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小田原の端々



小田原市消防本部では旧国府津出張所と旧西大友出張所を統合移転するため成田出張所を建設。成田出張所が竣工して業務開始後は2つの旧出張所は閉鎖され無人となっていた。すでに旧大友出張所は解体工事の準備が進み、残る旧国府津出張所も先日、入札によって解体工事の施工業者が決定した。小田原市国府津の旧国府津出張所は県道72号沿いに所在。1956年に川東分署として設置され、1961年に東分署へと改称。さらに2013年に小田原市消防本部が広域化された際に国府津出張所となった。旧国府津出張所は木造1階建てで、延床面積は221㎡ほどの小さな出張所。昭和時代の木造建築といった外観で消防施設というよりも公民館のような佇まい。ガレージは並列駐車3台分のスペース。旧国府津出張所が運用されていた際には消防車両のほかに救急車も配備されていた。ガレージ軒下の赤色灯が消防施設の名残を感じる。旧国府津出張所は今年度内に解体工事が予定されていて、工費は税込9,877,120円。今年度中に解体される旧西大友出張所と国府津出張所付近はポタリングの際によく通るので解体工事の進捗を記録に残したいと考えている。

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