『高齢者・障害者に装い支援』『体が動きづらくなっても装いを楽しみたい』
障害がある人や高齢者のそうした気持ちにこたえる『装い支援』が注目されている。
福祉用品ではなく市販や手持ちの服を活用したおしゃれの提案で、
気持ちが前向きになり、リハビリの向上や認知症への効果が期待される。
資格にしようという動きも出てきた。(5月30日、朝日新聞、朝刊より抜粋)
とても、いい事だと思う。
確かに、身体の動きが儘ならず・・・着られる服が限られる。
私の場合は、仕事の時に身に着けていた、カッチとした服や
ヒールのあるパンプス、大ぶりのハンドバック類・・・すべて封印した。
代わりに、ジーパンとTシャツや前開きのシャツ類が、今の私のスタイル!
当然、おしゃれな感じとは・・・無縁・・・
着脱のしやすさ・・・・・・・これが、選ぶ時のポイント!
“すてきね”と言われる事が、“頑張れ”と言われる事より、励みになる
自分を肯定する気持ちが生まれる、と・・・ある。
なるほど、そんな気持ちが確かにあるなぁー・・・・・
使っているステッキを、度々褒められる、・・・嬉しい!!
『すてきね』とか 『かっこいいわね』 『柄が個性的でいいわ』 とかだ・・・・・・
褒められる度に、Y子に『褒められたよ』って心の中で言っている・・・
親友のY子が、何年か前にステッキをデザインしてネットで販売した。
相談された時、『何で、ステッキなの??』と、分からなかった・・・
説明されても、『言っている意味がわからない??』
正直・・・、今もわからない・・・・・・
でも、Y子は何かに憑かれたように、ステッキを100本位、作った。
一本、一本、防水加工して、縫い代は彫った溝に埋めて、分からなくしてある。
手で触っても、違和感がなく、布なので、冷たい感じはない。
それを、今は私が使わせて貰っている。
5本の柄違いのステッキが私の手元にある・・・
そして、靴に合わせて、長さがそれぞれ、違う・・・
とても、ステキだし役に立っているよ・・・ありがとう・・・・・・・
私には、“おしゃれ”というと、“ステッキのお洒落”が、一番に思いつく・・・
でも、あの時、何で・・・“ステッキ”だったの???
今も、わからない・・・・・・・