さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

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さっちゃんと父 ★ 12 ★

2008年07月18日 20時10分49秒 | 実家の想い出

帯ちゃんシリーズ、第三弾!

今回は、帯ちゃんことさっちゃん自身が想い出語りをしています。

さっちゃんのパパはすでに父と呼ばれる時代となりましたので、

題名を少々変更致しました。引き続き、喜怒哀楽をお楽しみ下さい!

 

題して『 さっちゃんと父 』、どうか宜しく、お見知り置き下さい。。。

 

 

 

 

≪其の12≫ 危ない訪問者

 

 

 「あっ、さちこ。ちょっと出かけてくるけどお客さん来るから

 

待っててもらってな。すぐ帰るから。」

 

 

えっ、誰くんのん?・・・あ、もう行っちゃったよ。

 

やだなあ~、私、苦手なんよね。人の対応。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「こんちはー、誰かいますか?」

 

「は~い、聞いてます。母はすぐ帰ってくる言うてましたけど。」

 

「じゃあ、待たせてもらいまっさ!」

 

 

えぇぇぇぇ~、上がれ言うてないのに

 

    勝手に上がってきて~なんやねん。

 

 

と、家にあがり込む奴がいた。こんなやつに限ってこうだよ。

 

 人をじろじろみてさあ。

 

 

「ふ~ん。。。。キスしたことあるか~?」

 

   ーーーそうきたか!

 

       小学生に言う言葉か~?恥を知れ~~!

 

 

「おっちゃんが教えたろか~?」

 

   ---いらんわい!

 

               あほちゃうかあ、恥ずかしい!

 

 

「乳、でかいなあ~。」

 

   ーーーどついたろかあ!ほっとけー!

 

       せめて、胸といってくれ~!!

 

       おっと、寄るな!こっちへ来るんじゃな~い!

 

 

 

 

 

このとき私は小学6年生。成長は早い方であった。

 

昔の私はそれはそれはおとなしく、人を目の前にすると

 

何もしゃべれない子なのだった。

 

ん?・・・そこのあなた!!



えーって言った?えーって。。。 (ま、ええけど!)

  

ーーー とにかく、

 

心の中の気持ちだけはしっかりと持ってはいたのだけれど、

 

そこはほら、まだ純情無垢なおこちゃまのさっちゃんだったから、


頭の中で思い浮かべるだけだった。

 

しかし、この時は凄く、危なかったと思う。

 

たまたま本当に、母がすぐ帰って来て

 

「誰?何してんのん?」

 

と大声を出してくれたので助かったのだが。

 

私はそれ以後一人の時は必ず、鍵をかけるようになった。

 

母も二度と一人で対応させないようになった。

 

”ええ、娘さんいてはるやん。”という言葉が怖かった。

 

私はこのことは誰にも言えなかった・・・。

 

 

 

 

 

今回初めて父に伝えるために書いた。

 

気になること全て書き綴っておきたい。

 

そのためのもの、そういうブログなのである。

 

 

この日以来、男である父にも嫌悪感が

 

少しずつ現われてきてしまった。

 

 

 

 

 images

マリー

                

つづく。。。

コメント (4)
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