私のブログに時々登場する、大叔母。
戦争未亡人で祖母の妹です。私たち兄弟を祖母と育ててくれてた人です。
と、言うより、祖母は早くに亡くなり、ほとんど大叔母に育ててもらったような、
祖母のことはバアチャンと呼び、お大叔母をニャアニャと呼んでました。
そう猫の話ではありません、大叔母の話です。
神経質で寝つきの悪かった私に、添い寝してお伽噺をしてくれたのです。
でも大叔母にとって、私は難しい子だったようです。
学校から帰った時、祖母が居ないことがありました。「ばあちゃんは?」って、聞いただけなのに
「ばあちゃんって、ばあちゃんの事ばっかり、、、」って、言われたことがありました。
居なかったから、聞いただけなのに、、特別意味があったわけじゃないのに、、
でも、どうしたら良いのかわかりませんでした。
ここまで書いてきて、気が付いたのですが、
ニャアニャ自身は子育ての経験も無く、突然子育てを任されて
さぞ大変だったと思います。
弟は生まれたばかり、まさに大叔母に育てられました。私は物心ついていました。その子をどう扱ったらいいか?
不安がいっぱいだったのでしょう、自信も無かった。のだと、思います。
祖母と大叔母は交代で旅行に行ってました。何時だったか、九州旅行のお土産に老夫婦の博多人形を買ってきました。
「ばあちゃんもお母さんも後家が2代も続いたから、タカコだけは共白髪で」を祈って、奮発したそうです。
床の間に飾っていました。
我儘娘が銀婚式を超え40数年、、暮らしてこれたのは、この洗脳のおかげかも、、
さて、大叔母のことをニャアニャと呼ぶのは何故か?
大叔母=ニャアニャではありません。
何故なのか?皆がそう呼んだから、なのですが、
実はニャアニャとは娘さんのことを指すんです。
にゃあにゃ饅頭っていうのがあります。⇒◎
加賀方言と書かれていますが、能登でも使っていたようです。私の世代では、使う人はいませんでしたが。
独り言なので、コメント欄はお休みさせていただきます。