家紋の歴史は、詳しく書かれているものがいくつかあります
ので、ここでは省かせて頂きます。
下のコラムも家紋にまつわる面白い情報が載ってました。
↓↓↓
家紋の歴史
★-9:「様々な役割を担い千年を経る」--戦陣で磨かれた家紋
↑↑↑
いつも御世話になっているところです。詳しく載ってます。
【家紋の改造】
現在では、主に、家紋=苗字を表すものとして使用されています。
しかし、兄弟がいる家では、本家から分家していくのは当然でしょう。
その時に、全く同じ家紋では、区別ができないわけです。
そこで、家紋の改造が必要になってくるわけです。
1.≪付加≫
本家の原型を残して、丸・角をつける方法
と、紋自体に剣・蔦などを付け加える方法。
【輪の種類】
太輪、丸輪、中輪(なかわ)、細輪、糸輪、二重輪、三重輪、
石持ち(こくもち)などの他に、他の紋で表した州浜輪、
菊輪、藤輪、竹輪、鐶輪、雪輪など。
【角の種類】
平角、垂れ角、隅切り角、撫で角、隅入り角、
雁木角、六角、八角、寄せ角、
組み合い角、角持ちなど
2. ≪改造≫
原型の面影を残して形を他のものに似せるとか、
手を加えて変形(改造)させたりする方法。
【例】 裏表・単複葉・花の線を鋭角的に描く・観点の変化・
上下・角度の変化・折り(折れ)・捻じ画風の模倣・
結び・別の紋の形に真似るなど。
3.≪合成≫
対い・抱き・並び・違い・重ね・盛り・寄せ・離れ・
頭合わせ・尻合わせ・追い・待合い・繋ぎ・
子持ち・他の紋との組み合わせなど。
4.≪分割≫
独立した紋を分割して1つの紋を作り、
円形や角形の中に配置する方法。
「割り」と呼ばれる。(二つ割り、三つ割り・・・八つ割りまで)
5.≪省略≫
合成紋のうち片方を省略する。
「日本家紋総鑑」日本家紋研究会会長:千鹿野茂様著書
参照