見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

玉依姫とハクモクレン

2024-03-17 18:18:26 | 幸せに生きる

実家にあったのに、花が終わるときが汚いからと、大好きなハクモクレンが嫁いだ後切られてしまったんですよ、と仰る依子さん。
昨日今日とイノチグラス製作会、依子さんは昨日の予定だと思っていたけど今日の夕方でしたが、、、

これが凄い!今日の午後から少しづつ花が開き始め、夕方には数輪ほぼ開花。
過去世は玉依姫だったと何度か言われたことがあるのだとか、なるほど、その引き寄せ力は凄い!
「巫女は神霊の憑代となり神憑りし、神の託宣を口走るために玉依姫と呼ばれた」と書かれていましたが、、、


その依子さん、イノチグラス製作の後暫し話しましたが、その話がすごい(@@)
彼女は、山陰地方の指談の草分けで、その普及に命懸けとも思えるほど熱心に取り組んできて、ここ最近新聞の紙面をにぎわすことが格段に増えています。

10年以上前、かっこちゃんが講演会で、関係者の誰もが意思はないと思っていた脳幹のない子が、喜びや悲しみを体で表現できたと聞いたことがあります。
指談も意思疎通できないと思われていた人たちが、実はとても豊かな感情を持ち、言葉や漢字さえも知っているとの話をしてくださいました。
ただ、表現する手段を持っていなかった、周りも、親でさえも常識でできないと思い込んでいるという話をしてくださいました。

例えば、手足が硬直し、話ができない女性が、指談に出会って意思疎通できることを知り、筆談さえできるようになったと。
しかし、社会の受け入れは殆どないに等しく、選挙も行きたいのに受け入れする体制が整っていないとか。
バリアフリーとか言いながら、社会の固定概念で門戸を著しく閉ざしている現実があると。

人の力の深淵さを改めて知ることとなり、ウルウルしながら、依子さんのお話しに耳を傾けました。

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