野球日本代表が台湾を10-2で破り、たった1つの北京五輪へのキップを勝ち取りました。
10-2というスコアだけ見れば楽勝に見えますが、7回までは厳しい試合でした。日本は1回に新井のタイムリーで先制した後は台湾の先発投手のヤンから追加点を奪えず重苦しい展開となり、6回にはダルビッシュが4番のチェンにまさかの逆点ホームランを浴び逆転を許しました。しかし、続く7回にサブローの意表を付くスクイズで同点に追いつくと連打で一挙6点を奪い勝利を決定付けました。
台湾も善戦しましたが、経験の差が出たゲームでした。気迫でも日本の選手達は負けていませんでしたし、アジアNo.1の面目を保ちました。
韓国戦と同様に台湾も侮れない相手でしたが、日本の選手達は本当に素晴らしかったです。日本シリーズのように7戦あって4戦先勝というルールでしたら、韓国にも台湾にも負けないと思いますが、一発勝負ですから展開次第では負ける可能性も十分にありましたし、勝って当たり前というプレッシャーもあったと思います。
決してベストメンバーではありませんでしたが、流石に各球団の主力選手達が集まっています。本当に凄かったです。日本野球の層の厚さと底力を見せてもらった大会でした。

