9月30日金曜日。台風18号があんなに接近しているのに、本日の船(八丈島~青ヶ島)はなんと条件付き出航が決定されました。東京からの「たちばな丸」も条件付きです。2隻とも、途中で引き返すことのなく目的地に入港できますように。
奥多摩の風はとのす荘はバリアフリーに対応しており、温泉も滑りにくい素材の床、湯船に手すりも付いています。
少数なら渓谷側の席になりますが、5~6名ですと大きなテーブルになるので、こちら側。
昨夜の夕食に続き、朝食バージョンまで用意して下さいました。
採れたて野菜のサラダ。
平成時代なら、いろんなドリンクが置かれてあり、セルフサービスだったんですけど、中国ウイルス対策のためすべてオーダー制に変わりました。
焼きたてのパン。真ん中に見える黒いパンは竹炭。原価高騰のため、おかわりは有料になるとのこと。
パンと一緒にいただくと美味しいです。しかし・・・ジローさんやふてにゃんは昭和の古い人間なので、オプションの御飯と味噌汁をオーダー。
朝食だけでも1時間かかり、あっという間にもう9時です。チェックアウトまで1時間ありますと友人に告げると、食後の運動として下の鳩ノ巣渓谷遊歩道を散策。
チェックアウト後は青梅駅へちょっと買い物。みどりの窓口が撤去されており、指定席券売機にリモートでオペレーターさんにつなぐ形式。ろう者でも問題無く使えるとわかり、ひとまずは安心。乗車変更や払戻しなどはもとになる切符を回収しなければならないんですが、指定席券売機のカメラ下にきっぷを入れる投函口のようなものがあるので、そこに入れているのを確認できていれば、乗車変更や払戻しに応じるシステム。それでリモートであっても対面販売と変わらずの対応が可能に。
しかし、混み具合により、長時間も待たされることもあるそうです。オペレータさんの数を増やし、待ち時間を少なくするように工夫はして欲しいと思います。
9月29日木曜日。台風18号が発生し、沖縄県の北大東島、南大東島に上陸し、伊豆諸島・小笠原に向かう予報が出ています。海上状況不良が見込まれるため、「くろしお丸」はしばらく東京待機することになりました。台風が去るまで当分の間、欠航となりそうです。
指定席は左側だけど、空席が目立つので、右側に移して海岸沿いの風景を堪能。そぅいえば、このあたりに高崎山があったっけな?と遠い昔の記憶を回想。国鉄色のボンネット485系特急が走っていた頃なので、かなり昔になります。
標識に「北九州122キロ」の文字が見えます。毎年、JR6社(北海道・東日本・東海・西日本・四国・九州)を利用するというポリシーを行使するため、ここからフェリーで四国入り。JR四国を経て帰京。
東別府駅通過~!!おや!駅舎も明治っぽい雰囲気が漂う。
調べてみたら、西大分駅と同じく明治44(1911)年建築。2002(平成14)年に取り壊しを検討されていたが、駅舎の保存を望まれる方が多く、2003(平成15)年に別府市の有形文化財に指定されました。原型を留めながら復原工事が行われ、現在に至っているとのこと。2022(令和4)年3月ダイヤ改正からPOS端末を撤去し、駅員が配備されない無人駅だった時期もあり、わずか2ヶ月後の5月から有人駅に復活。JR退職者団体「別府鉄道OB友の会」に駅業務を委託する「簡易委託駅」になりました。きっぷの販売形式は不明。
おそらく国鉄時代からそのままの駅名票?ずっと昔に見たような記憶が・・・。
博多から大分方面のショートカット路線の特急。1日に2便しかありませんが、おつかれさま。
9月28日水曜日。昨日の1時間繰り上げ出航した条件付きは無事に入港。本日は台風17号の影響により、欠航となりました。全国で中国患者報告方法の見直しが行われました。軽微な症状の方は医療関係者の入力負担軽減のため、わざわざホームページなどで報告しなくてよいことなっています。青ヶ島村もその方針に従い、今後、もしも、軽微な中国罹患者が出たとしても更新は行われないことになりました。記録のある9人でストップし、これ以上中国罹患者が出なければと思っています。
奥多摩周遊道路を出ると、都民の水瓶となっている人造湖の「奥多摩湖」。昨年の夏、檜原方面に向かう途中立ち寄った場所なので、今回は寄らず。
奥多摩駅前通過。鉄道に興味があるのは私1人だけなので、立ち寄っても面白くないかも。もし、奥多摩駅で全国の乗車券も発売していれば、POS端末で今度の旅行に使う切符を買うつもりだったけど、現在は撤去されている。切符の券面に「奥多摩駅401発行」が欲しいんですけど。
「多摩」の文字が入っているJRの駅名は他に、南武線の南多摩駅。「多摩」と名乗っているので、多摩市にある駅かと思ったら、稲城市内にあります。ずっと昔は「みどりの窓口」があるとは覚えているんですけど、今は、今は撤去されていて無いです。
