1年で日照時間が最も短い冬至の翌日なので、正午でも少し日は傾いていました。
眺めのよい、この場所に陣取っていればよかったけど、先客がいました。 甲州といえば、ぶどうの名産地。天然成分の「レスベラトロール」は老化防止に効果があります。フランスもワインがよく飲まれているので、ヨーロッパのなかで長寿の国だそうです。甲州市はワインの発祥地なので、高齢になっても毎日楽しくワインを飲む姿が見られるとのこと。
「レスベラトリール」は抗がん、抗動脈硬化、DNAの保護作用、眼病予防の効果さらに、寿命を延ばす働き、脳細胞同士を結び付ける働き、つまり老人の記憶力を高める効果があり、健康で長生きしかも認知症の予防にもつながります。
麺の色が少し紫色になっているのは、赤ぶどうの皮や葉に多い強力なポリフェノールが含まれているため。
いろんな野菜がたくさん含まれているので、本当に健康的な食事。
我が家で作る、コリアン・ラーメンも野菜たっぷり。卵をといて流し込めば唐辛子の辛さを少し和らいでくれます。韓国のりを忘れてしまいました。 青ヶ島から送っていただいた、カンモ(サツマイモ)は天ぷらにして在庫は全部使い切ってしまいました。島のカンモはすごく甘みがして、本当に美味しいですっ!!ごちそうさまです。ワインは先述のとおり、体に良い飲み物なので毎日。(笑)
11時過ぎにチェックアウト、お昼の少し前、観光名所の勝沼ぶどうの丘に行ってみました。12月24日撮影なので、もう1ケ月前になってしまいました。今の風景は少し変わっているかも知れません・・・。 ぶどうの丘にあった、郵便ポスト。1日1回のみ取り集め。
勝沼局409-1399 と書かれていますが、これは郵政省時代そのまま。厳密に言うと、山梨市から取り集めに来る山梨支店勝沼集配センター。現在で言うと、山梨郵便局(勝沼)。山梨市と言っても、沖縄市と同じく県庁所在地ではありません。 今となっては懐かしい、國鐵113系や115系が停車。少し前のボロ房線(房総半島の内房線や外房線)も同じタイプでした。現在も京浜東北線からのお古209系なので、ボロ房線。最初から新しい房総色(海の色ブルーと菜の花のイエローライン)のE233系を投入してくれれば、不名誉な「ボロ房線」は払拭。
真ん中の立派な白い駅舎は「勝沼ぶどう郷(かつぬまぶどうきょう)駅」。
このあたりはもともと東山梨郡勝沼町という行政地域だが、大和町と塩山市と合併し、現在は甲州市。
「郷」の付く駅名で真っ先の思い出すのは、山口県の何もない田舎の宇賀本郷。千葉も幕張本郷。
山口は小さな待合室があるだけで、まわりは本当にないもないところ。普通に読めば「うが」だけど、山口県はふぐと同じく、濁らない。宇賀→「うか」、河豚→「ふく」。二見ももともと、豊浦郡宇賀村。1955(昭和30)年にいくつかの村を合併し、「豊北町」、半世紀後の2005(平成17)年に「下関市」。現在も昔みたいに郵便番号なし、宛先を「豊浦郡宇賀村」とお届け先の名前だけでも届くし、住所を書かずに、7ケタの郵便番号と名前だけでも確実に届く、何もない田舎なんです。
夜が明けて、2013(平成25)年12月24日。暖房器具はお部屋に備え付けのエアコンしかなく、乾いた空気が出てくるなと思ったら、加湿器も置いてあったので助かりました。いつも就寝時は暖房を止めていますが、毛布に1枚の布団しかないので、ちょっと寒く感じるので朝までつけっぱなしです。
朝から清々しいお天気でした。
イオンのマークが見えるところがJR石和温泉駅。笛吹市の中心駅なので、新宿からの特急はすべて停車。要所時間はわずか1時間半っ!!
このあたりは田舎でもなく、都会でもなく、ちょうど真ん中あたりかな。
テーブル席に着いて、真っ先に目につく朝ごはん。
「あちらにバイキングがございますので、どうぞご自由にお召し上がりください」とスタッフさん。
朝ごはんだというのに、目移りしてしまいそうなご馳走がたくさん!!
ちょっと欲張って、盛り付け。山梨県だというのに、新鮮なマグロまでもありました。
昨夜の夕食も豪勢だし、朝食までも!?朝からごちそうとは至福のひとときです。(笑)
廊下から見える日本庭園。
今度は焼き物、特製ビーフシチュー
インカのめざめ、舞茸、人参。
さっきまではお魚の刺身なので、今度はお肉。 ふぐと鉄皮の煮凍り
水菜 白髪ねぎ 菊花 なた豆の花 葛ぽん酢。
ここは山梨県だというのに、ふぐが出るなんて驚き。「ふぐ」はどこから来たか書かれていませんでしたが、下関からかな??
