先日、テレビで和歌山の田辺市の漁師町の事を紹介していました。
たった一人残った荷車のようなものに魚を積んで売り歩くオバサンのことも紹介されていました。
「T(里)でもネ、リヤカーで売り歩くオバサンが居たのよ」
ソラジも「そういや、こっちでも居ったなー」
子供の頃、里の町では、魚をリヤカーで売り歩くオバサンが何人か居ました。
リヤカーに、ドロ箱って言うのでしょうか?氷と魚が入っていて、
たぶん、それぞれ地域が決まっていたのでしょう。売り歩いていました。
小魚を分銅秤で、測るのが不思議でした。
オバサン達は町内に大きな魚屋さんから仕入れて売り歩いているようでした。
そこは、子供の足でも買いに行けるくらいの距離に魚屋さんがあるのに?
皆そこに買いに行ってるのに?商売は成り立つの?って、思いましたけど、、
余談ですが、その大きな魚屋さんは母の同級生だったオジサンのお店で、
奇麗な奥さんとその妹だって言う やっぱり奇麗なオバサンが、
テキパキと動いて、小気味いい感じでお店番していました。
お刺身などの注文が入ると、オジサンが、お店の中の厨房で作っていました。
母と買い物に行くと、
オジサンは母のことをミッチャン、ミッチャンって呼んでました。
そんな半世紀以上昔の話です。
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