今日も寒いです。お昼前、重装備で庭の草引きをしましたが、、
いったん入ったら、、出られなくって、、、、午後の部から逃げてPCに向かっています。
古い話ですが、ちょっと思い出したので、
高校卒業後、金沢の洋裁学校に入りました。洋裁学校入学には資格などありませんから、
中卒・高卒・短大卒、学歴・職歴も様々、、中卒の子は居なかったはず、、
ほとんどが高校を卒業したばかりの子達の中に、年上の人が数人混じってるって感じでした。
入学当初、あいうえお順に席が決められ、偶然にも同じ町・同じ高校の子ともう一人能登の子が3人並びました。
同窓生だった子は、私より大人びていましたが、それでも金沢のお洒落な女の子たちよりは、身近に感じたものです。
なので、イッツも3人が一緒でした。
3人とも、若く見えましたので、、、(幼くとも言うか・・・・・・な?
)
あの子達、中卒らしいわよという噂が広がっておりました。
段々とお友達も増え、短大卒のオネエサンと映画に行くことになりました。
地元では、洋画なんか来たかしら???の、ドがつく田舎育ちです。
思えば2つしか違わないのに、随分と大人びて見えたものです。
題名は忘れましたが、、ナタリードロンとアランドロンが共演した映画。
「ナルシストなのよ、だからよく似てるでしょ」
ナルシストって言葉も初めて聞いたような????
授業料や部屋代などの生活費は、大体の予算を考えていましたが、、材料費が、、
あの当時は、布やボタンなどの材料は求めやすかったので、幾つものお店を回って気に入ったものを
出来るだけ安く、、
でも、ドンドンかさむ材料費調達のアルバイトも始めていました。
無事、進級して??だったか、夜間部から昼間部に換わった人が仲間入り、
あの人って、幾つ???注目が集まりました。
星由利子似の美人で、一回りも上かと思う落ち着きぶり、、
彼女は、一人でマンション住まい。
高級クラブのママさんだった?現役?でしたが、辞めて
ブティックを開く為の勉強に洋裁学校に通い出したということでした。
彼女が言うには、シックな高級で身を飾り、派手なもの着てる人は野暮よ。
だから、見た目よりずっと若かったのでしょう。
そのうち、ブティックには洋裁の知識は必要ないって感じたのか、気がついたら、居なくなってました。
あの頃、見るもの全てに驚いてた気がします。