四季優彩 Annex

身近な自然を中心とした写真ブログです!

歴史は繰り返す

2008年09月17日 23時54分10秒 | ニュース

サブプライムローンに端を発したアメリカの金融不安は、とうとう大手証券会社のリーマン・ブラザーズを破綻へと導きました。これにより、アメリカ政府は経営不安に陥っている大手保険会社AIGに日本円で9兆円に上る公的資金の注入を決め、AIGを政府の管理下に置きました。今まで企業への公的資金の注入に消極的だったアメリカ政府も、更なる経済不安を招きかねないAIGの破綻を防ぐた為に、やっと重い腰を上げました。

この一連の展開を見ていると、十数年前の日本の状況に本当にそっくりになってきました。日本でも山一證券の廃業や北海道拓殖銀行の破綻など、信じられないことが沢山起こりました。

実体の経済成長と言うのは本当の経済成長ではなく、その反動と言うのは必ず来るものなのに、同じ過ちを世界一の経済大国が起こしてしまうのですから・・・。日本のバブルの崩壊を対岸の火事としてしか見ていなかったのでしょうか?

幸い日本の金融機関はバブルで痛い目に遭っているだけ、サブプライムローンでの損失は欧米の金融機関より少なくて済んでいますが、アメリカがこんな状態になってしまいますと、流石に世界経済への影響は大きいです。当然、日本経済も影響を受けますから、これから先が心配です。

コメント (2)
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