土合駅玄関から見た、真正面の眺め。秘境ランキングは上位に来るんではと思い、調べてみたら89位でした。(2023年現在)
駅前の廃屋。土合駅が栄えていた頃は飲食店、ホテルっぽい雰囲気。
新緑のシーズンだったら、まわりは緑で映えていて、絶景になります。3月はまだまだ雪が残っています。
駅の中に戻りまして、改札口の乗り場案内。
1番乗り場は、地下70メートル、462段の階段がありまして、ここからホームまで400メートルです。15分かかります。くらいの情報が欲しい。
こちらは越後湯沢方面のホームにつながる通路です。
土合駅の待合室を出て、右側にお手洗いがあります。
新しくリフォームされていました。土合駅 霊で検索すると、リフォーム前の古いトイレで霊を目撃したとか、いろいろ載っています。この近くに谷川岳があり、世界一遭難の死者が多いとか。それで麓の土合駅に死者の霊が集まるというふうに書かれていますが、私が見る限りそんなレイはいませんでした。
凍結防止のため、水を止めないでくださいとテープで固定されています。凍結してしまうと、水が出なくなってしまう恐れがあるので、いつでも水が使えるように流しっぱなしです。
駅前のスペースは駅及びカフェの利用者に限り、登山者の駐車場ではないと警告看板付き。
JR東日本 土合駅が標準だけど、こちらは駅のイメージを看板にしたもの。かなりユニークです。
こちらは土合駅にきっぷ売り場跡地。改札ラッチも2台、窓口も2つあったということは、国鉄時代は栄えていた証拠。改札口横にも「精算窓口」あり。駅員さんがたくさん駐在して、出札係2名、改札係2名、精算窓口1名、助役、駅長・・・で10人体制なのかも。
写真では小さくて見えないかも知れませんが、あの椅子の上に、土合駅が有人駅だった頃の週間少年マガジンなどの雑誌が積んであります。つまり、昭和時代の週刊誌。無人駅化されたのは、昭和60年なので、それ以前のものかも。カフェが開いていたら、お飲みものをオーダーし、積み重ねている雑誌も読めるようです。
カフェ「モグラ」の向かいにあるガラス張りの部屋。たぶん、こちらは有人駅時代の待合室なのかも。お店が閉まっているので、施錠されていました。カフェが開いていれば、そちらでも飲食できそう。
雪国なので、改札口は扉で閉まっています。時刻表は・・・
恐ろしいほど本数が少ないんですけど、12時42分に来て、13時41分に戻るコースなら、ちょうどよい探険時間。戻らないのなら、次は15時34分。ただし、越後湯沢方面へは、かなり深い地下にあり、階段で462段、長さ338メートルなので、10分くらいかかります。13時41分発なら、15分前の13時25分に改札をくぐり、ひたすら階段で降りた方が安心です。
有人駅時代は列車到着10分前に改札を閉鎖していたのかちょっと調べてみないとわかりません。
土合駅の事務室をカフェ「もぐら」に改修した話はずっと前に聞いていましたが、不定期に開店するとのこと。今日は3月12日の火曜日だけど、開いているのかなと思いきや・・・
残念。お休みでした。でも、通路からカフェ内部の様子が見られます。
あれほどの広さなので、有人駅時代は駅員さんがたくさん駐在していたかも。
こちら側は出札窓口。窓口が2窓あって、硬券を収納する棚や、指定席券を発券するのにカーボン式(複写)補充券の備え付けもあったも知れません。
1931(昭和6)年開業。無人駅化は1985(昭和60)年のダイヤ改正まで。改札ラッチが2台あったということは、最盛期は多くの利用者が改札を受けて通過、列車から降りたお客さんからきっぷを回収していたに違いない。
3月22日(金)は令和6年度の人事配置が出ます。正直に言うと、今のところは働き方改革に逆行するようなやり方。昨年の4月から仕事量が非常に多く、いくつかの業務で残業しても時間外手当はもらえない。勤務時間内と思っても、どうしても時間オーバー。モチベーションもダウンするし、こんな職場から出たいと申告しているので、明日はどうなるのやら。そのまま残留だったら、奈落の底に落とされ、今のところから遠く離れた場所に追放される左遷だったらラッキー。仕事と家のこと、そして自分のプライベートな時間、バランスのよいところだったら。
土合駅に下車。越後湯沢駅から乗った電車をお見送り。
ほとんどは2両編成の電車なのに、ホームがとても長いです。何両も連なった客車を牽引していた国鉄時代の名残かと思います。
土合駅舎は左側の赤い屋根が見えるところ。
3月だというのに、このあたりはまだ雪が残っています。
ホームからつながっている連絡通路で改札口に向かいます。
最近できたばかりの駅事務室を改修した土合駅カフェがあるはず。今日はやっているかな・・・?
