「幌延」は文字が滲んで判読できないけど、その左にある「音威子府」はまあ判読。
上のきっぷを見せながら改札に入ります。
ここからオホーツク海側を経由して稚内を目指す天北線も使われていたのであろうホーム。
1番線は駅改札側のホーム、こちらは2番、3番線。ここで列車の交換に使われるので、現在も使われています。
次は咲来駅です。咲来と書いて、読みは「さっくる」。
ここでも音威子府村内。
駅前の風景なんですけど、秘境っぽい雰囲気。
佐倉から佐久の乗車券で合格通知、と以前記事にしましたが、佐倉から咲来でも同じような意味で通知は可能。
こちらの記事で話題になっている富山駅みたいに、合格通知もきっぷ風にしたら面白いかも。
「新幹線に忘れ物をしたら、JRの粋な対応に感動」
高齢者が住んでいる家では、ずーっと100%何も起こらないと言い切れない状況になり・・・あわててバタバタといくつか聞かれて答えるのも時間がとんとん過ぎてしまいます。キーホルダーに緊急連絡先、かかりつけの病院、持病の内容などの一覧、お薬手帳のコピーを入れておく。この情報を基に、私のところに連絡が来て、かかりつけの病院にすぐ搬送しやすくなる。できれば、このような事態で連絡が来るのは絶対に避けたいところですが、万が一に備えて。パニックになると、ろれつがまわらないと同じように、ドコモの見える電話の文字入力もうまく打てず・・・ということもあるので、まずは一呼吸を。
「歩けているので、将来寝たきりにならないように良いお天気のときは30分程度は散歩させましょう」と医師によく言われています。散歩の途中で、もしも何かあったときにキーホルダーの連絡先を見て迅速な対応ができればと思います。
最近は少しずつできなくなっていることが増えているので、しっかり注視して手助けの必要があると実感。
1月29日土曜日。事後報告になってしまいましたが、本日の船は就航しました。条件は付かなかったので、海上状況は良好。昨日、今日続けての就航、1月に入ってから5回目です。
宇賀本郷駅通過。1933(昭和33)年に地元の住民達がこの付近に駅を作って欲しいと当時の国鉄に請願してできた駅なので、最初から無人駅。この風景の反対側は国道191号線が通っていて、民家もあります。
まるで最北端の抜海付近を連想してしまいそうな風景。
さっきのは小笠原のような風景、ここはいきなり最北端の最果てに似たような風景。ここは山口県なのに、まるで自分の好きなところを凝縮しているようなもの。
この風景が見えたら、まもなく国道191号線の下を潜り、
長門二見までずーっと。
しばらくすると、〇〇のはなし号は少しずつ速度を落とし、2回目の「ビュースポット」にしばらく停車します。
まもなく宗谷本線の主要駅と言われている、音威子府駅です。
糠南駅で2名のお客様が乗ってきて、やっと音威子府駅に乗客が現れてきました。
13時10分に停車、4分後の14分に発車するので、わずか4分しかありません。今のうちにあちこち撮影。
ここでやっと運転士さんの交代です。稚内10時28分発なので、3時間近くも運転。稚内駅で折り返しているので、音威子府5時33分発稚内行きから乗務し、13時10分戻ってきたら、その日の勤務は終了というスケジュールかも。
その駅名そのままの「村」だけど、道内で1番人口が少ない自治体です。682名。全国で人口が少ない「市」は同じく道内の歌志内市の2917名。
稚内からここまで130.1キロもあります。根室から釧路までの135.4キロも1人の運転士さん。
村なのに「みどりの窓口」があって、クレジットカードやえきねっとの取り扱いはできます。
ここでの思い出話は こちら。店主の西野さんが2021(令和3)年2月7日に永眠され、駅そば80年の歴史を閉じたとのことです。
交通ターミナルという文字が見えます。廃線になった天北線の浜頓別経由稚内行きの代替バスや枝幸(えさし)行きのバスが出ています。
1月26日水曜日。本日および明日は東京積み荷作業のため、運休日です。次回は1月28日金曜日の予定です。25日は中国ウイルスの感染者が初めて全国で6万人(62630名)超えました。また、都内でも過去最多の12813名を記録しました。
小串を出ると、となりの湯玉まではほとんど海岸沿いを走行します。
夏だったら、まるで小笠原のような風景になりますが、冬の間はご覧のとおり白波が立っています。
