夏になると、よく見かけるお花。ハイビスカスに似たようなものだけど、ネットで調べてみたら、中国原産の「ノウゼンカズラ」。繁殖しやすく、植えてはいけない植物だそうです。ノウゼンカズラはJR東海のコーポレートカラーらしく、
赤木駅にありました。
赤木を出ると、あっという間に次の宮田駅です。ここでも機動改札隊がきっぷを回収。
ここでも伊那市?かと思ったら・・・・
小さくて申し訳ないんですけど、長野県上伊那郡宮田村でした。「村」なのに、まわりは都会なんですけど・・・。これから向かう、秘境駅の小和田駅は「村」ではなく、政令都市の浜松市天竜区内。「区」が秘境で「村」が都会。青ヶ島村は絶海の孤島、交通手段が非常に難しいところなので「村」と名乗っていてもふさわしいんですけど、ここはちょっと違うな。宮田の次は大田切。写真撮るのを失念。
次は駒ヶ根駅です。駒ヶ根といえば、急行秘境駅号で飯田まで来て、駒ヶ根まで普通電車。温泉付きのリゾートホテルで泊まって・・・の思い出があるんですけど、あれは2013(平成25)年。今年は平成に換算すると33年なので、もう8年前。
駒ヶ根市だというのに、まわりはシャッターが閉まっていて、昔のような活性化が見られず・・・。駒ヶ根市役所の職員が指定席発券装置のマルスをたたいて、発券のみを行う「簡易委託」駅。改札や集札もやっていたら、「業務委託」駅。8年前、駒ヶ根駅を無人にする話が出て、地元の住民が猛烈に反対。それで市役所の職員が派遣。マルス端末が置かれてあっても、時刻表の巻頭路線図に載っている駅名にみどり丸がついていない理由は、クレジットカードの取り扱いは不可。EX予約の受け取りも不可。JR全線の乗車券、回数券、定期券、特急券、指定席券、入場券、団体券といったように限られている。現金のみ対応なので、みどりの窓口があっても「無い」扱い。
小町屋駅を撮るのを失念し、伊那福岡駅。富山県でもあいの風とやま鉄道に「福岡」駅。北陸新幹線が開業する前はJR西日本の「福岡」駅だったんですけど、福岡市の中心駅だと勘違いし、やってくることもあったらしい。外国人に福岡駅までと言われても、気を利かせ、福岡って九州の博多なんですね?(Fukuoka is Hakata in Kyushu, isn't it?)って確認すればよかったのに。
8月30日月曜日。明日で8月が終わってしまいます。太陽が昇る位置や、日の入りも少しずつ早くなっていますので、残暑が厳しくても秋の気配がします。さて、本日の「あおがしま丸」は通常通り出航します。
北海道新幹線木古内駅の時刻表。終点の新函館北斗駅は1日13本が発着していますが、木古内駅はわずか8本。
人間の温もりがする有人改札でももう十分なはずだけど、新幹線駅のプライドなのか、フル機能自動改札機が設置されています。
この乗車券と、
特急券を2枚重ねて挿入。すると、乗車券のほうに「-3.29 12:48 木古内 入場」と赤いスタンプが刻印され、この特急券はパンチ穴で入鋏。
がらーんとしていて、どなたもいらっしゃいません。
エスカレーターでホームにあがると・・・
隣接している、いさりび鉄道線のホーム。そして、向こう側は海。
駅員さん詰所からの案内放送がないときは、しんと静まりかえっています。JR北海道のH5系をねらい、13時01分のを選んだけど、はたして本当にH5系がやってくるのか。JR北海道の車両が木古内や奥津軽いまべつを通過してしまうと、自社を蔑ろにするに等しいので、13時1分発はきっとH5系に違いない。
転落防止のため、ホームドアが設置されているので、予約時にリクエストした5号車のところで待機。
まもなく伊那北駅。
ここで交換。伊那北駅はみどりの窓口が2013(平成25)年頃まではありましたが、現在は無人駅。
次は伊那市の中心駅、伊那市駅。