越後中里駅停車。「中里」と付く駅名は、津軽鉄道の終点「津軽中里」のほか、東京都北区にある京浜東北線の「中里」。
【区】東京都区内の駅で利用者が1番少ないのは、京葉線の越中島駅。中里駅は2番目のようです。
越後中里駅を出た直後・・・長編成の国鉄旧型客車が係留中。
あとで調べたら、中里スノーリゾート。車両はスキー客の休憩及び更衣室として使われているとのこと。
ながーいトンネルで新潟県と群馬県の県境を越え、土合駅停車。
国鉄様式の駅名票が残っていました。白いテープで覆われている部分はおそらく(群馬県利根郡水上町)だと思う。今は水上町周辺のいくつかの町村を合併し、「みなかみ町」に変わっています。
(群馬県利根郡)までは合っているので、水上町の部分の上に「みなかみ町」と張り替えればいいのに。
新幹線改札口から上越線ホームに向かう途中の跨線橋からの眺め。
E129系は2014(平成26)年デビューなのでかれこれ10年、新潟エリアでは、もうすっかりお馴染みになりました。
越後湯沢駅を出ると、次は岩原(いわっぱら)スキー場前駅停車。この駅を出た直後、車掌さんが脱帽し、乗客にご挨拶。すると、車内のお客さん達がなにかを取り出そうとざわざわしはじめたので、検札なのかっ!とびっくり。おそらく、「ただいまより、乗車券を拝見いたします。乗車券をお持ちでない方は販売いたします」といった文言かも。
名札のプレートをちらっと見たら、長岡運輸所属。なるほど、会津若松から只見線に乗ったとき、只見からは長岡運輸なので、女性車掌さんが検札。同じJR東日本といっても、地域によりけり。土合までのきっぷを確認してもらって、となりの人は・・・青春18きっぷ。3.12のスタンパー確認。その人のとなりは・・・越後湯沢 → 【山】東京山手線内。あれ?私の持っているきっぷは【区】東京都区内だけど、山手線内ってスマホで調べたら、越後湯沢から東京まで199.2キロ。あと800m長ければ、200キロ超えの東京都区内になります。
向かいの客は無人駅から乗車の方の、中国人っぽい雰囲気のご夫婦。男性が1万円札を出して、オレンジ色のレシートっぽいきっぷを発券。おつりは千円札ばかりを数枚。今度は女性も1万円札。車掌さんが持ち歩くお財布の中は多量のおつりを渡せるように細かいのを数枚入っているはずだけど、立て続けに2人とも万札出されてはお釣りの工面が大変になるんでしょ。夫婦なんだから、別々にせず、まとめて買えっつーの。
中国人のつぎはスノボーを抱えた若い女性が3,4人。これも個別精算だけど、携行乗車券発行機のPOSにスイカをかざして、オレンジ色のレシートを発券。越後湯沢から水上間はIC交通系カードは取り扱わないはずだけど、車内では取り扱いオッケーだったのか。揺れる車内なので、車掌さんは足を踏ん張って発券作業や精算、料金収受とかちょっと大変そうだけど、接客が好きな方や、どんなきっぷを持っているのか見てみようと思える方なら、何も苦痛は感じないかも知れません。
新幹線の下を潜って・・・
越後湯沢駅構内に新潟県産のコシヒカリ米粉を練り込んだモチモチとした食感の美味しい「つけ麺」のお店があったのは覚えているので、今回もそのお店あるのかな~?と探してみました。
前回の記事は こちら 。
きっぷの日付を確認してみたら、平成29年11月26日。29年を西暦にすると2017年。今年は24なので、計算してみたら・・・なんと7年前。まさしく、光陰矢のごとし。どこにあったのかうろ覚えだけど、美味しいお店なので、きっとあるはず!!
