面白そうな本だなあと思い、図書館に行って検索したら、あるわあるわ・・・
全部で24巻、ビジュアル版なども含めると29巻、まあよくぞ!
どれを借りるか迷いましたが、取り合えず最初からと借りた1巻を読み始めると、、、
古代の歴史に関わる本ならある意味ジャンルを問わず、目に付いたものから手に取る昨今ですが、日頃感じていることをズバリ!
著者は、いわゆる専門家ではなく元TVマン、だからなのかなあ?僕には、切り込み方が鋭くとても分かり易く書かれているように思う。
この本、週刊ポストに連載したものを単行本化した井沢元彦著「逆説の日本史」。
著者は、日本の歴史学には3つの大きな欠陥があると思うと。
第一は、日本の呪術的側面の無視ないし軽視、第二に滑稽ともいうべき史料至上主義、第三に権威主義だと!!
まさに、ある意味歯がゆく思うこともままある位、日頃感じていることをズバリ!!!
呪術的側面って、捉え方によっては迷信で切り捨てられるんだろうなあ、それと、史料至上主義って考古資料も一緒?道を踏み外すまいという態度は凄いかもしれんけど、権威主義、あるよなあ、大先生の学説は三宝に載せている感じ。
言い方は悪いけど、素人には業界で乳繰り合ってる?って思えてしまう。
勿論、一生懸命にやっていらっしゃることはわかるけど、、、
作家の関裕二氏は島根と深いご縁で結ばれていたそうですが、犬猿の仲だった学術界の方があったとか。
それも、そういう肌合いの決定的違いがあったんでしょうね。
彼岸に旅立たれたと聞く関氏ですが、こんなお話を聞いてみたかった。
あっ、第2章の大国主命編~「わ」の精神で解く出雲神話の“真実”、面白い視点でガッテンが多かったので、さわりだけでも紹介したかったけど、歴史学の大きな欠陥の話で終わってしまった💦
本論は、次回ということで。
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