我が家に年休無休で遊びに来てくれるキジバトちゃま。「よく来てくれたね」とトウモロコシや小麦を撒き、しばらく様子を見ると、きれいに平らげ、お水を飲んで「ありがとうよ」と羽ばたくのがいつものパターンなのに、今日はお水を飲んでも、首を振りながら徘徊していました。「あれっ!?足りないの!?」と再び追加。「来年もまた遊びにおいでよ」と羽ばたくキジバトちゃまを見送りました。
すると・・・青ヶ島のお友達からお便りが届きました。 あれれ!?我が家で可愛がっているキジバトちゃまと同じですよ!!
時々庭へ遊びに来てくれるそうです。
古来「鳥も通わぬ」と揶揄されていた八丈島から、さらに南へ70キロ。
定期船の「還住丸」が上下激しく揺れる黒潮も横たわっている「絶海の孤島」だというのに、キジバトちゃまが暮らしています。
写真をよく見ると、首のところに青白の縞模様がついていないので、まだ子供のようです。
さっそく、両親にその写真を見せたところ・・・父が目を丸くしながら「えー、我が家で可愛がっているキジバトちゃまが青ヶ島に飛んで行ったんですか!?」「まさか、そんなはずはない、青ヶ島で生まれ育ったキジバトちゃまですよ」
(※ハトと言っても、方向感覚と飛翔能力がすごく1000キロ先に行って、帰巣本能もあるので、ちゃんと戻って来れるらしい)
人が暮らしている岡部地区は強い風が吹くこともありますが、断崖絶壁の谷間、池之沢なら暖かくて風も吹かないので、野鳥にとって楽園になっているかも。「この人なら可愛がってもらえる」と思っているのか、わざわざ人が暮らしている岡部地区に飛んで行っているみたい。
大皿にどーんと乗せる、青ヶ島ならでの御馳走。
島だから、鮮魚のお刺身も登場。
山口県の田舎で暮らしていた頃、お正月になると伯母が日本海で獲れたいろんな魚の刺身をはじめ、大海老とイカのフライ、北海道の函館名産の「いかめし」みたいにイカにたっぷりのモチ米を詰め、煮付けたもの、ちらし寿司など大皿で振る舞っていたのを思い出します。
2012年も残り数時間になってしまいました。今年もつたないブログをご愛読ありがとうございます。来年2013年もよろしくお願いします。