昨日の続きです。で、お花も、再びヤブチョロギ
前回とは違う場所で見つけました。
こんなに沢山。
子供の頃、行商って言うと、富山の薬売り、
大きな荷物を背負って歩いて回っていました。何所から?
「○○旅館に泊まっとるや」って、聞いて納得。
お薬を一つ一つ点検してる間に、情報も置いてってくれたように思います。
清算が済んだ後、紙風船をもらえる事がありました。
すぐ飽きちゃうくせに、とっても嬉しかった。
そして、松露を売りにもきました。祖母が好きで頼んでたようです。
私は、ちっとも美味しいと思えない松露を買ってるのを見ると、
ガッカリしたものです。
松露って、興味を持たれた方。こちらをクリックして見てください。
でも、鰻を売りに来るオバサン、蒲焼にして運んでくるんです。
家のお皿に入れてもらって、たれをタップリかけてくれます。
「また、獲れたら頼むよ」そのオバサンのがお気に入りでした。
「最近、獲れんのやがい」って、返事を聞いてガッカリしました。
たぶん、あのオバサンの鰻より美味しいものを食べた事がありません。
松露のオバサンも、鰻のオバサンも、薬売りのおじさんより小さな荷物だったと思いますが、
風呂敷包みを背負って、近隣の村からやってきてました。
ある時、たぶん小学生ぐらいだったと思います。
電車に乗ってたら、大きな荷物を背負ったオバサンが乗り込んできました。
座席の前の床に座り込むようにして、荷物を座席にヨイショと載せて荷物を下ろしていました。
その荷物の大きさと言ったら、後ろから見たら、荷物に手足がついてるようです。
そして、そのオバサンは手に持った籠から、毛糸だまを取り出し、せっせと編み始めたのです。
新しい糸では無かったと思います。あの頃、編み直しって普通にしていました。
誰の物を編んでるんだろう?
子供のものかな?その子が羨ましく感じました。
駅に着くと、また、大きな荷物の前にしゃがみこんでヨイショって、感じで背負って、
小学生だったから、一人じゃなかったと思うのですが、他の事は一切覚えていなくって、
たぶん床に置いたら、立ち上がれないほどの荷物。
その上、手に持った籠もかなり大きなもの、、、、電車の中で、寸暇を惜しんで編み物。
それだけを覚えています。
思い出話ばかりって、、、