昨日(2日)から1泊2日で家族で箱根へ行ってきました。
三連休の初日と言うことで東名が大渋滞で箱根まで4時間近く掛かりました。
箱根湯本からは旧街道を通り、芦ノ湖方面へ・・・。
道の狭い旧街道は車も少なく渋滞もありません。
旧街道の峠道を登りきったところにある甘酒茶屋に寄りました。
江戸時代初期創業の以来、変わらぬ製法で作られた甘酒は濃厚な味です。
うるち米ともち米のみで作られているそうです。
ブドウ糖やオリゴ糖、ビタミン、アミノ酸を含む甘酒は徒歩で峠を越えてきた江戸時代の旅人にとっては疲れを癒す栄養ドリンクだったのでしょうね。
更に旧街道を進むと道路の右側に池があります。
お玉ヶ池です。
池の後ろにある二子山の木々が色づき始めています。
きれいな場所ですが、お玉ヶ池には悲しい伝説があります。
江戸時代にお玉と言う少女がいて、伊豆の実家から江戸へ奉公に行きましたが、奉公先での酷い仕打ちに耐えられず、関所(箱根)破りをして伊豆の実家へ逃げようとしたところ、役人に見つかり捕まってしまいました。
江戸時代、関所破りは重罪でお玉も処刑されてしまい、そのお玉の首を洗ったのがお玉ヶ池だと言われているそうです。