JR東海は3月30日、カード型IC乗車券が導入されていない飯田線の愛知県内の2駅で、計20人の乗客がIC乗車券での運賃支払いを申し出たため、ワンマン列車の運転士が精算作業に手間取り、列車が計約1時間半遅れたと発表した。
2駅は花見など観光客の利用が多く、IC乗車券が導入されている地域から、対象外と知らずに列車を乗り継いで訪れたとみられる。
JRによると、同日午後0時25分ごろ、豊橋発本長篠行きの普通列車が東新町駅(愛知県新城市)で停車した際、4人がIC乗車券での支払いを申し出た。
同駅では精算を車内でする必要があり、現金で支払ってもらわないといけないため、運転士は、乗車駅や経由地を聞いて運賃計算する作業に追われ、数十分遅れて同駅を出発した。
無人駅で、同様に車内での精算が必要な次の茶臼山駅(同市)でも16人から申し出があり、さらに遅れた。
飯田線では豊橋―豊川間だけがIC乗車券を利用できる。現場付近は単線区間のため、この列車が遅れた影響で、ほか上下線計2本も50~85分遅れ、約230人に影響が出た。
[ 2013年3月30日 22:09 ]
飯田線は秘境を抱える路線なので、都会のようなICカードが使えないのは常識範囲内。これを実行した集団はJR東海さんへの嫌がらせ!?
下関駅は切符の裏面が白色で隣接する門司や小倉駅の自動改札機が使えない不便さを解消するため、JR九州仕様の改札機を下関駅に設置。下関でも、もちろんJR北海道のkitacaや首都圏私鉄各社のpasmoでもタッチすれば通れます。宇賀本郷とか、特牛(こっとい)など山陰本線沿いの何もない田舎の無人駅に降りるのを知りながらICカードタッチ。ワンマンカーの運ちゃんに「ICカードで清算したいんだけど~」と申し出るなんて、その人は確信犯。相手はお客様なので、運ちゃんが「アンタ、アホちゃうか!?ここは田舎やから使えへんとわかっちょるやろうかっ!?」(山口弁)と怒りたくなるのを抑えつつ、ICカードの記録を正常化にする証明書発行(※)と、乗車駅から下車駅まで全額現金で清算など手間取ってしまいます。
ICカードは入場と出場の記録がなければ、次回の使用は不可。何かの理由で出場した記録がないときは車掌さんや運転士さんから証明書をもらいます。次回利用する前に窓口でICカードに前回の出場処理をかけてもらうことになります。
下関駅改札機でICカードをタッチすると九州初乗り運賃(門司まで220円)差引。山陰・山陽本線各駅は西日本なので九州として差し引かれた220円に不足額を加算するわけではないので、後日、下関のみどりの窓口でICカードに戻しという形になるかな??