一部砂浜になっているところがあり、冬の間はがらんとした風景になりますが、夏になると海の家などの簡易的な建物が設けられ、海水浴客で賑わうようになります。
しばらくすると、〇〇のはなし号は徐行。観光案内の放送がありますが、なんと言っているのか不明。UDトークで放送の音声を文字化にしようと思いましたが、うまく変換できず。マイクにつないで直接話してもらったほうが精度もぐーんと上がります。
子どもの頃、毎日のようにほとんど海側の座席なので、飽きるほど眺めていたのが懐かしいんですけど、こんな風景より夜でも明るい不夜城のトーキョーに行きたいと思うようになり、いざトーキョー暮らし。ところが数年で挫折し、田舎暮らしに戻ってしまいました。
都会に行きたい気持ちが薄らいでしまい、今度はこの風景に似たような離島暮らしに憧れているんですけれども・・・。
1月25日火曜日。東京からの「たちばな丸」「あおがしま丸」ともに表玄関の反対側、八重根漁港から発着します。今回は条件が付きますが、無事に入港できますように。
ここから音威子府村に入ります。村内に4つの駅(筬島、音威子府、咲来(さっくる)、天塩川温泉)があります。ここでも音威子府駅を除く3駅を廃止にすると候補が上がりましたが、村の負担によりすべての駅を存続させると決断。昨年(令和3)年4月より駅としての管理は村に移行しました。
1つの駅にかける年間の持続料は90~100万円。村内に3つも抱えていると270~300万円も村の税金で賄うことになり、全国から「ふるさと納税」などで税収がなければ厳しい状況。ご自身のお住まいではなく、音威子府村に納税すると、返礼品は旧天北線の線路にあった石だそうです。鉄道に特化した返礼品とはいえ、石をもらっても嬉しくないかな。名産の音威子府そばなら喜ばれるはず・・・。
筬島駅出発。次は音威子府駅。
道内で1番小さな村なので、沿線では美しい風景ばかり続きます。
1989(平成元)年4月30日までは音威子府から最北端の駅まで結ぶもう1つの路線がありました。天北線という名称。
国鉄からJR北海道に引き継ぎしてからわずか2年後廃線。民営化以降前の国鉄時代末期にも多くの路線が廃止されたにも関わらず、民営化しばらく経ったたあともいくつかの路線が削られたこともありました。
今のJR北海道路線図を見ていると、最近になって江差線、日高本線(鵡川ー様似)、留萌本線(留萌ー増毛)、新夕張支線(新夕張ー夕張)、廃線になったところも多く、スカスカな状態になっています。まもなく音威子府駅。
<<ネットニュースより>>
電車内でたばこを吸っていたことを注意された腹いせに、高校2年生の男子生徒(17)を殴る蹴るなどの暴行を加えけがを負わせたとして、栃木県警下野署は24日、傷害の疑いで、宇都宮市の飲食店従業員宮本一馬容疑者(28)を逮捕した。署によると宮本容疑者は容疑を認めている。 逮捕容疑は23日正午ごろ~午後0時15分ごろまでの間、JR雀宮駅からJR自治医大駅を走行中の電車内及び駅のホームで、男子生徒に対し、顔面や身体を複数回殴ったり蹴ったりなどの暴行を加え、右頬付近を骨折させるなど全治不祥のけがを負わせた疑い。 署によると、宮本容疑者は知人と2人でJR宇都宮駅から乗車。男子生徒は友人らと4人で乗車していたという。宮本容疑者は優先席で寝っ転がりながら、加熱式のたばこを吸っていたところ、男子生徒が喫煙を注意した。宮本容疑者は激高し、男子生徒に暴行を加えた。車内で男子生徒に土下座を要求し、自治医大駅のホームに連れ出した後も暴行を続けたという。駅員が止めに入り警察に通報した。
<<ここまで>>
私だったら、ああいう民度が低い人と関わりたくないと、見て見ぬふりをして他の車両に移動すると思うんですけど、注意をした高校生はかなり度胸のある方だと思いました。加熱式たばこは匂わないから他人に迷惑をかけていないと喫煙者自身は思っているみたいだけど、匂わなくても目に見えない有害物質がたくさん含まれており、普通の紙巻きタバコと同じくまわりに迷惑をかけているのに等しいです。
1月24日月曜日。本日の船は低気圧前線通過に伴う海上状況不良のため、欠航です。海が凪いでいるときは船がお休みで船の就航予定日に波が出てしまう。自然現象とはいえ、船が出る日はせめて凪いでもらいたいものです。
