昨日、所用で出かけた際に訪問先の近くにある新選組局長の
近藤勇の墓所へ行ってきました。
場所はJR板橋駅の東口のすぐ前にあります。
近藤勇は明治維新後、流山で潜伏中に新政府軍に捉えられ
墓所の近くにある刑場で斬首されました。
ここに遺体が埋葬されているわけではありませんが、新選組の
二番隊組長を務めた永倉新八が中心になり旧幕府典医松本順(良順)
の協力を得て明治9年に建てられました。
近藤勇の他、副長の土方歳三や命を落とした隊士の供養の目的で
建てられたそうで、敷地内には永倉新八の墓碑もあります。
永倉新八は近藤、土方、沖田などと比べると地味な存在ですが、
新選組の中でもトップクラスの剣豪でした。
明治維新を生き残り大正時代まで生きた新選組の生き証人です。
江戸へ迫る新政府群を迎え撃った甲州勝沼の戦いで敗走した後、
意見の違いから近藤の下を去りましたが、明治維新後に近藤を
弔うために奔走したエピソードから永倉の人柄を垣間見ることが
出来ます。
永倉は・・・おっと、話が長くなるので今回はここら辺で。。。
永倉新八の事を知りたい方は池波正太郎の「幕末新選組」を
読んで下さい。
近藤と永倉の墓碑に手を合わせたあとは一駅歩いて池袋まで
行きました。
途中、山手線の上を渡る高架橋の上からスカイツリーが見えました。
こちらはサンシャシン60です。
今は沢山の高層ビルがありますが、私が子供のころは日本一の
高層ビルでした。
真下から見ると高いです。
その後、春日駅の上にある文京シビックセンター(文京区役所)の
展望台に上り、夕景を見ました。
富士山と新宿のビル群です。
ここは無料で上れる展望台で東京の街並みを見ることができる穴場
スポットです。
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