自治体名と同じく「市」が付く駅名は山口県の長門市駅、島根県の出雲市駅、宮崎県の日向市駅、三重県の伊勢市駅、和歌山県の和歌山市駅、山梨県の山梨市駅、茨城県の龍ケ崎市駅(佐貫駅より改名)。伊那市の中心駅なので「みどりの窓口」があります。どうやら「みどりの窓口」がある駅は機動改札隊によるきっぷの回収はしないみたいんだけど、駅員さんが集札をやっていなければ、ザルになってしまう。
次は無人駅なので、機動改札隊がきっぷを回収したのち、1番後ろの車掌室へ駆け足でダッシュ。
この付近が改札口。
さわんど、と書いて漢字は「沢渡」駅。本当に飯田線は駅と駅の間が短く、小和田とかの話題はずっと先になりそう。
栄えている表口は「いさりび鉄道」の駅。向こう側は「JR北海道」。
JR北海道から経営を分離するとともに、表口は「いさりび鉄道」に譲っているので、JRへは連絡通路と表示。
エスカレーターであがり、
いさりび鉄道の入り口を通って、向こう側へ。
階段を降りたところに、新幹線の改札口。
しんと静まりかえっている駅構内。
みどりの窓口もあります。きっぷに「北」地紋が入る最南端の駅は青森県にある「奥津軽いまべつ駅」。北海道の大地としてはここが最南端の窓口。
もうすぐ東京行きの新幹線が来るのに、誰もいない・・・。
JR側の全景。こんなに立派な駅ができているのに、駅前の風景は・・・
これです!なんと寂しいところ。
マンションのようだけど、東京行きの新幹線が目の前に。マンションから徒歩数分で木古内駅。新幹線に乗れば4時間後は東京駅。便利な立地なんだけど、北海道新幹線の料金が高すぎるなのがネック。
そろそろ発車時刻が迫ってきましたので、改札口へ。
きのした駅。漢字にすると「木ノ下」になります。ここは長野県上伊那郡箕輪(みのわ)町。
駅前の廃屋。看板からにすると、元居酒屋のようだ。
駅と駅の間が短いので、ゆっくりできず。機動改札隊もドアを開けたとたん、改札口に駆けつけ集札。できるだけ写らないようにして、静粛になったところで撮影。
ここは「たばた」駅。東京山手線でも同じ読みの駅があります。田端駅。
長野県上伊那郡箕輪村。ん!?さっきのは「箕輪町」で、ここは「箕輪村」。なんでそうなるんだ!?同じ読み方なのに、町、村なんて紛らわしい・・・と思い、よーく見たら、南箕輪村 。箕輪に「南」を冠すれば問題無し。しかし、箕輪町が村を合併して1つの町にしたほうが良さそう。
ここでも機動改札隊がきっぷを回収しているので、ポストの中にはおそらく何も入ってないかも。無人駅から乗ったお客さんの顔や特徴を覚え、発車直後、席のところまでお伺いし、目的地の駅までの乗車券発券。山陰本線がワンマンになる前まではこの風景が当たり前だった。JR東海さんはちゃんと仕事をしている。素晴らしい。
私の席で機動改札隊を兼ねている車掌さんが丁寧に帽子を外し、一礼。検札だと察し、東京駅で発行してもらった乗車券を提示。経由欄もちゃっかり確認。中央東・川岸・飯田線と確認取れたら、ありがとうございます。几帳面な車掌さんに遭遇したのは人生初。しかし、中国ウイルスのせいで接触を避ける方針もあるのか、チケッターによる押印は省略。駅間が短く、忙しく動き回るので、かなり体力がいる仕事。しかも、着席は認められず、車掌室でずーっと立ったままです。
私も機動改札隊に入隊すれば、余計な体脂肪を落とせるかも知れない。キセラー撲滅も趣味のひとつに含まれるので、激しく動き回っても苦痛だと思わないかも。
今日の出前メニューは例の「マトリョーシカ」。ロシアの人形みたいに体の中に一回り小さな人形がいくつも入れ子になっていて、並べると大きい人形から小さい人形。電話注文するのも、大きさがバラバラ、いろんなオプションも付けられるので、ごちゃごちゃになって書かれた注文票を整理して、いかにうまく伝わるかコツ。
