見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

チャシに思う~専門バカ?

2024-02-22 14:14:55 | 古代のこと

チャシ・・・何か聞いたことがあるようだけど、何だっけ?何だろう?
というような、普通の人が聞いても理解不能な言葉が、ルビも解説もなしにごく普通にどんどん登場する。
きっと、お前たち普通の人が読む本じゃない、読む必要ないし、知る必要もないよと、言外に声高に語っているように思えてなりません。

だったら、県立や市町村立図書館に置く必要はないのでは?
国会図書館や大学図書館、専門機関の図書館に置いておくだけでいいんじゃ?
てな感じで斜に構えてしまいます。

専門家、それはそれでいいし、皆さんの研究は良としますし、大いにやってもらって結構だと思いますが、古代人の生活を見える化するには、考古学、民俗学、歴史学などが手を取り合う必要があることをこの本でも指摘しています。
僕は、研究の成果は一般の人がもっとわかるように伝えて欲しいと思います。
あれこれと古代に関する本を読み漁ってきましたが、ずっと感じてきたことです。

一般人に分かり易く伝えるのは自分たちの役割じゃない、そんな声も聞こえてきそうですが、どうなんだろう?
研究費を確保したり、多くの後継人材を育てる意味でも分かり易く伝える努力をした方がいいのでは?
そして何より、多くの日本人が、良くも悪くも自分たちの出自に触れ、誇りに思える私たちの歴史を伝えて欲しいなあと思います。

あっ、今読んでいる本は「日本考古学論集9~北方文化と南島文化」、熊襲・隼人をもう少し知りたいと思ったからですが、本土と全く様相の違う北海道の歴史~続縄文時代、オホーツク文化、擦文文化、アイヌ文化も興味が尽きません。

あっ、僕には、専門書をお書きになるような偉い先生方って、専門バカと言われても仕様がないのではと思えるのですが、、、

コメント
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