ありました!!ここでした。メニューはたくさんありましたが、冷たいつけ麺を温かいスープにつけていただくのがここのお勧めですが・・・冷蔵庫の中にいるようでとても寒い日なので、暖かい味噌ラーメンをオーダー。
つけ麺はちょっと太めの麺だけど、こちらはチリチリの細麺。札幌ラーメン?と思わせるほど。最近のふてニャンはわがままが顕著になり、麺類大っ嫌いになりました。麺が嫌いなら、スープパスタはどうかと作ってみましたが、食べてくれず。そういうこともあったので、自宅で麺類は作らず、外食で好物の麺類をいただくしかないです。
となりのお客さん・・・ヤバ激辛の文字が入っているチケットをテーブルの上に出しているのをチラ見。出されてきたものは真っ赤なスープ。見るからにして辛そう。一口食べてみて、辛さが足りないのか、テーブルの上にあった辣油もかけて・・・。ヤバ激辛に辣油。すごいなあ、あんたはよ。あまりにも刺激が強すぎると胃の粘膜が荒れてしまうので、ほどほどにしましょうよ。と言いつつも、出前の麻婆豆腐丼を頼むときは、超激辛を頼むくせに・・・。
つけ麺の美味しい食べ方を写真付きで紹介。最後に、つけ麺のスープにおだし湯をかけていただきます。今回はラーメンだったけれど、今度もまた来られる機会があったら、つけ麺にしますね。
食後、
越後湯沢駅改札口の構造がちょっと珍しい。改札口は精算所も兼ねていて在来線への通り道になっています。新幹線の改札を出て、在来線に乗継ぐときも同じ通路。
長岡方面は毎時1本だけど、水上方面は恐ろしいほど本数が少ない。8時14分の次は、4時間後の12時16分・・。
調べてみたら、土合や湯檜曽など秘境駅を抱える越後湯沢から水上間は少ないけれど、水上から高崎間は毎時1本。
あっという間に着いてしまいました、越後湯沢駅。
新幹線の大きな駅なので、新潟県湯沢市?と思いましたが・・・正しくは南魚沼郡湯沢町でした。ガーラ湯沢とかスキー場で知られているところなので、「市」かなと思っていただけに驚き。国鉄時代の駅名票は都道府県名、市町村名が入るので、そっちのほうがわかりやすい。
となりの冬期のみ営業のガーラ湯沢駅は「みどりの窓口」あり。もちろん、マルスは配備していますが、こちらの越後湯沢駅は「みどりの窓口」が廃止し、「話せる券売機」設置。改札内の窓口に裏マルスのME4端末配備。裏マルスとは、「みどりの窓口」がない駅にお客さんから見えない場所にマルスが置かれていて、指定席の予約も可能。
話せる券売機は遠隔地にいるJR東日本の社員がカメラ越しのお客さんからのリクエストに応えながら、遠隔で発券するシステムです。もちろん、カメラもついているので、筆談でのやりとりは可能です。
ここから土合駅まで420円区間、往復すると840円。通しのきっぷを購入して、越後湯沢から土合まで別途往復きっぷを購入したときと、土合で打ち切るきっぷを買って、土合から改めて購入するときを比較すると、後者のほうが若干安い。数十円の差でも、できるだけ安く。
乗車券とともに新幹線ホームに入ります。JR西日本のe5489でJR東日本エリアで購入できるエリアは、新潟県、群馬県、栃木県、埼玉県、東京都、千葉県、福島県のいわき駅まで。関東圏内のJR駅同士のきっぷをe5489で予約してあっても、発券できるのは【区】東京都区内の駅なので、ちょっと不便かな。そういう場合は、お膝元のJR東日本えきねっとで予約したほうがよさそうです。
10時16分とき315号で越後湯沢駅に向かいます。
JR東日本の新幹線としての始発駅なので、隣の駅は片方の「上野」のみ表示。東海道新幹線の東京駅はオレンジ色の看板、やはり隣は片方の「品川」。
上越新幹線といっても、北陸新幹線と全く同じE7系が入線します。ただ、違うのは、上越新幹線はすべてJR東日本所有のE7系。北陸新幹線はJR西日本と共同なので、W7系(西日本)とE7系(東日本)交互やってきます。
大宮駅でJR北海道のH5系がすれ違いました。はやぶさ10号はH5系で運用です。新潟をまわって、特急いなほで秋田、秋田新幹線のこまち28号で盛岡、盛岡で新函館北斗からやってきたH5系のはやぶさ28号と連結するので、E6系からH5系の指定席に移し替え・・・と「えきねっと」を操作してみるも、難しい。「新幹線特急券 秋 田 → 東 京 」「座席指定券 秋田 → 盛岡」「座席指定券 盛岡 → 東京」というふうに1つの列車に区間ごとに座席を変更できるように、えきねっとでは設定されていないようです。