自宅のパソコンやスマホが「みどりの窓口」代わりに指定席の予約もでき、座席シートマップで好きな座席も選べるので、「みどりの窓口」を撤去する動きがあるんですけど、デジタル・デバイド(情報格差)のこともよく考えて欲しい。パソコンやスマホを持っていない人だとどうやって指定席の予約が取れるか。
今夜の宿は鳩ノ巣駅近くの「奥多摩の風はとのす荘」。鳩ノ巣駅もかつては有人駅でPOS端末設置駅だったのに、現在は無人化されています。
やむを得ず、青梅線の中心駅、青梅駅となったわけですが、ここでも「みどりの窓口」撤去。代わりにバリアフリー対応の「話せる券売機」。初めて使ってみて、はがきサイズのメモに細かく丁寧にリクエストを伝えたこともあり、問題無く発券できました。オペレータさんが音声の代わりにキーボードで入力された文字で表示され、返事はジェスチャーでももう十分。
すっかり話はそらしてしまいましたが、平成最後の頃は何度も泊まりに行き、令和になって最初だというのに、スタッフの方々たちが私のことをよく覚えてくれて・・・
さりげなく、コミュニケーションができるようにと筆談ボードと、料理の内容を説明するのに卓上カレンダーの裏面が白紙になっていることを着眼し、あらかじめ書き込み。そういったサービスも平成時代にもありましたが、その都度その場でスタッフが文字を書いていたので、料理を口にするまで待たせるのはいけないかなとあらかじめ用意してくれたそうです。
イタリアン料理の前菜。
箸でいただく、パスタ。ソースも濃厚ですごく美味しかった。
その後もいろいろ運ばれてきましたが、友人も喜んで全部平らげる様子を見て、ここにしてよかったと。日頃の喧噪さを忘れさせるために、たまにここに訪ねて泊まるのも良さそう。千葉から3時間の別荘だと思って。
はとのす荘なので、ハトも飾っています。我が家でも毎日のようにキジバトちゃまが遊びに来てくれます。キジバトちゃまとはもう本当に長いお付き合い、「奥多摩の鳩ノ巣という場所に素敵な宿ができているので一度は遊びに行っては」と教えられたような気がします。
ここの宿ではすべてお部屋は南向きの渓谷なので、どの部屋からでもご覧のような風景を楽しめます。
9月27日火曜日。台風17号は現在、小笠原近海。そのまま日本列島に北上することはなく東へそらす予報が出ています。その影響により、本日の青ヶ島行きの船は通常より1時間早めての条件付き出航と決定されました。東京からの接続は不可。
定刻とおり、大分駅に到着。JR九州発足して間もなくの大分駅はまだ国鉄っぽい雰囲気が漂う駅舎だったのですが、2014(平成26)年頃から大規模なリニューアル工事が行われ、今の時代にふさわしい近代化された駅舎に生まれ変わりました。
ここで4分間の停車です。日田からの運転士さんはここで交代。ここは日豊本線、久大本線、豊肥本線の3路線が入るので、となりは3つの駅名が入っています。牧は日豊本線、滝尾は豊肥本線、古国府は久大本線。
大分県の県庁所在地なので、車窓から見える景色は都会。
大分駅を発って1つめの西大分駅通過。JR貨物の拠点なのか、貨物列車が見えます。
なんと!!これが駅舎なんですかっ!?大分からわずか2.5キロなのに、100年以上昔にタイムスリップしたかような感覚。
調べてみたら、111年前の明治44(1911)年7月建築。 出所は こちら 。
九州という土地柄なのか、明治時代に建てられた駅舎を取り壊さず、現代も大切に引き継がれているようです。特に肥薩線の嘉例川駅とか、明治時代に建てられた駅舎がたくさんあります。
2022(令和4)年9月27日現在、国内最高齢は1907(明治40)年生まれの115歳です。明治は45(1912)年まで続いているので、110歳以上の人口は全国でどのくらいなのかもう少し詳しく調べないとわかりませんが、何人かいらっしゃるはずだと思います。
9月26日月曜日。本日の船は条件付かず就航が決定されました。最後に船が来たのは9月13日なので、13日ぶりになります。ゆうパックのチルド(冷蔵)は八丈島三根郵便局の裁量により、品名を確認して、これは急がないと!とヘリコプターに積んでもらえる可能性もあります。荷台の容量により、すべての「チルド」を載せるわけではないので、いちかばちか・・・です。載せてくれたら、ラッキーという感じです。クロネコヤマトさんはすべて船で運ばれてきますので、今日は13日たまった分がどっさり届く可能性があります。島の人達は大忙しかも。青ヶ島村でも光ファーバーなので、日常雑貨とか生活に必要なものはクロネコヤマトさんが運んでくれる送料無料アマゾンでポチッ、ポチッ・・・・となるので、個別包装などで段ボールがすごく嵩んでいきそう。実際、まとめて注文したのに、埼玉や小田原、市川から別々に運ばれてきて箱も多量ってこともありました。
いつ頃でしたかな・・・・?
この日は北海道を襲った集中豪雨のため、小幌駅にたどり着くことはできぬ。しかも、JR北海道とは無縁なJR東海のマルスをたたいた駅員さんのミスにより、北海道の余市駅で経由相違を指摘され、正しい経由に発行替え。
そういうこともあったので、経由欄を書くときは 抽象的に 経由:東北・高崎線・上越・・・よりも、
東京 (東北線) 大宮
大宮 (高崎線) 高崎
高崎 (上越線) 宮内
宮内 (信越線) 新津
新津 (羽越線) 秋田 ・・・・の書き方をすると、マルス端末が自動的に接続駅一覧が出てくるので、そのほうがわかりやすいかも。
このリベンジとして・・・・
初めて小幌駅に降り立ったのは、2014(平成26)年9月25日でした。つまり、8年前になるんですかねぇ・・・。その後、小幌駅に2回目も来訪。札幌から函館行きの特急「北斗」に何度か乗ったときに洞爺を出ると、まもなく小幌駅だと意識しながら車窓を確認するとか。通過タイムはわずか2秒なので、一般の方はなかなか気づくことはできません。
東京都区内から様似行きの乗車券となっていますが、翌年の2015(平成27)年1月8日、低気圧通過に伴い、広域にわたる海岸沿いの線路が高波による流失。汽車による運行は苫小牧からお父さん犬(白い北海道犬)の故郷、鵡川(むかわ)までの30.5キロ。鵡川から先、様似までの116キロはJR北海道の代行バスが細々と運行はしていました。しかし、JR北海道単独では復活や経営は困難とし、2021(令和3)年4月1日をもちまして、鵡川から様似間は廃止。本線と名乗っているのに、わずか30.5キロの日本一短い本線となりました。
116キロもの路線が廃止されたあとの地域の足を確保するため、道南バスおよびJR北海道バスの2社が共同の「日高地域広域公共バス」に引き継がれました。
小幌駅に関して、久々に話題が出ました。 こちら です。(「こちら」にクリックすると、記事が別ウインドウで見られます)
初めて小幌駅に降り立った日は、9月25日。たまたま、この日が1943(昭和18)年9月25日開業。なんと奇遇。
むかいのはる、と書いて「向之原」駅停車。POS端末らしきものが見えます。マルスは指定席、乗車券、企画券など何でも出せるオンライン、POSは全国の営業キロなどを収録し、オフラインの乗車券のみ。ただし、JR九州ではPOS端末に最寄駅のマルスに接続する回線を取り付け、指定席の発行もできるようになっています。指定席の券面に「中継」と印字。
九州や沖縄では「原」を「はる」または「ばる」と読むところが多いようです。子どもの頃、1番最初に覚えた駅は今は北九州市戸畑区の九州工大前駅に改名する前に「新中原」のしんなかばる。学校で「原」は「はら」または「げん」と習ったのに、なんで駅名は「ばる」となっているのかと。
豊後国分駅通過。「国分(こくぶ)」という駅名はここだけではなく、四国の高松駅に向かう途中に「国分」駅があります。あっ、思い出した、鹿児島県の日豊本線でもありました。
日豊本線の国分駅なので、(豊)国分と印字。香川県のは「(讃)国分」。東京都でも「国分寺」駅もあります。国分寺と立川の真ん中にある国立は両方の頭文字から取ったもの。
2016(平成28)年の12月、国分駅から特急の自由席で鹿児島中央。今年は2022なので、もう6年前か・・・。日南線(南宮崎~志布志)、指宿枕崎線(鹿児島中央~枕崎)がまだ乗っていない区間なので、それを片付けにここにやってきた思い出が。
南大分駅通過。
やがて線路は高架に入り、市街地の風景に変ります。
まもなく大分駅でーす。
9月24日土曜日。本日の船(八丈島~青ヶ島)は海上状況不良のため欠航となりました。台風15号は中心気圧が1000ヘクトパスカルだからと言っても、23日から降り続いた雨により、富士川の水位が規制値や土壌雨量指数が規制値に達したため、東海道新幹線が昨夜から運休。規制値を下回り、安全の確認が取れ次第運転再開となります、とのこと。9月23日は西九州新幹線(長崎~武雄温泉)が一部開業し、大変賑わったというのに、東海道新幹線は雨量指数規制値超えのため運休。
