魚栄さんで、去年とっても美味しかった“雲丹”を覚えておいた。
今日、その“雲丹”が、あったので、迷わず買ってきた。
明礬(ミョウバン)を使っていない“うに”
四角くて底の浅い、プラスチックのケースに入っている。
見た目は、あまりパッとしないけど、これが、美味しいの!
そのままだと、塩気があるので、買ってきたら、まず・・・
塩水に浸かっているから、ザルに開ける。
水をボールにとって、その中でさっと洗って、ザルに上げる。
そうすると、塩気もとれて甘くて美味しい“雲丹”に変身!
前のは、“ムラサキウニ”だったけど、今回は“エゾバフンウニ”
ミョウバン、これが曲者だ・・・・・
加工時の型崩れ防止・保存のための添加物としても使用される事が多いが、私は苦手だ。
現地では風味を損なう明礬(ミョウバン)漬を避けて、
日持ちさせるためには塩漬けあるいは塩水漬にしたりする。
好き嫌いの激しかった私も、結婚してからKに影響されて、
あんまり好きじゃないなぁ~、という“食わず嫌い”がなくなった。
でも、雲丹は“値段の割に美味しくない!”と思っていた。
それが、“雲丹”だーいすき!になったのは、
10年程前に札幌に行った時、
従妹のMちゃん夫婦やWの叔父さんやM叔母ちゃんに
剥き立ての美味しいのを御馳走になってから・・・・
剥き立てのは、本当に美味しくて、いくつでも食べられる!!
魚屋さんでウニを買う時、
見た目が綺麗な雲丹についつい目がいって、何度裏切られた思いをしたことか・・・
その粒の揃ったウニを買って不味かったのが、何度もあった為、
雲丹は“北海道に行った時に、
生のその場でむいた雲丹”を美味しくいただこう!、って決めた。
あの時と「どうして味が違うのかなぁ」と、ずーっと思って・・・
ミョウバンのせいだよ、って言われて合点がいった。
生の雲丹はミョウバンにつけていないので、味が全く違う。
そのかわり雲丹の卵は油脂分が多くすぐに溶け出してしまうので、
表面がなんとなく、とろけているような雲丹は、
むしろ、ミョウバン漬にしていないものかもしれない。
東京で、美味しい雲丹を食べようと思ったら、すごく高くつく・・・・・
雲丹の80%は“紫雲丹”らしいが、“馬糞雲丹”は、もっと美味しい!
魚栄さんが、いい事を教えてくれた・・・・・
最近、カナダあたりの雲丹の方が明礬(ミョウバン)をあまり使ってないので、
いいかもしれませんよ、って。
ランチは美味しい、雲丹丼!!
今回の雲丹は、1200円。少なめだけど、満足度は100%!