さて工事中で道路が変わったため少々混乱しながら野球場仮設へ。仮設住宅が建つ総合運動公園の方ヘ海から内陸に向かって進んでいくと、途中にあったガレキ置き場はすっかりキレイに片づいていました。
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こちら、昨年10月の同じ場所。
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やがて野球場仮設に到着。奥に見える巨大な「総合体育館」の手前、目につく白いテントは坂本龍一さんが寄贈した、その名も「坂本龍一マルシェ」です。ぬえもここで上演させて頂いたこともありますし、住民さんのためにバザーが開かれていたり、常は子どもたちの遊び場になっていたりと、住民さんに身近な存在になっています。
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野球場仮設は、仮設住宅の中でもオシャレだということで、建設当時ずいぶん話題に上りました。2階建て、3階建ての仮設というのも珍しいですが、じつはこれはコンテナを積み上げて建てたものなのだそうです。
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坂本龍一マルシェに行ってみると、七夕の飾りが美しく飾られています。野球場仮設に専属で住民さんのお世話をしている、伊藤恵悟さんがいらっしゃいました。
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伊藤さんはボランティア出身で、そのまま女川町に住みついて、いまは社協の一員として町の仕事を続けています。同じようにボランティア出身で、今でも女川町で仕事を続けている方を他にも知っていますが、ボランティア時代は半年をテントで暮らし、住民さんと結婚して、その奥さんのご自宅も流されてしまったため、いまは仮設で暮らしておられるという。。頭の下がる熱意です。女川町に限らずこのようにボランティア出身で地元に定着された方も多数おられますが、これはうまくいった例だと思います。一方では住民さんとトラブルになってしまったり、今となっては「被災地のお荷物」と陰口を言われたりするボランティアさんも何人もおられましたから。。
早速ミネさんのお宅に行って、戸外から呼んでみました。ミネさん、最近ちょっと体調を崩しておられたそうで、やはりおうちの中におられました。
じつは滞在中にミネさんとはお会いするつもりで、割とスケジュールが空いていた今回の活動では、ミネさんをお誘いして牡鹿半島の先端にある御番所公園へのドライブも事前にお誘いしてあったのですが、このとき最近体調を崩されていたことを聞いて、あまり遠出はできないと伺い、ドライブを断念した経緯があります。これで女川を訪れる理由がなくなってしまったし、また何だかんだと石巻でもやることがあったので、石巻滞在中に女川まで足を運ぶこともできませんでした。この日 ぬえたちは帰京する予定でしたが、やはり東京から数百km離れた女川町には次にいつ訪れることができるかもわからず、それで社協さんに今後の女川町での活動のやり方について相談することを兼ねて、ミネさんの顔だけでも見に行こうかと。
結果的に社協さんでもかなり親切に相談に乗って頂いて、今後の活動の可能性も広がりましたし、ミネさんともこうしてお会いすることが出来て、やっぱり女川町に来てよかった。
ミネさんは ぬえたちをおうちの中に招き入れてくださり、この日初めて仮設のおうちにお邪魔させて頂きました。ここで撮影した画像の公開は控えますが、アコーディオン・ドアや引き戸で仕切られた小さな部屋が3つ、それにキッチンや居間、お風呂にトイレがつく。。聞こえは良いですが、やはり狭さは否めないおうちでした。これでも息子さんとお嫁さん、それに幼いお孫さんと5人の世帯で、仮設の中では最も広い間取りです。以前英子さんのおうちにもお邪魔させて頂きましたが、こちらはお一人住まいなのでワンルームの間取りでした。
体調を崩されたそうですが、ミネさんはいたってお元気で、お変わりもないように見えました。アイスコーヒーをご馳走になったり、世間話に花を咲かせて、そのうち外に出て昼食を一緒に食べよう、という話になって、ボランティア仲間から「おいしい」と評判を聞いていたお店「おかせい」に行くことになりました。
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こちら、昨年10月の同じ場所。
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やがて野球場仮設に到着。奥に見える巨大な「総合体育館」の手前、目につく白いテントは坂本龍一さんが寄贈した、その名も「坂本龍一マルシェ」です。ぬえもここで上演させて頂いたこともありますし、住民さんのためにバザーが開かれていたり、常は子どもたちの遊び場になっていたりと、住民さんに身近な存在になっています。
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野球場仮設は、仮設住宅の中でもオシャレだということで、建設当時ずいぶん話題に上りました。2階建て、3階建ての仮設というのも珍しいですが、じつはこれはコンテナを積み上げて建てたものなのだそうです。
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坂本龍一マルシェに行ってみると、七夕の飾りが美しく飾られています。野球場仮設に専属で住民さんのお世話をしている、伊藤恵悟さんがいらっしゃいました。
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伊藤さんはボランティア出身で、そのまま女川町に住みついて、いまは社協の一員として町の仕事を続けています。同じようにボランティア出身で、今でも女川町で仕事を続けている方を他にも知っていますが、ボランティア時代は半年をテントで暮らし、住民さんと結婚して、その奥さんのご自宅も流されてしまったため、いまは仮設で暮らしておられるという。。頭の下がる熱意です。女川町に限らずこのようにボランティア出身で地元に定着された方も多数おられますが、これはうまくいった例だと思います。一方では住民さんとトラブルになってしまったり、今となっては「被災地のお荷物」と陰口を言われたりするボランティアさんも何人もおられましたから。。
早速ミネさんのお宅に行って、戸外から呼んでみました。ミネさん、最近ちょっと体調を崩しておられたそうで、やはりおうちの中におられました。
じつは滞在中にミネさんとはお会いするつもりで、割とスケジュールが空いていた今回の活動では、ミネさんをお誘いして牡鹿半島の先端にある御番所公園へのドライブも事前にお誘いしてあったのですが、このとき最近体調を崩されていたことを聞いて、あまり遠出はできないと伺い、ドライブを断念した経緯があります。これで女川を訪れる理由がなくなってしまったし、また何だかんだと石巻でもやることがあったので、石巻滞在中に女川まで足を運ぶこともできませんでした。この日 ぬえたちは帰京する予定でしたが、やはり東京から数百km離れた女川町には次にいつ訪れることができるかもわからず、それで社協さんに今後の女川町での活動のやり方について相談することを兼ねて、ミネさんの顔だけでも見に行こうかと。
結果的に社協さんでもかなり親切に相談に乗って頂いて、今後の活動の可能性も広がりましたし、ミネさんともこうしてお会いすることが出来て、やっぱり女川町に来てよかった。
ミネさんは ぬえたちをおうちの中に招き入れてくださり、この日初めて仮設のおうちにお邪魔させて頂きました。ここで撮影した画像の公開は控えますが、アコーディオン・ドアや引き戸で仕切られた小さな部屋が3つ、それにキッチンや居間、お風呂にトイレがつく。。聞こえは良いですが、やはり狭さは否めないおうちでした。これでも息子さんとお嫁さん、それに幼いお孫さんと5人の世帯で、仮設の中では最も広い間取りです。以前英子さんのおうちにもお邪魔させて頂きましたが、こちらはお一人住まいなのでワンルームの間取りでした。
体調を崩されたそうですが、ミネさんはいたってお元気で、お変わりもないように見えました。アイスコーヒーをご馳走になったり、世間話に花を咲かせて、そのうち外に出て昼食を一緒に食べよう、という話になって、ボランティア仲間から「おいしい」と評判を聞いていたお店「おかせい」に行くことになりました。