遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

にゃあにゃの事 (ハゼラン)

2016-09-01 19:49:16 | つれづれ

私のブログに時々登場する、大叔母。

戦争未亡人で祖母の妹です。私たち兄弟を祖母と育ててくれてた人です。

と、言うより、祖母は早くに亡くなり、ほとんど大叔母に育ててもらったような、

祖母のことはバアチャンと呼び、お大叔母をニャアニャと呼んでました。

そう猫の話ではありません、大叔母の話です。

神経質で寝つきの悪かった私に、添い寝してお伽噺をしてくれたのです。



でも大叔母にとって、私は難しい子だったようです。

学校から帰った時、祖母が居ないことがありました。「ばあちゃんは?」って、聞いただけなのに

「ばあちゃんって、ばあちゃんの事ばっかり、、、」って、言われたことがありました。

居なかったから、聞いただけなのに、、特別意味があったわけじゃないのに、、

でも、どうしたら良いのかわかりませんでした。

ここまで書いてきて、気が付いたのですが、

ニャアニャ自身は子育ての経験も無く、突然子育てを任されて
さぞ大変だったと思います。

弟は生まれたばかり、まさに大叔母に育てられました。私は物心ついていました。その子をどう扱ったらいいか?
不安がいっぱいだったのでしょう、
自信も無かった。のだと、思います。



祖母と大叔母は交代で旅行に行ってました。何時だったか、九州旅行のお土産に老夫婦の博多人形を買ってきました。

「ばあちゃんもお母さんも後家が2代も続いたから、タカコだけは共白髪で」を祈って、奮発したそうです。
床の間に飾っていました。
我儘娘が銀婚式を超え40数年、、暮らしてこれたのは、この洗脳のおかげかも、、



さて、大叔母のことをニャアニャと呼ぶのは何故か?

大叔母=ニャアニャではありません。

何故なのか?皆がそう呼んだから、なのですが、

実はニャアニャとは娘さんのことを指すんです。
にゃあにゃ饅頭っていうのがあります。⇒
加賀方言と書かれていますが、能登でも使っていたようです。私の世代では、使う人はいませんでしたが。



独り言なので、コメント欄はお休みさせていただきます。 

 

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