濃すぎの10日間余、ついついオーバーワーク(^^;;
詩人の里みちこさんの関係の方が何日か滞在した後、二日ほど骨(腰?)休め。
そして、ろくろく学校に通わず東大の法学部を卒業、京大の医学部を卒業まで半年を残して退学し、今は写真家が滞在。
アルバイトをしないでも、何とかかんとか一人は食べていけると好きな道を貫く彼はとても繊細でクリエイティブ。
人生のことや社会のこと、時間を忘れてさまざまに語り合いました。
昨日の昼前、彼が帰った後、片付けや洗濯などして一段落、ベッドでいつの間にやら夢の世界にいると、、、
玄関で声がする!来客?返事したつもりが夢とうつつの挟間の声、気を取り直して玄関に出ると、、、
またまた夢か現か?いつも突然やってきて驚かす彼が、相棒の白いマルチーズを連れて玄関に座っていて、オットー(@@
おっと!いきなり“自転車君”
島原で仙人生活の傍ら、全国でサバイバルのワークショップや講演などに呼ばれているらしい、通称“自転車君”。
5年余り前のいけずご王国のキックオフイベントに、倉敷から拾ったママチャリ、それも変速機なしの、で真っ黒な顔で汗だくでやってきて皆の度肝を抜いた彼。
何でも、一月のサバイバルキャンプを終え、例によって下道で、17万円で買ったという車に寝具などを積み込んで1週間前に出発して寄ってくれたのだとか。
お茶事をしたり、晩御飯の準備をして一緒に食べて、いろんな浮世を離れたような話を。
一番の傑作?な話は、1週間前に終えた一人サバイバルキャンプの主のこと。
パチプロのサバイバルキャンプ
二泊三日のサバイバルキャンプは先ずは火起こし、一人だけ5時間かかってやっと火を起こせた男。
彼はパチプロ、数年前に何かの改変があって、どんなに頑張ってもひと月20万円稼ぐのが限度という中、精進と工夫の末100万円稼いだという凄腕。
一日12時間パチンコ屋に出勤するという彼が、一月のサバイバルキャンプを申し込んだ。
山に持って行って物は、玄米と味噌と醬油。勿論スマホ断ち。
後は野草でと言ってあったものの、それを食べた形跡はなし、教えてあった耕作放棄された蜜柑山のミカンをしっかり。
ひと月間でできるようになったのは、意識で手のひらと足裏をじりじりさせることだけ、火おこしはほとんど進歩なしだったとか。
凄腕のパチプロが一月のサバイバルキャンプというのが大受けだったのですが、、、
そういう彼が、一月、日常のすべてを断って自然に身を委ねたのに、出来るようになったことと言えば手と足じりじり。
その話を聞き、スマホ漬けの生活を送る人たちや、自由を奪われた子どもたちの行く末と社会の未来を考えてしまいました。
そんなことを考えている僕を置いて、昨夜、今日の夜到着を予定する知多半島を目指して出発して行きました。
さて、下道ですから、今頃どこを走っているのやら、、、
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