うちのところのメシアシは今年新入社員と決められていて、去年は若い女性。伝え方がうまくて面倒な注文でも、きっかりその通りに運ばれてくる。今年は男性。このメニューに限って前にも失敗して、今日も・・・。それで元メシアシの私の出番。「あの~すいませーん!ご注文の意に沿えなくて申し訳ないんですけど・・・」とウエイター。その後、電話した子に「これはもうロシアのマトリョーシカ人形みたいにごちゃごちゃになっているので、本当に大変なんですよね。このまま見ながらだと電話してもうまく伝わるのは難しいから、メモにメインディッシュの数に大きさの数、メインに付くオプションの種類や数。それから、ライスの大きさといっても3種類あって、大、普通、小の数。こんなふうにメモで整理してから電話したほうが伝わりやすくなるんじゃないかな。整理して、文章を考えて伝える。お店からの復唱もあるので、メモを見ながらその数であっているか確認するといいですよ」とアドバイス。「電話をする身になって、みーんなおんなじにしろっ!!と思ったことはあるんですけど、みんな好みがそれぞれ違うから・・・怒りたくなるのをぐっと我慢して電話をしたんですよ」
木古内駅といえば、真っ先に思い浮かぶのは「駅前飯店 急行」。北海道新幹線開業に伴い、立ち退きがあったんですけど、喜んでくれるお客様のために、と200m先に移転。1956(昭和31)年に駅前飲食店を開業し、2017(平成29)年営業中に倒れ、御年88歳で帰らぬ人となりました。「急行」というネーミングは開業当時「急行」は通過していたため、停まればいいのにという思いを込めて。音威子府駅の名物そばも、1933(昭和8)年に開業し、店主さんは3代目、2021(令和3)年2月、病気療養中に逝去されました。御年84歳。現在も「急行」が営業中だったら、間違いなくあそこに行っていたはずだけど、仕方がなく駅前に新しくできた「道の駅きこない」へ。
新幹線駅前開発のため、新しくできた建物。
いろんなジャンルの飲食店があり、今食べたい気分はパスタ。
知内はとなりの駅だけど、現在は併設する「道の駅しりうち」を残して、駅は廃止。この付近で採れたものなので、迷わず、これ。
店内の雰囲気はお洒落。
お得なセットで頼んだので、まずはスープが運ばれ・・・
その次はサラダ。
メインが運ばれ・・・
パンもついていました。食後のコーヒーもついていて、ごちそうさまでした。こってりするような味付けではなく、さっぱりとした食感で美味しくいただけました。
「中国ウイルス感染者は世界全体で2億1155万人を超え、死者は460万0821 人となりました」など、そういったニュースばかりです。バイデン大統領が指示を出した8月末が期限とされている、発生源に関する報告書。発生源ははっきりと武漢ウイルス研究所と白黒はっきりさせたい。中国が他国に責任転嫁したり、必死に隠蔽し続け「原因がわかっていない」だとしたら、将来にわたって再発防止につながることはできなくなる。
さて、本日のあおがしま丸は通常就航となりました。9月10日から25日まで予定されている「ゆり丸」は引退前のラスト就航となります。幻の船なので、1度は乗りに行ってみたいんですけど、中国ウイルスがネックになっています。
ついに山口県内の山陰本線、みどりの窓口があるのは幡生(はたぶ)を残してすべて空白地帯。長門市駅も「みどりの窓口」が無くなった代わりに、話せる券売機プラスが設置されました。インターネットで予約した特急券等を券売機で引き替える分は決済に使ったクレジットカードを挿入してタッチパネルで操作するだけで発券できます。しかし・・・鹿児島中央から東京都区内まで。日豊本線で大分、大分から久大本線で久留米、久留米から鹿児島線で原田。原田から筑豊本線で新飯塚。後藤寺線と日田彦山線で城野。城野から・・・・とジクザクな乗車券はタッチパネルでは無理です。オペレーターさんと対話式で発券すると聞いただけで、ろう者はどう対応するんだろうかと思ったら、今の新しい券売機はかなり進化しており、障がい者の方、外国人の方でもすべて対応が可能とのこと。
