがこの時期


そして、派手なデコレーションのお土産専用らしいギフトが街に溢れている。
酒のギフト、食品のギフト、様々なギフトが派手に並ぶ。

『ハノイに出た息子が、派手なお土産を持って故郷に錦を飾る』、
そのテトが過ぎると、ハノイは春を飛び越えて、一気に蒸し暑い夏になるそうです。

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Kのハノイ便り…23、包丁

2010年02月02日 | Kのハノイ便り

Kのベトナムでの生活で大変お世話になっている、
ブーさん(旅行会社の中堅でツアーガイドもしている、日本語が出来る人)がいる。

ブーさんはベトナム人だが、
婚約者は日本人のOさんで、この人が食道楽(?)で、話が合う。

最初は会社の人に紹介されて会っていたけど、
今ではOさんを入れて、一緒に食べに行ったり、遊んだりしているらしい。


お正月に、ブーさんの友達の家で食事をすることになり、
ワインとチョコレートを土産に伺った時の話………
ブーさんの友達はFさんというベトナム人で、奥さんは日本人のMさん。
この日は、
ブーさんと、婚約者のOさん、Fさんと奥さんのMさん、あとはKの5人が集まった。

Fさんが料理をするという事で、
ブーさんは
「お正月だから皆で伊勢海老を食べよう」と奮発して大きな伊勢海老を調達……
値段は値引き交渉して140万VND(約7,000円)
その海老があまりにも大きい!
日本では見た事もない大きさで80㎝位はある、髭を入れたら1m。

      私が「嘘だぁ、そんな大きい海老なんて、ないよ!」って、言ったら、
      Mさんが写真を撮っていたから、今度見せるよ、って……


Fさんは「こんな大きいの料理できないよ」となり、仕方なく(?)Kがさばいた、との事
包丁さばきに、少し自信のあるKは、喜んで料理を受け持った、らしい・・・

半分を刺身にして、残りはバター焼き。
頭や殻からスープを作り、量が多かったから、残りのスープで雑炊に。
評判も良く最高の味だった、って。
それと烏賊(槍烏賊に似てた)が10杯程あったので、
皮をむいて、サッと茹でて、生姜と醤油で食べて貰ったら、
ベトナムの人は皮をむいた烏賊は初めて、って事で、
興味津津で食べていて「美味しい!」を連発していたとの事。

後はMさんが
“肉じゃが”“湯豆腐”“サラダ”を作ってくれて、食べて、飲んで、楽しい夜だったとか。

でも、その時のあまりにも切れない包丁に呆れたKは、
包丁を探して“ペティナイフ、大小”“菜切包丁”を買ったそうです、
で、2回目のFさんの家(マンション)での食事会に誘われて・・・・・

Kはお土産の他に包丁を持参したら、
何と、その時のメニューは“鯵と鮪の刺身と手巻き寿司”がメイン!

魚屋さんで、全てお刺身に作って貰ったそうで、
      Kの包丁の出番はなかった、との事……残念でした!

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Kのハノイ便り…22、ハロン湾

2010年01月25日 | Kのハノイ便り
ハロン湾、1泊クルーズ

ハノイに来て初めての遠出の観光にハロン湾に来た、世界遺産であり、一番の人気のスポットです。
途中、小洒落たドライブインに停りながら4時間弱でハロン湾1泊クルーズの港に到着
途中からは宮崎を思い出すような町並みが続き、港らしい家並みへと続く。

乗る船は「VictoryStar」と言うホテルのような、遊覧船209号室

今回は残念なことに、夕日も朝日も今一でした。        Kのメモより

写真は、乗船した船内を・・・中々豪華な船です。


ハロン湾・・・・・Wikipediaより抜粋だそうです。

ハロン湾(ハロンわん、ベトナム語:Vịnh Hạ Long, 漢喃:泳下龍)は、
ベトナム北部、トンキン湾北西部にある湾の名称であり、
クアンニン省のハロン市と、その近郊に位置していて、大小3,000もの奇岩、島々が存在する。
漢字表記は下龍湾。
伝承では、中国がベトナムに侵攻してきた時、龍の親子が現れ敵を破り、
口から吐き出した宝石が 湾内の島々になったと伝えられている。
現在は無人だが、約7,000年前の新石器時代にはわずかに人が住んでいた。
また、数世紀前までは海賊の 隠れ家として利用され、
また モンゴル軍の侵攻の際には軍事的に利用された。
彫刻作品のような島々の景観は、太陽の位置によって輝きが変化し、
雨や霧によってまた趣のある雰囲気を醸し出す。

地質学的には北は桂林から南はニンビンまでの広大な石灰岩台地の 一角である。
石灰岩台地が沈降し、風化作用によって削られ、現在の姿となった。
1994年にユネスコの世界遺産(自然遺産)指定

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
(7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
(8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。
 これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、
 重要な地形的特性、自然地理的特性 などが含まれる。


写真はハロン湾の表情・・・・・
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