図書館の雑誌コーナーで見つけました。
表紙のデザインが気になり、近づけてみると・・・
なんと、「南硫黄島探検記」!!
邦画「硫黄島からの手紙」(DVDなのに残念ながら日本語字幕なし)
洋画「親父たちの星条旗」(アメリカ製作なので、日本語字幕あり)で有名になった、硫黄島よりさらに南にある無人島です。
戦前の硫黄島は人口1,000名、北硫黄島もおよそ90名(1944年)住んでいたそうです。
南硫黄島は硫黄島より南へ60キロに位置するので、有史以来人が住んでいないみたい。
北硫黄島では人が暮らしていた跡などが今でも見られるらしい・・・。
硫黄島は太平洋戦争中、アメリカ軍が硫黄島を制圧し、本土を攻める航空基地にしようとしたところ、2万人の日本軍が交戦。
アメリカ軍の勢力は7万人なので、結局玉砕してしまいました。
およそ2万体のご遺骨が硫黄島に取り残されたまま63年経過してしまいました。
悲しい歴史を持つ硫黄島なのですが、南硫黄島は断崖に囲まれ、平地が1つもなく、戦時中も次々と壊されることはなく原生の自然が残って いるそうです。
南硫黄島自然環境調査隊員が25年ぶりに3回目の調査が行われ、11日間の集大成が載っています。
人知れず咲く花や植物、その島で生息する動物などなど、興味のあるものばかり。
興味があれば、最寄りの中央図書館へどうぞ。
(新刊号は貸出ができないので、館内でいつでも閲覧ができます。バックナンバーは貸出可というところが多いようです)