見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

ステキな写真集~古典日本髪@出雲大社

2023-08-02 16:24:18 | 古典日本髪

今春、出雲大社で行った“古典日本髪で街歩き@出雲大社“(古典日本髪のイベントでは4回目)に、昨年の美保関に続き東京からモデルで参加してくれた樺穂ちゃんが、素敵なアルバムを送ってくれました。
昨年も送ってくれ、たくさんの方に見ていただきました。

本当は、主催するこっちが作らなきゃなんですが、こんなことが面倒になるお年頃。
ついつい先送り、でも、樺穂ちゃんのお陰で、楽チンさせてもらってます(*^^*)


今秋、数人規模での街歩きをしたいねと話していますが、さてどこがいいかなあ?
そして、来年の春か秋、第5回となる古典日本髪で街歩きの調整中。

モデルやってみたいという方、古典日本髪の結髪を習ってみたいという方、周年募集中です。
そうそう、モデルさんは自毛で肩下10cm、前髪が鼻まであることが条件です。
あと、着物に俟ちあう背や体格もありかな?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出雲大社が華やいで

2023-03-23 11:12:36 | 古典日本髪

お天気は完璧とは言えませんでしたが、古典日本髪と往時の服装で着飾った女性たちが、出雲阿国の地、出雲大社周辺で華やぎました。


一昨日、“古典日本髪で街歩き@大社神門通り“をさまざまなドラマが生まれる中で華やかに開催できました。

モデルさんは全員一般の女性、遠くは関東や関西からも来てくださった16名。
髪を結った結髪師は京都、大阪から駆けつけてくださった先生を含めて7人。
4回目となる今回、地元の結髪師の腕前も着実に上がり、
古典日本髪の伝統文化がこの地にも少しづつ根付いているように感じます。


あこがれの花嫁衣装に身を包んだ自分の夢を見た女性は、2年越しに見事に引き寄せ、黒無垢の花嫁衣裳に身を包み、終始満面の笑み。
13参りで桃割れを結った今年小学校を卒業する娘さん、皆さんから「可愛い!!」と歓声が上がり、ニュースでもなめるように撮られた映像が流れていました。
また、司会を務めてくれたのは今年中学校を卒業する娘さん、堂々たる司会には舌を巻きましたが、本人は「1ミリもあがらなかった!」と、行く末が楽しみです。

さまざまなドラマが生まれ、皆さんの目を楽しませてくれるこのイベント、さて、次はどこで、いつやることになるのでしょう。
オープニングが終わって、感激の涙を流しながら近寄ってくれた女性、関西の方だったと思いますが、次は是非自分もモデルにと、結髪師の中山さんに尽くせぬ思いの一端をお話して下さったとか。

まだ落ち着いて、とはいきませんが、食事を終えて窓の外を見ると、大半の花びらが茶色に変わった向こうに、真っ白のコブシが満開。
ちょうど間にあるカムの宿のピンクのコブシも、すぐに花を開きそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出雲阿国の木彫

2023-03-13 18:44:03 | 古典日本髪

とても興味深い出雲阿国の木造を見てきました。
大社にお住いの個人の方の物だそうですが、しんきん大社支店のホールにあります。
3月21日に予定している“古典日本髪で街歩き@大社”、関係のところのご挨拶にお邪魔した後、ゆっくり見たいと。

何でも、制作には家が一軒建つくらいかかったと伝わっているようですが、、、
彫刻界の神童と言われた松江出身の荒川亀斎(
79歳で1906年没)の作品で、今にも動き出しそうな雰囲気。


首飾りと髪型、、、
興味深かったのは、首にかけた恐らく数珠なんだろうけど、古代の絵などでよく見かける首飾り、一体?
もう一つは髪形、ほぼ男の髷の感じで男装の麗人といったところ?
どこまで再現されているのかわかりませんが、これが日本髪のさまざまなバリエーションに発展していったと言われています、、、

阿国が晩年を過ごしたと言われる阿国寺・連歌庵にある彫刻や、大社町修理免駅通にあるつとに有名な銅像とは印象が相当違います。
人それぞれの阿国
を楽しむってことなんでしょうね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出雲阿国

2023-03-02 13:39:48 | 古典日本髪

3月23日(祭日)に予定している“古典日本髪で街歩き@大社”の開催は、歌舞伎の始祖として知られる出雲阿国と深いご縁のある地だからなのですが、、、
実は、出雲阿国は古典日本髪を流行らせた方でもあるんですね。
ただ、阿国は、当時の男の髷を結い男装だったようですので、かぶき踊りに参入してきた遊女などが美を競う中で発展してきたのでしょうか。

京を席巻した出雲阿国
出雲阿国のお墓参りの後に買い求めていた「出雲阿国と阿国かぶき~出雲からみた阿国~」(山崎裕二著)を読み終えました。
阿国の踊りは卓抜だったようで、ややこ踊りで京にのぼり、瞬く間に評判となり他の追随を許さぬ存在となったようです。
しかし、ややこ踊りは稚児の踊りなのでいつまでも続けられない、著者は14歳でいったん国元に帰り、新たな修行をしたのではないかと。

満を持して再び京に上ったのは17歳の時、新たな芸風を確立し、またもや瞬く間に京都を席巻した。
しかし、次々と阿国のかぶきを真似するものが現れ、賀茂川の河原に遊女系の芝居小屋が立ち並ぶようになった。
そして、4年後には京に見切りをつけ、江戸に、、、

いつ、国元に帰ったのかは定かではないようですが、国元に帰ってからは尼寺で法華経を読誦し、蓮歌を楽しむ日々だったとか。

日本の歴史を変えた女性リーダー
いずれにしても、女性の権威など全くなかった時代に、うら若き女性が新たな芸を確立し、歌舞伎にとどまらず、さまざまな日本の芸能史の起点となった。

日本舞踊も、阿国がいなければ存在しえたのかどうか、また、今のような形になったのかどうかとも言われているとのこと。
ある意味、大きく日本の歴史を変えた女性のリーダーだったのかも。ジャンヌ・ダルクのように。

ただ、ひとつ面白い話は、戦国から江戸の初めまでの歴史を綴った「当代記」には、あまり美人じゃなかったと書かれていること(^^;;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古典日本髪で街歩き@大社神門通り

2023-02-19 17:59:28 | 古典日本髪

歌舞伎踊りの始祖と言われる出雲阿国は、ご承知のように大社出身、生家は出雲大社のすぐ近く、お墓もすぐ近くなんですが、、、
その出雲阿国は古典日本髪を流行させたお方でもあったんですね(*^^*)
きっと、出雲阿国のあでやかな?姿にあこがれた女性が、我先にと結い、さまざまな髪形に発展し美しさを競い合ったことでしょう。

そんな阿国と深いご縁の大社で、さまざまな古典日本髪を結い上げ、往時のような服装で街歩きをすることになりました。
モデルさんは、全員素人さんですが、中学生から50代までの皆さん15人で、あでやかに神門通りを街歩きします。
街歩きの様子はもちろん、結髪の様子も見ていただくようにしています。
また、写真撮影もご自由に楽しんでいただくようにしています。

結髪会場は、島根県で一番古い旅館だったと言われる旧大島屋旅館。
勢溜から西へ徒歩1分です。但し、駐車場の準備はありません。

◇◆3月21日(祝日)・当日のスケジュール◇◆
   9:00~ 旧大島屋旅館で古典日本髪結髪の実演
 11:30~ 出雲大社勢溜でオープニングセレモニー
    (花柳流名取による日本舞踊・男踊りもご覧いただけます)
 11:50~ 大社神門通り街歩きスタート
 13:30  終了予定


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする