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なぜか、少しずつ高いところを走行。
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さっきから似たような風景ばかり続いていますが、このあたりは県境付近のため、広島県三好市内。両隣は島根県になっています。
伊賀和志(いかわし)駅。最初に入力した「いがわし」は一発で変換できず。(Windows日本語版の日本語入力システムは全国の鉄道駅でも一発で変換できるような辞書が付いています)
画像をよくみたら、「いかわし」になっていました。
伊賀の国といえば忍者の里。どうも
JR東海(三重県)のイメージがするのに、何で廣島に「伊賀」を冠する駅名があるのか謎。さっき、時刻表巻頭の路線図で確認してみると、関西本線に「伊賀上野」駅があって、伊賀鉄道も走っています。
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無人駅なので、階段横に集札箱。しかし、ワンマンカーが停車するたびに運転士さんが運賃箱のところで乗車券や運賃を回収しているので、集札箱はあっても無意味のような。
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次は宇都井駅。この駅に日本一があります。日本一秘境駅は小幌駅、こちらは日本一高いところの高架無人駅。
三江線は、「超」が付くほどの閑散路線なので、地上20メートルの駅ホームまでのエレベーターは付いておらず、ひたすら116段の階段で登らなければならない。
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開業は1975(昭和50)年8月31日。現在の利用客はゼロに近いですが・・・40年前だと、この駅が必要になるほど、利用者がいたに違いない??
116段の階段を登って、ホームにたどり着けませんが、逆に地下深いところまでエベレータはなく、階段で降りなければならない駅は、JR東日本の上越線・土合駅(群馬県みなかみ町)。なんと!!486段(地底70m)。
もし、自宅の近くにそのような駅があれば、1日1回は昇り降り!!ダイエットにもなれるし・・・(笑)
筒石駅(新潟県糸魚川市)も地下290段のホームがあります。北陸新幹線開通に伴い、経営をJR西日本からえちごトキめき鉄道に移管。筒石駅は簡易委託駅、乗車券発行機のPOS端末があっても青春18キップの生券(あらかじめ印刷された赤い18きっぷ)の発売や、補充券(あらかじめ印刷された紙の切符)も購入できたことから、全国から切符マニアが殺到。筒石駅発行の、全国他社線区間の変な駅から変な駅までリクエスト。例えば、「昭和 → 平成」とか。昭和駅は、神奈川県の鶴見線内。平成駅は、熊本県の豊肥本線。POSに経路を入力し、運賃を自動的に計算してくれるので、補充券に手書きで転記。筒石駅の寛容なサービスでした。しかし、今はJRの駅ではなくなっています。
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好奇心で宇都井駅に下車してしまうと、次の汽車はもうない。車内から駅の様子を観察するしか・・・。
たぶん、116段の階段入口兼用待合室なのかも知れない。
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模型のように見えますが・・・宇都井駅ホームから見下ろせる風景なんですっ!!
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伊賀和志駅からずっと鉄路は高架。
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しばらくすると、民家があちこち・・・。
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石見都賀駅停車。
この駅名を見て、なるほど。
「都賀」の本家は、千葉県の総武本線にあります。東千葉を出て、隣の駅。千葉モノレールに接続。
本家は千葉にあるので、こちらは島根県の旧国名、「石見(いわみ)」を冠して、都賀(つが)。
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本家の「都賀」駅は、千葉市若葉区の中心駅なので、みどりの窓口あり。モノレールも接続しているので、駅前は栄えているほうだけど、石見都賀駅前の風景です。ほっこりするような、のどかな田舎。
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次の駅は、石見松原(いわみまつばら)駅。まだまだ鉄路は高いところを走行。プロカメラマンの友人がまめに撮影してくれましたので、この先、まだまだ長~いです。