神津島の中でお気に入りの海水浴場。
白い砂浜が１キロも続く前浜は神津島のなかでメインになっていますが、シャワーや更衣所がなく、ちょっと不便。
ここ多幸湾海水浴場はシャワー、トイレ、更衣室があります。
１３年前に来たときは、ここなら子連れに適しているな～と思っていたことが現実になってしまいました。
写真は写っていませんが、三浦漁港待合所の奥に東京の名湧水57選にも選ばれている「多幸名湧水」があります。
もちろん、そのまま飲んでもミネラルウォーター並みに美味しいです。
１歳児だというのに、海に興味津々。水にすごく慣れていますね～。
高速船の左側に島影が見え、「式根島にしては、細長いな？新島？」と思ったら、なんと、終点神津島でした。
時計を見ると、１０時４０分。まもなく神津島に到着する頃。
夏季のみ、東京～大島・利島・神津島と、東京～新島・式根島の２隻に分かれて就航中。
新島と式根島を通過する高速船なので、新島を神津島と見間違えてしまいました。
１０時５５分、前浜に到着～！
「前浜近くのよっちゃれーセンターで昼食をする予定ですので、１２時過ぎに迎えに来ていただけますか」とメールで連絡すると、「神津島は港が２つあり、前浜に到着していれば、予定通り１２時過ぎに迎えに参ります。反対側の多幸湾三浦漁港に到着してしまった場合は、宿からはすごく遠いですので、迎えに参ります。宿に入っていただき、レンタカー屋さんが迎えに来てもらい、それから食事に行かれるのをおすすめします」とお返事がありました。
１０年以上昔は電話しかないのに、インターネット時代になってからはとても便利になってきました。
よっしゃれーセンターは村営なので、食事はランチタイムのみ提供。
それぞれ違うものをオーダーし、分け合ったほうがそれぞれの料理を味わうことができます。
これは、海の幸がたっぷり入っている「海鮮カレー」。
海鮮漬け丼定食。
神津島に来たのなら、刺身定食は欠かせません。
甘口のお子様海鮮カレーもあったので、これもオーダー。
１歳だというのに、「おいしい～！」と、（おなかがいっぱい。食事は終わり～）を意味する「おわり～」の２つの手話を覚えたらしく、小さな手で表現をしてくれました～！！
最近５年の島旅記録。２００７年、青ヶ島。２００８年、御蔵島。２００９年、伊豆大島と父島と母島、２０１０年、青ヶ島。
今年は同行する友人に小さなお子様がいらっしゃるので、手軽に行けて、海で遊んでも安全なところ。
伊豆諸島の中でこの条件にあてはまるのは、やはり、神津島。
私にとって神津島は１３年ぶり。青ヶ島や小笠原ばかりかたより気味なので、今回はしばらく行っていない島をセレクトしてしまいました。
７月３１日の午前３時５８分。大きな揺れにビックリして目が覚めてしまいました。
テレビをつけてみると震源地は福島県の浜通りで震度５。
公共交通機関の状況を確認してみると、「平常通りです」とのことでした。
５時４５分出発、アクアライン入口付近の駐車場でクルマを止め、アクアライン高速バスで東京へ。
竹芝桟橋に着いたのは７時２０分過ぎ。早朝時間帯の高速バスは時間通りではなく、予定より早めに着くのは知っていましたが、自宅から竹芝までほぼ１時間半でした。
フィリピンの東側で発生した熱帯低気圧が台風９号に昇格してしまい、神津島に旅している間は影響を受けるのではないかと心配していましたが、伊豆大島にお住まいの気象予報士が天気地図を読み取り、伊豆大島発着の高速船と大型船、飛行機が就航するかどうかの予想するサイトで調べてみると、「台風９号は中国大陸にそらす公算が大きくなり、しばらくの間、全便欠航する可能性はない」とのことなので、神津島は大丈夫のようです。
ここは利島（としま）。
尖がった島なので、遠くから見ると「とんがりコーン」のような形になっています。
ここでも、東京都利島村。青ヶ島村に次いで２番目の秘境。
青ヶ島と同じく、手つかずの自然がたくさん残っていますが、観光スポットは少ない。
ここは２０００年、探訪済み。何もない秘境なので、１人旅に向いているようです。
ここで降りて行かれたお客さんは６～７人くらいでした。
利島を出た頃は、天気があまりすっきりしていませんのに、神津島に近づくつれに夏らしい青空に変わってしまいました。
おのっちは晴男と言われているとおり、たとえ、天気予報が「雨」だという予想でも晴れになってしまうほどの不思議な力の持ち主。
１０時５０分、神津島到着～！！
着いたばかりの船は１１時１０分発の熱海行きになります。
１２時４５分に着いて、その３０分後に神津島行き。
１４時５０分に到着して、１５時５分に東京行き。
その日だけで、東京～神津島～熱海～神津島～東京といったような過酷な運行スケジュールをこなしています。