シェフさんが目の前で揚げて、お皿に移してくれました。
サクサク餅粉揚げ
まな娘 右左口冬子 ズッキーニ ほうじ茶塩
揚げたてなので、本当にサクサク。
京芋 カニ餡かけ 湯葉 木茸、帆立、生姜
五目ひじきご飯と、合わせみそ仕立て(豆富 なめこ、三つ葉)
ごはんがすごーく美味しい。山梨県産梨北米コシヒカリを使用していますとのこと。
デザートが2つも!?
ペロリと平らげてしまいました。
2時間近くのディナータイム、本当にごちそうさまでした。
年末の平成25(2013)年12月23日。この日は冬至なので、日の暮れも1年の中で最も早い。日が暮れないうちに「糸柳」さん自慢の温泉へ!!
アルカリ性の濃度が高いため、お肌はツルツル。草津温泉は強酸性。湯上りに肌がビリビリ~!!になります。万病効力あり。
石和温泉はアルカリ性なので、美肌効果を期待する人向け。
日が暮れ、今度は夕食タイム。テーブル席に案内され、真っ先に目につくお料理。コース名は「師走のおもてなし」。これは「組肴」、旬彩盛り合わせ。
今度は・・・お刺身。海のない、山梨県だというのに、鮮度はすごく抜群。
中央高速道の一宮御坂インターチェンジに近いから、築地直送かも??
1品1品ずつ、スタッフさんがてきぱきと動きこなし、料理の内容をメモで説明。コースが「おもてなし」だから、丁寧に接してくれるのは嬉しいです。
続きはたくさんありますが、今日はこの辺で・・・。
石和から差し出して、やっと4日目に配達。青ヶ島宛は翌日、超速達便だというのに、たぶん、年賀状と混同し、配達を保留していたかも知れませんね・・・。
温泉宿の「糸柳」さんにチェックインする前に郵便局へ立ち寄り。額面が50円の記念切手をたくさん持っていますが、ほとんどデザインが沖縄や東京ばっかり。沖縄切手に山梨の風景印なんて、不釣り合いになるので、現地で調達すればいいと思ったら・・・23日は月曜日といっても、天皇陛下のお誕生日なので、休日の「時間外窓口」が開いていました。
旧郵便局株式会社の郵便局窓口ならいろんな記念切手勢ぞろい。旧日本郵便株式会社の時間外窓口は記念切手は置いていなくて、普通切手オンリー。今はどちらも「郵便局」になっていますが、旧体制をそのまま引き継がれています。
ダメ元で「冬のグリーティングシール切手ありますか?」と聞いてみましたが、「申し訳ないですけど、こちらの窓口は普通切手しか置いていません」と素っ気ない返事。
仕方がなく、ノーマルな50円切手に風景印。山梨県のふるさと切手が1番だけど、切手カタログで調べたところ、発行件数が他の都道府県に比べると少ない。1番多く出ているのは、北海道、東京都、沖縄県。石和の風景印は温泉マークが目立っていて、葡萄、桃。笛吹川に鵜飼、奥に見えるのはアルプス山。
グリーティングシールならそのまま貼れるけど、ノーマルの50円切手は裏面を濡らさなくてはならない。時間外窓口といっても、地元の方々たちですごく混んでいました。「忙しいところ、すみません。普通の50円切手を貼って、風景印もお願いします」とそのまま依頼。切手を貼って、風景印を押したのも局員さんです。あらかじめ、変な切手たくさん貼付し、風景印と丸型印併用でもよかったかな。
福利厚生を利用するのに、様々な制約付き。それを使うんだったら、スタンダードプランのみ。お部屋に温泉が付く最高峰のスイートルームを利用し、福利厚生割引を使えばいいのに、そうはいかないそうです。どういう仕組みなのかよくわかりませんが、毎年ありがたく割引を利用させていただいています。
平成の大合併により、2004(平成16)年から「笛吹市」。それ以前までは東八代郡石和町。
山梨県の市町村を見ると、笛吹市だけではなく、中央市、南アルプス市、北杜市など、いくつかの市町村を1つの自治体になっているところが多いようです。
ここは笛吹市の中心駅、石和温泉駅。みどりの窓口があり、特急停車駅。
韮崎までsuicaに対応できるように比較的大きな駅は自動改札機、無人駅や委託駅は簡易suica設置。
2009(平成21)年3月ダイヤ改正時に東京近郊区間拡大。久留里線全線、
安房鴨川も東京近郊区間編入。
東京近郊区間から外れる、木更津の隣の祇園から100キロ以上の乗車券なら2日有効になり、途中下車可。ところが久留里線も東京近郊区間に含まれているため、首都圏の乗車券を購入するときに、経由欄を「東京・新幹線・上野」または「東京・新幹線・品川」の新幹線経由をわざと入れれば、100キロ以上、2日間有効。途中下車もできます。
