「脳卒中後のリハビリごはん」というのを見つけて読んでみました。
著者に、
初台リハビリテーション病院と船橋市立リハビリテーション病院の名前があり、
あれっやっぱりそうなんだー、って納得しました。
序章 脳卒中のリハビリとは?
第1章 食べる力をとり戻すために 再発を防ぐ食生活と嚥下リハビリ
第2章 実践!リハビリ献立&一品料理 退院したその日から役立つ料理集
第3章 調理でリハビリ 生活期リハビリの主役として、うつの予防・改善にもおすすめ
と、あります。
どの章も役に立つ事だけど、一番良かったのは、石川誠理事長の言葉・・・
「はじめに」「それでも元気に、楽しく生きていくために」の
『食事は、元気と楽しみと生きがいの源』に
初台リハビリテーション病院の病院食、 そのものが書かれている。
私は3ヶ月位の入院生活を通して、
「リハビリテーション病院」の食事って、こうなんだ、と思いました。
でも、転んで骨折のリハビリで同じく3ヶ月位を
イムス板橋リハビリテーション病院で過ごして、あまりの違いにびっくりしました。
それは、理事長の考え方・・・
見た目は真似できても、考え方まで理解していないと出来ないサービス。
書ききれないので、少しだけ紹介します。
これまで管理栄養士が立てていた献立を調理師に任せました。
食器選びも食卓コーディネイトも調理師です。
管理栄養士は、栄養価のチェック役に回って貰い、ベットサイドの臨床栄養業務を主としました。
食材費を通常より3割アップさせて良質な食材の調達に努め、できたてを食べてもらえるよう、
各病棟に調理室を設けて仕上げをする工夫もしました。
こうして人手とコストをかけてようやく「おいしい病院食」が実現できたのです。
「おいしくなければ、ダメ」が、わが病院のモットーです。
改めて、両方の病院で経験出来て、本当に良かった!!
入院は、この病院がお勧めですよー!
でも、通院にはベストではない部分もあるので、
退院した後は、御自分の通い易い所が一番だと思います。
患者にとって、いかに食事が大事か!!って言う事、
他の病院も、もっと、考えてほしいなぁ
前にも書いた、初台リハビリテーション病院の食事の例です♪