まだまだ夏真っ盛りの檜原街道。9月11日は日曜日のせいか、ツーリングのお客さんが多いです。檜原村の果て、「数馬」まで来れば古民家「山城」さん。延元元年(西暦1336年)に建てられた、有形文化財となっています。ここでも檜原村の食材がふんだんに使われている懐石料理が出され、ホスピタリティがものすごくいいところですが、和室の畳しかありません。高齢者にとって「畳」は寝起きがちょっと大変です。
奥多摩周遊道路を運転中、ずっと昔のことを回想。2006(平成18)年頃、奥多摩から檜原に向かう途中、転倒したバイクと接触事故を起こすところを幽霊さんに助けられたこと。夏の山の天気は土砂降りなのに、急に晴れるとかかなり急変しやすい。周遊道路は路線バスも走っておらず、道ばたに人間がいるとは到底考えられないところ。なんでそんなところに人が!?路線バスが出ているふもとまで送ってあげたほうがいいかも?とお節介の老婆心が出てブレーキペタルを踏み込み。しかし、その人は「乗せて欲しい」とかのリアクションも全くありません。なら、大丈夫ですかねぇ?とアクセルペタルに切り替え、加速しようとしたら、急カーブの対向車線からスリップして転倒したバイクが目に飛び込み、急ブレーキ。(気ぃぃつけろーーーー!バカーっ!!)と心の中でそう思いながら運転しているうちに、さっき、人を見かけたからちょっとブレーキを踏んだので、タイミングよく転倒したバイクと接触しなくて済んだと気づき、助手席のジローさんに「さっき、道ばたに人が立っていたのね?」と思わず確認。「そんな人はいなかった」と。もしかしたら、普通の人間の姿をした幽霊かも!?と確信。
もうひとつ、不思議な体験をしたのは2017(平成29)年、北海道の新得駅。アジア最東端の駅、根室(本当の最東端は東根室)から東京都区内ゆきのきっぷで鉄道旅。根室から釧路まで普通列車、釧路で駅弁と9%のストロングチューハイ缶を2本購入。帯広を過ぎたあたりに2本目。「次は新得」の案内表示が出て、缶を持ち歩くのはみっともないから一気飲みして、空き缶をゴミ箱に片付け。特急の乗り心地がよくて、ウトウト・・・アルコールが体内にまわり、そのまま爆睡。特急は降りる予定の新得駅停車。釧路支社から札幌本社に引き継ぎするので停車時間はちょっと長め。突然、(あなたはここに降りるんでしょ?)と言っているかように、トントンと肩を叩かれる感覚がして目覚める。「しんとく」の駅名票が目に飛び込み、(あっ、ここで降りる!!)と火事場のバカ力を発揮し、座席上の網棚の収納していたスーツケースを取り出し、猛ダッシュで下車。となりの席にデジカメを置き忘れたまま・・・・。このようなこともあったので、旅行で移動中のお酒は一切飲まないことにしました。どうしても困ったときは助けてもらえるからと心の中で考えていれば、絶対に来ない。
この場所がお気に入りになったのは、東京に憧れ、都心のサラリーマンになったのはよかったものの、都会の喧噪さから離れるため何度か奥多摩へ。なーにもない田舎のほうが心が洗われていくことがわかり、定期的に奥多摩エリアに来ていました。今は千葉の田舎暮らしなので、このエリアに来るのは年に1回か2回かな。
9月23日、青ヶ島行きのくろしお丸は条件付きで出航しましたが、途中で引き返してしまいました。9時30分出航、14時50分戻り。昨日、チェックしたときはほぼ間違いなく出航はせず、欠航と予想はしていたのに今朝条件付きで出ると知り、びっくりしたくらいですから・・・。明日も、1002ヘクトパスカルの15号が関東に接近しているので、おそらくは無理かも。(1002の数字は温帯低気圧のレベルですが、風速が17メートル毎秒であれば、呼称は台風のままです)東日本では大雨の可能性も出ていますので、十分ご留意ください。
9月23日。西九州新幹線(武雄温泉~長崎)開業です。長崎県出身の若い女性が博多駅出札窓口、車掌、在来線の運転士の経験を積み、新幹線の運転士に憧れるようになり、3年前の2019年に九州新幹線鹿児島ルートの運転士に。今年の4月、長崎支社に異動し、開業日の長崎発の一番列車を担当することになったとあちこちニュースに出ていました。
さて、本日のくろしお丸(八丈~青ヶ島間)なんですけど、台風15号の影響で厳しいかなと思っていましたが、なんと条件付きで出航が決定されました。