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鐵道だけではなく、航空機利用の組み合わせ。今回は行き飛行機、帰りはJR北海道のH5系新幹線。4編成しか製造されず、2編成は北海道新幹線内でトラブルが起きた場合の予備用、本運用は2編成しかない列車なので、巡り合えるのに非常にレアなもの。
東京発のJR北海道H5系は、1日1本しかなく、東京17時20分 → 新函館北斗 21時28分 の「はやぶさ29号」しかない。
逆に新函館北斗発東京行きは 新函館北斗 6時35分 → 東京 11時04分 「はやぶさ10号」
新函館北斗12時44分 → 東京 17時04分 「はやぶさ22号」
上記のダイヤは始発から終点までH5系運用ですが・・・
JR東日本のE5系が新函館北斗まで乗り入れる代わりに、JR北海道の車両を東北新幹線内で完結する運用を割り当てし、両社の使用料を清算するための時刻表は・・・
仙台 6時40分 → 新函館北斗 10時07分 「はやぶさ95号」
東京11時20分 → 新青森 14時43分 「はやぶさ17号」 東日本会社線内で完結
東京21時44分 → 仙台 23時47分 「やまびこ223号」 東日本会社線内で完結
新青森17時44分 → 東京 21時04分 「はやぶさ32号」 東日本会社線内で完結
こうなると、ゆっくりH5系の旅を楽しみたいと思えば、新函館北斗 12時44分発しかないです。だから、飛行機で函館へ。
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真ん中は隅田川かな?過密都市、トーキョーの風景。この街に憧れて、何もない漁村からトーキョーへ。しかし・・・根っから田舎人のためなのか、数年で挫折。映画アイランドタイムズに出ていた青ヶ島の子どもが東京に憧れ、いざ東京暮らし。なかなか空気があわなくて青ヶ島に戻るシーンあり。たぶん、あれと同じだと思います。アイランドタイムズは2007年に制作されたもので、気が付けばもう9年経つんじゃないですか。99%は青ヶ島で撮影された、貴重な映画なんです。トーキョーは目まぐるしく変わりますが、青ヶ島は昔からず~っと全然変わらない風景にほっこりします。
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東北を縦貫し、あっという間に津軽海峡を越え、このあたりはもう北海道。
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真ん中のまっすぐな線は、新しくできたばかりの北海道新幹線!!くねくね曲がっていると、速度は出せないので、まっすぐにして、速度を240キロ出せるように設計。北海道新幹線内の地上区間は240キロ、青函トンネル区間は140キロ。
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鉄路は、たぶん・・・函館本線かな。函館から新幹線に乗り継ぐため「函館ライナー」運行中。JR北海道にもの申す!!大沼公園まで電化し、始発から終点まで両端とも観光地なので、新幹線との乗り継ぎもあり需要は見込めそうです。
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五稜郭が見えたと思ったら、飛行機は函館空港に着陸。飛行機は強く着陸すればするほど、滑走路の距離が短くなる。乗客に衝撃を与えないように、すーっと滑り込むような着陸方法だと、滑走距離が長くなり、はみ出てしまうオーバーランに陥る可能性がある。強く着陸して、ある程度衝撃があったほうが1番安全。パイロットさんは着陸するのにこのように計算して、操縦しているわけなので、相当な技術なんです。新幹線の運転士さんも、秒単位で管理されているので、スピードコントロールを自動任せにすることはせず、鉄道懐中時計を見ながら次の停車駅まで残りの時間を計算するときもあるそうです。船の航海士さんも、レーダーを見ながら正しい航路になっているか操縦。人命を預かっている立場なので、いつもお疲れさまと言いたいです。次回の記事は、赤井川駅です。