申込書や証明書などを置くスペースに筆談のメモを置けば、カメラでオペレーターさんの画面に映し出され、券売機を通してオペレータさんの顔が見えるので、対面販売と同じような対応が可能。音声の代わりにオペレーターさんがキーボードに打ち込んだ文字を券売機で表示されるとのこと。オペレーターさんも手話ができて、手話で会話して発券が1番理想的ですけど、実現できるのはいつになるのやら・・・。視覚障がい者の方も、受話器で申し込みたいきっぷの内容を話し、決済の段階になれば、券売機に貼られている点字案内表示に従い、現金やカードでも支払いも可能になっています。
外国人がいらした場合は、外国人の話す言葉をAIが日本語に変換して、オペレーターさんの音声をAIが外国語に翻訳して表示。昭和や平成時代では考えられなかったことを、令和になった現代はそれが当たり前のように実現できています。2005(平成17)年頃、JR東日本管内で導入された「もしもしカエルくん」はかなり不評に終わり、普及することはなかった。話せる券売機というネーミングを見ただけでろう者は使えないじゃないか!?って蔑ろにしてしまいそうですが、実際は違っていました。せめて「バリアフリー対応話せる券売機」って名称を変えればいいのに。
話せる券売機を筆談で使ってみたの記事は こちら。
長門市駅は上記の話せる券売機プラスが設置され、それまでと同じくカメラを通じての対面が可能になり、すべてのバリアフリーに対応しているのなら問題はないけれど、東萩駅はそれに代わるものは置かれていなくて、9月1日からは萩市役所の職員に委託。対応可能なのは、乗車券、回数券、定期券のみ。おそらくPOS端末になるんですけど、指定席や特急券の対応はしない。全席指定席の観光列車○○のはなし号は東萩が始発だけど、指定席はどうするのか気になるところ。
萩市内にマルス端末のオンライン回線が消滅してしまうわけだけど、益田までずーっと空白地帯。益田駅も「みどりの窓口」が撤去され、話せる券売機プラス設置。益田の次は浜田。浜田駅も同じく話せる券売機プラス。かつて三江線への乗り替え駅だった江津駅にやっと「みどりの窓口」。出雲市駅も寝台特急サンライズ出雲の始発駅なのに、「みどりの窓口」は撤去され、券売機プラスに。あまりにも合理化が進みすぎる。カメラを通じての対面よりも、生身の駅員さんのほうがちょっと安心と思うんですけど、もはや新しいものに順応できないジジィになってしまったかも知れない。
2021(令和3)年8月7日の飯田線、羽場から沢までの間。その数日後、まるで梅雨期に戻ったかような悪天候が続き、現在も飯田線に一部の運休が出るほど。鉄分補充しておかないとかなりストレスがたまるので、今のうちに、と、この日に予約を入れたものは、強運だったかもしれない。
厳密に言うと、時刻表では豊橋からの営業キロは189.7キロなのに、190キロポストが・・・。
300メートル豊橋寄りに駅の中心となる駅本屋があるはずだけど、ない。ずっと先に189.7キロポストがあるとしたら、沢までの運賃計算は正しくないということになるんですけど、そのままでいいのかねぇ。
沢駅周辺の風景。のどかなところです。
次は伊那松島駅。最初は無人駅かと思っていましたが、委託業務駅でした。みどりの窓口があって、営業時間は7時30分から11時40分、12時40分から16時まで。1時間の休憩時間があるので、おそらく1人で仕切っているのではと思います。
大雨災害により、不通区間は岡谷からここまで。8月23日(月)からは岡谷から伊那新町間は代行バスが運行されます。
8月19日の大雨により、愛知県の大海(おおみ)駅から平岡間も運休中ですので、今、飯田線の旅をしたいと思っても全線通しての旅行は厳しいかと思います。
次はきのした駅です。木下と書くかと思ったら、「木ノ下」駅。千葉県印西市の成田線にある「木下」駅も、なかなか読めません。「きおろし」駅。