この風景が見えてきたら、まもなく小串。もともとは長州鉄道の終点だということもあり、現在も下関から小串までの本数が他の区間に比べると多いほうです。小串を過ぎるとぐーんと極端に少なくなります。
小串行きの汽車が多いのに、小串駅は2021(令和3)年6月1日から無人駅化。乗車券はPOS端末が置かれていて、指定席は紙の補充券。下関駅に電話をして、空席照会。聞き間違えを防ぐため、A席はアメリカ、B席はボストン、C席はチャイナ、D席はデンマーク、E席はイングランド。特にCとEはよく似ているので、国鉄時代からの言い回し。
小串駅前の大きな建物は山口県済生会豊浦病院。前身は国立山口病院、国立病院の再編成により、豊浦町立病院、下関市と合併したあとは下関市立豊浦病院、2016(平成28)年から下関市から済生会に譲渡。その頃から大がかりなリニューアル工事が行われ、
見違えるほど新しい病院に生まれ変わりました。なーにもない漁村で暮らしている伯母がいつもお世話になっているところです。なーにもない田舎とはいえ、近くに総合病院があるともしも何か起きたときにはすごく安心します。入院してしまっても、立地は海岸なので、窓から見える風景は気持ちいいかも知れません。
先行した小串行きの汽車が駅舎側の1番ホームに入線。〇〇のはなし号は3番線。
キハ47 1065。これも子どもの頃何度も乗ったことがあります。
キハ47 102もそう。どこかに転属することはなく40年以上もバリバリ現役で活躍中。
下関駅を出たときは満席だったのに、海側の2名が小串駅下車っ!!下関からたったの27.1キロなんだから、わざわざこの座席に乗らなくても先行する普通のキハ47に乗れっつーの!!指定席がなかなか取れなくて難儀していて、もしも、山側の指定席を持っていて、目の前で海側のお客さんが短区間で下りて行かれるのを見るとちょっと苛立ちを覚えるんです。乗車前日に空席照会してもらい、たまたま海側が空いていたので、取り替えてもらったんだけど、こういう眺めのよい座席はできるだけ長門市か終点の東萩まで乗って欲しい。
後ろの1号車の状況を見ましたが、やはり海側の席に空き。指定席はどこでも530円なので、区間目一杯の東萩までの指定席を取っておき、途中で下車して前途は棄権するとしても、これは指定席を必要とする他人様に迷惑をかけることになるので、できるだけ実際に乗車される区間を求めて欲しい。全席指定席といっても、通し料金で下関から小串まで、小串から東萩までといったように分割して座席を指定することもできます。
年末年始の指定席争奪戦で東京から小倉まで通しは取れなかったけど、東京から新大阪、新大阪から小倉といったように途中で指定席を変えたり、途中下車しないのを条件にして別の新幹線の指定席に乗り継ぐとしても、通しの小倉まで同額です。
天塩中川駅からとなりの佐久駅までの風景。秘境駅ばかり続く宗谷本線にとってこのような風景が見られるのはほんのわずか。
10月17日の道北エリア。まだ紅葉が見られます。
佐久駅は中川町の施設「佐久ふるさと伝承館」が駅舎を兼ねていますが、無人駅です。新しくできたかなと調べてみたら、1990(平成2)年建立。この地域で使われていた昔の日常品などが展示されているようです。
この駅も1日の平均利用者が3名前後なので、廃駅したいとJR北海道さんが中川町に打診があったそうです。2021(令和3)年からホームの管理も含めて中川町が負担。歌内駅は今年(令和4)年3月をもって廃止しますが、こちらは存続決定。いつまでも伝承館のままだとどなたも使いたがらないし、既存する建物を利用し、周辺住民のニーズが高そうな事業を取り入れるなど工夫すれば駅としての利用者が増えるかも。
「さく」の文字だけだと「咲く」を連想。
乗 車 券
佐 倉 → 佐 久
経由:総武・東京・新幹線・新函館・函館線・静狩・千歳線・函館線・宗谷
電報の代わりにこのきっぷで通知する方法に変えると面白いかも。
対語の「チル」と付く駅名がない代わりに同じく北海道の函館本線にある「落部(おとしべ)」。
また秘境の校風明媚な風景に戻り・・・
次は筬島駅。なかなか読めない駅名なんですけど、「おさしま」と読みます。
1月22日土曜日。本日の船は表玄関の底土港が時化てるため、「たちばな丸」「あおがしま丸」ともに反対側の八重根漁港から発着します。あおがしま丸は条件付きで出航します。6日ぶりに船が来ます。今回もおそらく、どっさりのお荷物になりそうです。