四季優彩 Annex

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職人 川相が現役引退

2006年10月16日 23時42分13秒 | スポーツ

巨人、中日で活躍した犠打の世界記録保持者の川相が今季限りで引退を表明して、ナゴヤドームで引退試合を行いました。先発出場した川相は第一打席でヒット、第二打席では通算533個目の送りバントを決めました。

川相という選手は華々しい活躍をした選手ではありませんが、華麗で堅実な守備と粘り強いバッティングが持ち味で、全盛期は巨人の不動の2番打者として活躍しました。目立つ存在ではありませんが玄人好みの選手で必要不可欠な存在でした。

3年前に一度、現役引退を表明して、原監督の下で巨人のコーチになることになっていましたが、原監督の突然の解任で引退を撤回して、落合監督の誘いで中日へ移籍しました。中日では出場機会こそ多くはありませんでしたが、チームに与えた影響は大きかったようです。

私も川相という選手が大好きで、巨人から事実上の戦力外通告を受けて、コーチになると知ったときには、まだやれると思っていましたから、引退を撤回して中日への移籍が決まったときは、本当に良かったと思いました。また、川相のように貴重な選手を戦力外にする巨人に憤りを感じました。

82年に岡山南高校からドラフト4位で巨人に入団したときには投手でしたが、内野手に転向して守備で頭角を現し、やがてレギュラーの座を掴みました。体格的にも決して大きくない川相は、プロで生き残る為にバントなどの技を磨き、チームプレーに撤することで、レギュラーの座を獲得できたのです。川相と言えば送りバントというイメージが強いのですが、打たせても勝負強い選手でした。

現役生活は24年で年齢的にも42歳ですし、これだけやれば本人としても悔いはないでしょう。3年前とは違って自ら納得しての引退となるでしょう。

川相選手本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう!

コメント (2)
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