あと10分で越後湯沢駅に到着します。このあたりではまだまだ白銀の世界ではありませんでした。
有給休暇がたくさん余っているので、いまのうちに消化。バランスよく仕事の割り振りをしていれば、異動を希望すると申し出はしなかったはずなんですけど。あまりにも仕事量を多く抱えていると、注意力も散漫になり、大きなミスにつながることもあります。
東京駅にあった発車案内。緑色は東北新幹線、ピンク色は秋田新幹線、薄いピンク色は上越新幹線。
平日だというのに、改札内のみどりの窓口では長蛇の列・・・。ネット会員になってしまえば、予約したものを券売機で受け取れるので便利かと思いますが・・・。
左はJR東日本、となりの窓口はJR東海。37年前の国鉄からJRに継承したとき、JR東日本が東海道新幹線のきっぷを売ると、他社への販売手数料が取られるから、東海道新幹線をご利用の方はJR東海の窓口へと縄張り意識が強かった印象がしましたが、今は敷地内に仲良く並んでいます。小倉駅も昔は新幹線側の出口はJR西日本、在来線側はJR九州。お互い離れた場所にありましたが、今は隣同士。
今回の行き先は、こちらです。JR東海の指定席券売機を操作すると、「お取扱いできません。係員の窓口へお回りください」と表示。向かい合っているJR東日本の券売機を操作すると、すんなりと発券。JR東海さんは、e5489の予約内容に少しでも自社(東海会社)線が含まれていなければ発券できない。かなりシビアです。
今のところはかなり激務なところなので、有給休暇がかなりたまっています。余った有給休暇は翌年度に繰り越せますが、上限は20日。新年度になったら40日になって、その年度のうちに20日を消化したほうがベストですが・・・。
今回を逃すと、年度末までなかなか休みが取れなくなるので、自宅にジローさん、ふてニャンを見てくれる家族が1人増えている今のうちに2日消化。
2日の休みなので、行き先の候補。今年度(令和5年度)は羽田から宮崎のマイレージを使ったきりで、クレジットカードの買い物などでかなりたまったまま失効する前に、JR3島(北海道、四国または九州)まで飛んで行って帰りは鉄路と思いましたが、せっかく現地に着いているのに東京にトンボ返りする1泊2日はちょっと厳しい。やむを得ず、失効する一部をANAコインに交換して1年先に延ばす方法にしました。ANAコインは1マイル=1円になり、マイルで航空券に替えるよりも、1マイルの価値が下がってしまうのは仕方がありません。
当初考えていたプラン その1
羽田から函館空港の航空券をマイルで購入して、函館 → 【区】東京都区内のきっぷで新幹線の秘境駅、奥津軽いまべつ駅下車。青森県内にありますが、JR北海道の駅です。そこから乗り合いタクシーで津軽鉄道の津軽中里駅まで行って、そこからストーブ列車で五所川原。五所川原から新青森までのきっぷを別途購入。新青森駅前で1泊して、JR北海道のH5系はやぶさで帰京。
プラン その2
羽田から長崎空港 島原鉄道巡り 諫早駅前で1泊して、諫早 → 【区】東京都区内 西九州新幹線・在来線特急・九州新幹線・山陽東海道新幹線
プラン その3
羽田から高知空港 高知から高松まで高速バス 高松駅前で1泊して
(讃)高松 → 【区】東京都区内
結局・・・・
3月10日 JR西日本のサイトで予約しているので、旅行開始2日前に行き先を決定。JR3島は諦めて、JR東日本管内です。
ネット予約の乗車券は、A駅からB駅に行って、折り返して別のC駅に行くという、連続乗車券は無理でした。土合で打ち切って、土合から新潟駅を経由して新潟県内の駅なので、発券は可能。えきねっとの乗車券は全国対応だけど、JR西日本のe5489はJR九州、JR四国、JR東海は買えるが、JR東日本エリアでどこまで発券可能なのか。
JR東海管内でもe5489できっぷは買えますが、きっぷの内容にJR東海の含まれているのが条件です。
三井住友カードさんはJRさんを嫌っているのか、三井住友カードで決済できなかったので、J-WESTカードで決済。
三井住友カードさんはえきねっとのもろいセキュリティのせいで莫大な損害を被ったので、JRの窓口や指定席券売機なら認証は通るが、ネット決済は拒否しているっぽい。でも、こちらはえきねっととは関係ないJR西日本ですけど・・・。