小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市板橋の旧東海道沿いに所在する旧内野醤油店の店舗兼主屋は、明治時代に建築された歴史的建造物で国登録有形文化財に登録されている。小田原市が20201年に公有化し、建物の維持・保全のため今年度から耐震補強等の改修工事が行われる。小田原市板橋の旧東海道沿いの旧内野醤油店は、明治30年代に建築された土蔵造り風の町屋で歴史を感じる重厚な佇まい。数年前に小田原市が公有化し、今年度から2ヵ年計画で約3億5千万円を投じて改修工事が行われる。先行して裏手にあった住宅は解体されて既に更地になっており、敷地内に現存しているのは歴史的に価値のある建物群。改修工事の概要については工事請負契約の締結(PDF)に記載されており、以前の住宅跡で草地になっている場所には駐車場が整備される予定。これから始まる改修工事で、残念ながら解体されてしまうのが小田原用水に面した工場跡の建物。用水沿いの古びたコンクリートの工場跡の風景が好きだったので何とも残念。工場解体後に、展示スペースが新たに建設される予定。旧内野醤油店耐震補強等改修工事の初年度の工費は税込218,559,000円。工場跡の解体や展示スペースの建設を記録に残したいと考えている。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )