待ち合わせ場所は直接店舗内。すすきの駅徒歩1分の雑居ビルの看板「おが」を見つけ、エレベーターで8階へ。ここは繁華街なので、飲食店はビルのテナントというところが多いようですす。出迎えた女将さん。国王様がいきなり手話で「予約の○○と申します」と話しかけ。「どうしよう~」と女将さんがパニックになってしまいました。「あなたは手話存じないのね?じゃあ、書くものはないの?」と「書く」の表現に気づいたのか、懐からメモ帳と筆記道具を取り出し。(そうそう、これが正解!!)「○○さんですね。あちらのお部屋になります」。国王様のお友達感覚秘書は明日のドライバー役。もう1人は国王様の教え子。5年くらい前に北海道好きが高じて東京から移住された方で手話も流暢。すなわち、秘書の手話通訳係でした。
親が「はじめまして、いつも○○がお世話になります」とペコリ。「いやいや、反対ですよ~!!はるばる東京からお越しいただいて、ここで講演会とかいろいろお世話になっていますから~」初対面だというのに、お互いに打ち解けた雰囲気。
これはお通し。「私は全然郷土料理のこと知らないからお任せしていいですか?」と頼むと、「苦手なのもとかはないの?」「いや~全然大丈夫です」 ボリュームたっぷりのお刺身が運ばれてきました。札幌のど真ん中にアワビが出るなんて驚き!!
今の季節でもアワビ獲れるんですかねぇ??
北海道定番のげそ味噌焼き。
秘書が「これは蝦夷(アイヌの手話表現)鹿・・・・」「シーッ!!」(黙れ!!)「えっ?何かあったんですか?」「うちの父は難しい人でね、普通じゃないものは食べないんですよ。仙台の牛タンもダメだから」
父には「北海道の和牛ステーキ」と説明し、食べさせました。でも、これが蝦夷鹿なんて、初めて食べてしまいました。臭みもなく、美味しいです。
まだまだあります。