ところが・・・2014(平成26)年4月から、さらに東京近郊区間拡大。韮崎から長野県の松本間、小海線の小淵沢から野辺山間(日本一高いところに駅があるところ)、水郡線も含まれることに。
松本 → いわき 経由:篠ノ井線・中央東・東北・三河島 (新宿-池袋-日暮里経由)
445.8キロ 7140円 1日間有効 下車前途無効 だけど、松本より1つ先の北松本から買えば、
北松本 → いわき 経由:大糸・篠ノ井線・中央東・東北・三河島
446.5キロ 7140円 4日間有効 (途中下車可)
長野県から福島県を旅するのに400キロ以上もあるのに、近郊距離切符と同じく当日限り有効、下車前途無効なんて無茶苦茶すぎる。経由に新幹線を入れたり、近郊区間から外れて最初の駅にするなり工夫が必要です。
駅前から見た風景。
少し奥に見える黄色い建物が温泉旅館「糸柳」さんの目印。
今回泊まったところは、山奥の辺鄙なところではなく、新宿からの特急も止まる石和温泉駅から歩いてすぐそこ。
山梨県の石和郵便局に差し出したのは、23日の15時頃。時間外のゆうゆう窓口が閉まる直前。旧日本郵便事業石和支店が郵便局と統合し、制服は旧支店のままでした。いつもお世話になっている方々たちにクリスマスカードを風景印付きで発送。東京宛や自分宛のハガキは24日になっても届かず。
さきほど、届いたよというメールが入り、目玉が飛び出すほどの驚愕!本土宛の配達が遅くて、日本一秘境村の青ヶ島宛が先に届くなんて、そんなのあり!?沖縄の屋我地島郵便局からも翌日配達。
配送ルートを想像してみました。
12月23日 15:00頃 石和郵便局 引受
―――(ここからは想像)―――
12月23日 19:00頃 甲府郵便局 通過
12月24日 0:00頃 新東京郵便局通過(100-1701宛を仕分けし郵袋格納)
12月24日 2:00頃 新東京郵便局羽田分室通過
12月24日 7:30 ANA821便 羽田離陸
12月24日 8:25 八丈島着陸
12月24日 8:45頃 三根郵便局通過、100-1701の郵袋を八重根漁港へ
12月24日 10:00 還住丸出航
12月24日 12:45 青ヶ島到着
12月24日 配達完了っ!!
今回の目的地は石和温泉。職場の厚生福祉利用券はかなり割り引いてくれるので、これを使わない手はないっ!!行先を告げずに出発。ヒントは「温泉宿へ行く」だけで父の予想は「群馬県」、母は「静岡県」。
23日は祝日だというのに、珍しく首都高速は全線空いていました。都心環境線に入る前の浜崎橋あたりだと、いつも混んでいるのに楽々通過。新宿も通過。
父が「いつもの奥多摩コース?」と言っていましたが、黙ってやり過ごす。
「八王子も通過しましたね」圏央道に入って、青梅に行くかと思っていたのに、そのまま通過。行き先がわからないままのミステリーツアー。(笑)
草津温泉は酸性泉だけど、ここは石和温泉。石和と書いて、「いさわ」と言います。中央本線に石和温泉駅があるので、読み方は以前から知っていました。ずっと昔、いきなりの思いつきでふらりと旅するのが好きでした。どこに行くかは当日決め。池袋駅から上越行きの夜行高速バスに乗って高田駅。青春18切符に日付入りスタンパーを押してもらい、上越線、北陸本線、糸魚川で大糸線。南小谷駅まではJR西日本の管轄。古めかしいキハ52。今は1両だけ廃車を免れ、大糸線から千葉のいすみ鉄道に転勤。キハ52に乗りに行きたくてもうちの地元だからと乗りに行く機会が…。そのくせ北海道の小幌駅に行きたがるのは不思議。南小谷で電車に乗り換え、松本。小淵沢行きに乗り換えて、中央本線各駅の旅。当時はボロ國鐵115系でした。ボロ房線からはもう撤退したのに、今もバリバリ現役中。すっかり話をそらしてしまいました。石和温泉は濃いアルカリ性温泉なので泉質がツルツル。肌もピカピカになります。草津温泉は濃い酸性で少ししびれる時があるので男性的。ここは美肌効果がある女性的かな。ロビーのクリスマスイルミネーションが綺麗です。
世間は連休最終日だけど、私は少しずらして連休中。職場の厚生福利利用券を使って温泉宿に来ています。連休最後の日なのに、首都高速は珍しく空いてしました。芝浦手前ではいつも混むのに今日はスイスイ。父は関節に炎症を患っているので温泉効果で治ればいいなと思います(^^♪