今朝は東京も冷え込みました。
都心では氷点下までは下がりませんでしたが
板橋区では氷点下0.7度まで下がりました。
そんな訳で冬の寒い朝にしか見られない現象を
見に赤塚植物園へ行ってきました。
植物園にはシモバシラと言う植物があり、
その植物の枯れた茎に氷柱が出来るのです。
シモバシラはシソ科の多年草で地上の茎や葉は
枯れてしまいますが、根がそのまま残り、その根が
吸い上げた水分が氷点下まで下がると枯れた茎の
割れ目から氷柱が出来るのです。
昨日、植物園の方に聞いたところ、今年も何度か出て
いるのを見たとのことでしたので、開園の朝9時に
行ってみました。
早速、シモバシラのあるところへ行ってみると
まだ小さいながら氷柱が出来ていました。
もっと冷え込めば立派な氷柱ができるのですが・・・。
先週見た白い椿もきれいに咲いています。
モミジの葉も少し残っています。
こちらはマンリョウ(万両)です。
小さな赤い実が鮮やかできれいです。
葉の緑と見の赤の組み合わせが、季節がら
クリスマスを連想させます。
南天の実も負けていません。
こちらは真っ赤ではなく朱色に近い赤です。
スイセンの花も咲き始めました。
近づいて写真を撮っていますと
いい香りがします。