遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

記憶のフラッシュバック ≪ヒメジョオン≫

2014-05-21 13:39:08 | 認知症

昨日のコロッケ作りで、大量に出た野菜くず、、畑のコンポストに捨てに行きました。
昨日の激しいい雨で水溜りが出来ていました。今日は、晴れだけど畑は無理!! 
我が家とハハ(姑)ンチの掃除をして(ざっとね^^;)

昨日、ソラジ一人でハハ(姑)の見舞いに行きました。今、療養型の病院に入院しています。

手拍子を取って、串本節を歌っていたそうです。
今年に入って、無かったことかも、、、って言うか、
私は、そんな陽気なハハ(姑)を見たことがありませんでした。
「よう覚えてるなぁ~って、ゆうたら、得意そうに3番まで歌って、まだ続きそうやったけど帰ってきた。」
そうです。^^ 今、誰が行っても、帰りを引き止めることはなくなりました。
家へ帰りたいとも言わなくなりました。



ハハ(姑)が施設に通いだしてすぐ、お菓子や果物を持っていこうとします。
「皆、持って来やるから、持っていかな あかん。」と、
でも、施設のお迎えの方に、「置いて行きましょうね」と、言われると他の人も~とは、言いませんでした。
そんな流れで、バナナをバックに詰めて準備してたことがあり、止めると
「見舞いに持っていくんや」と、言います。
詳しく聞くと、ハハ(姑)の同級生と施設のベットで寝てたそうです。「子供、生まれたんや」
「おばあちゃんの同級生がですか?」 そうだと仰います。
ハハ(姑)の認知度を感じ始めた出来事です。
「だったら、他の人もいるから、お家の方へ持って行きましょう。」家が判らないと、言いますので、
今日行って聞いてくるように言いながら、さてどうしたものか??

何をどう聞いたのか、施設の方が結婚した。子供を生んだ。祝いをしなければ、必死で訴えます。

介護師さんに聞くと記憶のフラッシュバック、
何かのキッケ(このときはベットの友人を見て)で、昔の記憶が蘇ったのでしょう。と、
そのキッケが何時、起こるか、どんな記憶が戻るのか?判りません。
私たちには、何を見て何を感じているのか判りません。

突然、息子が帰ってきた。と、言い出します。どこに行ったといわれても、、、
「帰っていない。」と、言っても納得しないのです。
当初は、戸惑い、どうして良いのか??帰っていないものを連れてくることも出来ず、、、
どう対処していいものか?
帰ってきたというのですから、帰ってきたのです。けど、急に帰ったようです。で、納得します。
「あの子も、一言ゆうていきゃ良いのに」
と、納得しても、翌日には、また同じ事を言い出します。
次に興味?気になることが出来るまで、、といった感じです。

無いものを、どこにやったと言われても、、無くなったものが何か判れば代替品を用意も出来ますが、、
ハハ(姑)自身も漠然としてるようです。
なので、「どうしたんでしょうねぇ~~」「困りましたねぇ~~」
こういう探し物、しなければと強く心に残ってることは、忘れません。
ハハ(姑)も必死なのでしょう、
けど、どう説明しても、納得させられず、毎日毎日攻め立てられる家族は耐え難いものがあります。

ですから、今、病院の安心できる環境にいて心穏やかで過ごしてくれてるのは、
家族にとって、救いです。




 ランキングに参加しています。ポッチとお願いします。blogramで人気ブログを分析

コメント (18)